2022/4/24中央競馬回顧+今週の出来事

東京3R 3歳未勝利(芝1400m)勝ち馬マンドローネ牝3 (ルーラーシップ)

後方からレースを運んだマンドローネが直線強烈な差し脚で前を飲み込み、2着ニューレトロに2 1/2馬身差を付ける快勝。2戦目で初勝利を挙げた。

前走は12月の中山芝1600mデビューし5着と敗れた同馬だが、休みを挟んだ東京開催では一変して強烈な差し脚を使っての差し切り。強い内容だった。

比較的前のこりが目立った土日の東京開催であったが、その中で価値ある差し切り勝ちだった。次走以降注目したい一頭。

 

東京10R 鎌倉S(4歳以上3勝クラス)(ダ1400m)勝ち馬レモンポップ牝3 (父Lemon Drop Kid)

前走の2勝クラスでも取り上げたレモンポップが2番手追走から上がり最速の脚を繰り出し6馬身差を付ける圧勝。2勝クラスからの連勝で通算成績を6戦4勝とした。

復帰してからまだ戻り切っていない感じがあった同馬ですが、やっと元の強さに戻れたといった感じのパフォーマンス。ダート1400m路線の新生現るといっても過言ではないと思います。

2歳時には1600mのレースでも勝利を上げており、距離を1ハロンの馬しても問題ないとは思うのでこれからのマイル路線で楽しみな一頭です。能力は優に重賞級だと思います。

 

東京11R フローラS(G2)(芝2000m)勝ち馬エリカヴィータ牝3 (父キングカメハメハ)

好位インから運んだエリカヴィータが大逃げで飛ばしたパーソナルハイをゴール前で捉え切り勝利。3戦目での重賞制覇とし、通算成績を3戦2勝とした。

昨年10月にデビュー戦を勝ち、前走はフェアリーSに出走。参考外の不利もあり10着と大敗を喫したが、1勝クラスを使うことなく早い段階で同レース出走を表明し、結果を出した国枝調教師も見事。

デビュー戦、2戦目と1600mを使いここは距離が延びる形にはなったが、好内容でさらに距離がのびてよさそう。

 

2着パーソナリハイはシンシアウィッシュに競られかなり苦労させられたようにみえたが、ペースを見る限りはそれほど暴走逃げという感じではなかったので結果的にはこの形、ペースは問題なかったという所。馬場も味方につけたが、桜花賞6着という実力もしっかりと証明して見せた。

 

3着以降だと、4着のマイシンフォニーはフィリーズレビュー4着からの参戦。

序盤はかなり折り合いを欠いており、直線も詰まってはいたが最後は離されたのでガス欠したといった所か。

結果的にはなぜ1400mを使ったのかというのがすべてで、レース選択にも馬場にも泣かされている印象。立て直して秋に期待したいです。

5着ルージュエヴァイユは前走でも取り上げましたが、イメージ通りの負け方でした。

ただ、個人的には騎乗ミスだと感じました。ポジションを取れないといわれればそれまでですが、あの位置からさせる馬はいないと思います。

オークスは賞金さえ足りればかなり面白い存在になると思います。

 

後は15着に沈んだルージュスティリア。コメントを見る限りだと距離が長かったり、体のバランスがうまく取れなかったりと、うまくかみ合わなかったというコメント。

能力は確かだと思うのでしっかり立て直してほしい所です。

 

 

阪神4R 3歳未勝利(牝)(芝1600m)勝ち馬コスタボニータ牝3 (父イスラボニータ)

好位3.4番手から運んだコスタボニータが押し切って4戦目で初勝利を挙げた。

デビュー2戦は後方から猛然と追い込んで2着。前走はドスローの後方を追走し5着と惜しい競馬が続いたが、前走の反省を生かしてか好位追走でレースを運ぶと直線もしぶとく脚を使い最後まで押し切った。

脚質に幅が出たので非常に楽しみが広がった一頭。イスラボニータ産駒ではプルパレイが活躍馬として上がりますが、本馬もいずれは重賞に出走するレベルの馬になってほしい所。

 

 

 

今週の出来事

桜花賞を18着と大敗したラブリイユアアイズ(牝3)が喉頭片まひが判明。当面は休養

大阪杯で9着に敗れたエフフォーリア(牡4)は予定通り宝塚記念

G1 プリークネスS、トラヴァーズS2着、サウジカップ3着等の実績があるミッドナイトバーボン(牡4)が亡くなる

阪神牝馬Sを取り消した21年 秋華賞馬アカイトリノムスメ(牝4)が右第三趾骨骨折

22年ドバイシーマクラシックを制したシャフリヤール(牡4)はプリンスオブウェールズSを目標

20年朝日杯FS勝ち馬グレナディアガーズ(牡4)はプラチナジュビリー(旧ダイヤモンドジュビリー)を目標

21年菊花賞3着馬ディヴァインラヴ(牝4)が引退→繫殖入り

19年毎日杯勝ち馬ランスオブプラーナ(牡6)が中央登録抹消→地方へ移籍

18年青葉賞勝ち馬ゴーフォザサミット(牡7)が引退→乗馬入り

西谷凜騎手は負担重量に関する注意義務を怠ったことで採決委員会からの確定があるまで騎乗停止

ドバイWC3着のチュウワウィザード(牡7)は帝王賞

英1000ギニー有力の21年フィリーズマイル勝ち馬インスパイラル(牝3)が1000ギニーを回避

ゴールデンシックスティ(セ6)が安田記念参戦を示唆

 

 

 

アップルブロッサムH(G1)米4歳以上牝馬ダ1700m    
勝ち馬レトルスカ(Letruska)(牝6)    
映像 https://youtu.be/Kc3HU_OdMLU
昨年の最優秀古馬牝馬に選ばれたレトルスカの今期2戦目。
前走のG3を制しての参戦。
スタートから先手を取り切りそのままペースを作っていったレトルスカ。
直線では人気を分けた3頭の内2頭シーシー(Ce Ce)が先に迫ってきたが、それを抑えると
さらに外から迫ってきたクレリエール(Slairiere)も抑えての勝利。
同レースは昨年に続いての連覇となった。
外から迫ったクレリエールが2着、3着にシーシーが入った。


チェアマンズスプリントプライズ(G1)香3歳以上芝1200m    
勝ち馬ウェリントン(Wellington)(セ5)    
映像https://youtu.be/Ytq4HBFkmsQ
前々走クイーンズシルバージュビリーカップを制し、前走のG2も連勝し2連勝でここに臨んできた
ウェリントンが中団外追走から直線力強く抜け出し後続を離しての勝利。
これでG1 2勝を含む3連勝。同レースは昨年に続き連覇。この路線では頭一つ抜けた存在になりつつある。
2着に昨年の同レース2着馬コンピューターパッチ(Computer Pacth)が入り、3着に21年香港スプリント勝ち馬スカイフィールド(Sky Field)
が入った。


チャンピオンズマイル(G1)香3歳以上芝1600m    
勝ち馬ゴールデンシックスティ(Golden Sixty)(セ6)    
映像https://youtu.be/TGDVUijzHMc
中団イン追走のゴールデンシックスティが直線の内から鋭く伸びてきて2着カリフォルニアスパングル(California Spangle)
に2馬身差を付ける快勝で連勝。通算成績を24戦21勝とし、G1は6勝目。
また、この勝利で香港競馬における最多獲得賞金を更新した。


クイーンエリザベス二世C(G1)香3歳以上芝2000m    
勝ち馬ロマンティックウォリアー(Romantic Warrior)(セ4)    
映像https://youtu.be/YDGQ0Y9ZFhU
上記で名前が出たカリフォルニアスパングルと何度もダービー戦線で好勝負を演じ、クラシックマイルと香港ダービーを
を勝利したロマンティックウォリアーが古豪を撃破し、初重賞挑戦にしてG1制覇。これで通算成績を8戦7勝とした。
人気を分けたロシアンエンペラー(Russian Emperpr)は5着に敗れた。

 

 

Bet365 Celebration Chase(英G1 障3199m)    
勝ち馬グレネティーン(Greaneteen)(セ8)    
出馬表  https://www.racingtv.com/results/uk/386631-sandown-park/23-Apr-2022/1500
映像 https://youtu.be/OqYYf1oeUVY
5頭立てではあったが、人気を集めていたのは2頭で1番のグレネティーンと2番のヌーベネグラ(Nube Negra)の2頭。
グレネティーンは3走前,5走前にサンダウン競馬場のG1を制しており、ここのメンバー的には最有力といった印象。
対するヌーベネグラはG1勝ちこそないもののG1 2着2回3着1回と安定した成績を誇っている一頭。
レースは逃げたグレネティーンがマイペースでレースを作っていくと最後は後続を引き離していき、2着サーウロイヤル(Sceau Royal)が入り
ヌーベネグラは3着に終わった。

 

2022/4/23中央競馬回顧

東京4R 3歳未勝利(芝2000m) 勝ち馬ホーリーエンブレム牝3(父ロードカナロア)

好位追走のホーリーエンブレムが直線楽な手ごたえで前を捉えると、後続の追撃も振り切り快勝。3戦目にして初勝利となった。

デビュー2戦とも惜しい内容ではあったが3.2着。1600m→1800mと2戦使い、ここはさらに距離を伸ばしての一戦だったが、いい勝ちっぷりだった。

母は15年阪神JF、16年NHKマイルC勝ち馬メジャーエンブレムという血統。

 

阪神1R 3歳未勝利(ダ1200m) 勝ち馬タカラマドンナ牝3(父ハーツクライ)

好位外を追走していたタカラマドンナが直線楽な手ごたえで先頭に立つとそのまま一気に突き放していき7馬身差を圧勝。3戦目、ダート転向後2戦目にして初勝利となった。

芝でデビューし大敗後、前走同じダート1200mで後方から追い込み4着。

ここはスタートを決め、好位追走から素晴らしい脚を見せた。このレースができれば昇級しても期待できそう。

 

2022/4/17中央競馬回顧+今週の出来事

福島4R 障害未勝利(障2750m) 勝ち馬ハンター牡4(父エイシンフラッシュ)

これが障害転向3戦目となったハンター。今回は逃げの手に打って出ると最後までリードを保ち続け7馬身差の圧勝。これが平地と障害通じての初勝利となった。

あまりほらを吹いてもいいことが起こるためしがないですが、個人的には重賞取ると思っています。

 

阪神11R アンタレスS(ダ1800m) 勝ち馬オメガパフューム牡7(父スウェプトオーヴァーボード)

引退を発表しながら一転して現役続行を表明したオメガパフュームの今季初戦。

グロリアムンディ、バーデンヴァイラーと骨っぽいメンバーが揃い、斤量も59kgという条件もあり2番人気に収まったが、レースは後方待機から粘るグロリアムンディをきっちり捉え切り勝利。7歳となったが衰え知らずの同馬が東京大賞典5連覇に向けて好発進を切った。

注目のバーデンヴァイラーは大きく大敗を喫した。これまでスローペースでのレースで強い競馬をしてきたが、逃げれない展開やハイペースに巻き込まれたこともあり大敗。

今の同馬の弱い所がはっきりと露呈した。好走条件になればまた巻き返してくれるだろう。

 

中山4R 3歳未勝利(芝2200m)勝ち馬キングズパレス牡3 (父ドバウィハイツ)

これが4戦目となったキングズパレスが道中後方待機から4角手前で一気に進出、直線も勢いはおとろえず押し切っての快勝。良血馬が待望の初勝利を挙げた。

まだ粗削りなレースしたできない馬ではあるがもう少し器用さが出てくれば中々いい所まで行きそう。

本格化は秋以降となりそうではあるが、楽しみな一頭。

 

中山5R 3歳1勝クラス(ダ1800m)勝ち馬ペイシャエス牡3 (父エスポワールシチー)

前走伏竜Shttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438077338053

でデリカダ、ノットゥルノ相手に差のない競馬をしたペイシャエス

伏竜Sは高評価していたが、ペイシャエスと差のない競馬だったのが引っ掛かっていたが、ペイシャエスも強いことが証明されたレースとなった。

前走まではぱっとしないレースをしていた馬ではあるが、別馬のようなパフォーマンスで2番手追走から圧勝だった。やはり伏竜Sはハイレベルだったと再認識できた。

 

中山11R 皐月賞(G1)(芝2000m)勝ち馬ジオグリフ牡3 (父ドレフォン)

レースは先団追走のジオグリフが外伸び馬場と展開を読み切った福永騎手の好騎乗で勝利。2歳時から評価されながら朝日杯、共同通信杯と連敗で評価を落としていたが、ここで改めて力があることを示して見せた。ドレフォン産駒はこれが初年度産駒ながらクラシック勝ち馬を輩出となる。

2着はイクイノックスが入り、後方から追い込んできたドウデュースが3着、内を通ったダノンベルーガが4着、レースを作ったアスクビクターモアが5着だった。

勝ったジオグリフは共同通信杯2着からの参戦。近年はこのレースをステップにする馬の本番での好走が非常に目立っており、今年も1.4着を確保した。

ちなみに共同通信杯で57kgを背負い連対したのはゴールドシップイスラボニータ、アドマイヤマーズ、ジオグリフの4頭でいずれも春にG1を制した。

来年以降も57kgを背負った共同通信杯で連対した馬は注目したい。

ちなみに朝日杯時には喉鳴りの影響で朝日杯に行ったとか説明したような気がしますが、ドレフォン産駒なのでマイルの方がいいという馬主の判断だったらしいです()

 

2着イクイノックスは東スポ杯2歳S以来5カ月ぶりの実戦というローテ。

異例のローテにも関わらず2着確保と力は見せた。

初めからここは叩きというような使い方をしているので次でも逆転も大いにあるだろう。

 

3着ドウデュースは後方から上がり33.8で猛追するも3着。前走前にいって不利もあったとはいえ案外だったこととハイペース読みもあって思い切った後方待機だったが、結果的にはデシエルトは立ち遅れ、ビーアストニッシドも逃げずスローでレースが進み、差し届かなかった。正直これほど切れる馬だったのかというのが個人的には驚きだったが、武騎手も認めてるように結果的にはもう少しまで運べれば...という最後の脚だった。

ダービーは距離不安もあり、ここが全力だっただけに次はどうかという所ではあるが、この走りなら本番も楽しみ。

 

4着ダノンベルーガはとにかく枠に泣いた。外が伸びる馬場で終始内で立ち回ることとなり、戦前から言われていた右回り不安も多少は影響あったと思われる。

大多数の意見としてダービーはイクイノックス、ダノンベルーガが争いになるだろうという意見があるが、個人的にも共同通信杯のように左回りで爆発するだろうと思う。

 

5着アスクビクターモアは完璧に運べたがこれくらいの馬だろうという感じ。

現状G1ではワンパンチ足りないイン粗油でもう一つ成長が欲しい。中山で良績があるように東京変わりがいいとは思えない。

 

大敗組だと13着にキラーアビリティは敗れた。

スタートの劣勢だったのは仕方ないにしても、そこから腹くくって後ろまで下げ切り、外に出さずポジションを取りに内に入っていった時点で負けが確定したような乗り方だった。

なぜ外伸び馬場で鞍上が終始内にこだわったのかは不明ですが、状態も仕上がり切ってなかったようなコメントもありましたし次に期待という所です。

 

結果的には混戦模様といわれながら、上位人気で決着し、大きく勢力図は変わらなかった。ここから前哨戦を踏まえてどれだけ逆転の可能性を持つ馬が現れるか。

 

 

 

今週の出来事

皐月賞はジオグリフ(牡3)が勝利

ダートグレード5勝のグリム(牡7)が中央登録抹消→地方移籍

カナダを拠点に活躍している木村和士騎手がカナダの最優秀騎手賞を受賞

03年の名古屋大賞典を含む重賞2勝馬マルカセンリョウ(牡24)が亡くなる

 

 

メーカーズマークマイル(G1)米4歳以上芝1600m    
勝ち馬シールズスパイト(Shirl's Speight)(牡5)    
映像https://youtu.be/MSg7Z35JGBk
8頭立てながら10倍以下が6頭という大混戦だった同レース。
レースも最後は3頭がきわどい着差でのゴールとなったが、最後は後方待機のシールズスパイトに軍配。
同馬はカナダ調教馬で現在もカナダの厩舎に所属しながらアメリカのレースを転戦しており、今年2月にアメリカのG3タンパベイSで重賞初制覇。ここはタンパベイSに続く重賞連勝で初G1制覇となった。

 

ジェニーワイリーS(G1)米3歳以上芝1700m    
勝ち馬リーガルグローリー(Regal Glory)(牝6)    
映像https://youtu.be/SW-5dhRWwDg
人気は昨年11月のメイトリアークShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438040271503

を制したリーガルグローリーと昨年10月のQE2世チャレンジShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438021192744

を制したシャンティサラ(Shantisara)
の2頭が一騎打ちの様相。
レースでは2番手からリーガルグローリーが追走し、その後ろ3番手インからシャンティサラがレースを進める。
直線ではリーガルグローリーが外から先頭に立つと、その内からシャンティサラが勢いよく迫ってきて一瞬変わるかに思えたが、
並びかけようとするところでリーガルグローリーがもうひと伸びを見せ勝利。シャンティサラを下しこれがG1 2勝目となった。
                                                        
                
オールエイジドS(G1)豪2歳以上芝1400m    
勝ち馬カスカディアン(Cascadian)(セ7)    
映像https://youtu.be/rvhd7jotH0A
人気は今年3月にG1を2連勝したフォビドゥンラブ(Forbidden Love)、前走アローフィールドSでモーリス産駒マズ(Mazu)の2着に入ったインザコンゴ(In The Congo)などが集めた。
レースでは先頭集団でレースを運んだフォビドゥンラブが先頭で直線を迎え、手応えよく押し切るかに思えたが、後ろからトーファネ(Tofane)が一気にかわして先頭に立つ。
これで勝負あり化に思えたが、中団インからレースを運んだゴドルフィン勝負服のカスカディアン(Caascadian)が一気に差し脚でトーファネを捉えて先頭でゴール。
これが今シーズン12戦目となった同馬だが、昨年4月以来久々のG1制覇となった。
なお人気のフォビドゥンラブは8着、インザコンゴは9着に敗れた。

 

シャンぺンS(G1)豪2歳芝1600m    
勝ち馬シーズエクストリーム(She's Extreme)(牝2)    
映像https://youtu.be/P3XFgQofi4w
人気はここまでG1連勝中のファイアバーン(Fireburn)
ここまでゴールデンスリッパーhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438076039365、イングリスサイアーズhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438079595105と連勝しており、ここで勝てば10年ぶりの2歳3冠ということで注目が集まったレース。    
レースは対抗格のシーズエクストリームが逃げファイアバーンは4番手からの追走。
1600mのレースにしてはゆったりとした流れでレースが進み最後の直線へ。
逃げるシーズエクストリームに一頭後ろからファイアバーンが迫っていき前へと差を詰めていくが、なかなかその差は詰まらず結局シーズエクストリームが
押し切ってG1初制覇。ファイアバーンは猛追も届かず2着に敗れた。
勝ったシーズエクストリームはゴールデンスリッパーは人気を裏切り7着、前走イングリスサイアーズもファイアバーンの2着。
2月のG2でもファイアバーンの2着と3度ファイアバーンに敗れており、4度目の対戦にしてついに先着して見せた。
ファイアバーンの負けはしたが1200m、1400m、1600mと距離を伸ばしてきてもいい走りを続けており、まだ距離は伸びても大丈夫そうな感じ。
血統的には晩成なので、アナモーのような活躍を3歳でもしてほしい所。

2022/4/16中央競馬回顧

中山9R 山藤賞(3歳1勝クラス)(芝2000m) 勝ち馬ローシャムパーク牡3(父ハービンジャー)

未勝利https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438063219000でも高評価をしていた一頭。

道中は6番手追走から4角待たずして一気に先頭に立つとそのまま差を広げ直線へ。

直線でも全く差は詰まることなく、むしろ広がっていき最終的には2着に7馬身をつける大楽勝。これで未勝利から連勝とし、通算成績を4戦2勝とした。

ハービンジャーの当たり年といわれる今年だが、また一頭新生が現れた。

ダービーは目指さないと早々明言しているが、秋以降が非常に楽しみな一頭。

 

中山10R 下総S(ダ1800m) 勝ち馬テリオスベル牝5(父キズナ)

逃げた5歳牝馬テリオスベルがスローペースで逃げていき、最後まで差を詰めさせず人気各馬を完封。3 1/2馬身差を付ける快勝でOP入りを果たした。

出が速くない割には逃げないともろいという中々癖のある馬だが、逃げた時は早い流れでも好走する一頭。中山ダ1800m以外ではさっぱりだがこの条件でリズムよく運べれば

OPクラスでも通用する一頭となるだろう。

 

中山11R 中山GJ(障4250m)勝ち馬オジュウチョウサン牡11(父ステイゴールド)

この路線の絶対王者オジュウチョウサンが現役最強を証明。好位追走から大きなミスなく運び最後は粘るブラゾンダムールを差し切っての勝利。

これで中山GJは6勝目。JG1は通算9勝目となった。

10歳でさすがに衰えは見せるが、それでもまだまだ力は衰えていない。ここまで来たらどこまでやれるのかというのは期待せざるを得ない。暮れも期待したい。

2着ブラゾンダムールは昨年の中山大障害に続き、ここも2着。

鞍上はベストの騎乗だったといっているが、個人的にはオジュウチョウサンを3角で閉じ込めるまではよかったがギリギリまで蓋をせずに脚を使い切り最後はブラゾンダムールが抜けていったところからオジュウチョウサンが抜けていて差し切られるというもったい騎乗。ぎりぎりまで蓋をし続ければ個人的には勝てていたと思う。

3着は10歳馬マイネルレオーネが入った。こちらもステイゴールド産駒。

G1は初挑戦ながら中団辺りからレースを運び見事なレースだった。こちらも年齢を感じさせない走りで、この距離でも結果が出たことは大きな強みになるだろう。

 

福島10R 奥の細道特別(芝2600m)勝ち馬ボーンジーニアス牡4(父ナカヤマフェスタ)

昨年9月最終週の未勝利を勝ち上がったボーンジーニアス。

未勝利勝ち上がり後安定した成績で結果を残し続けついに2勝クラスも突破。

タフな馬場に強いのはこの血統らしい所。ナカヤマフェスタは一度種牡馬引退からガンコ、バビットの活躍を受けて種牡馬復帰した馬ではありますが、そういういきさつもあり3歳馬は現在おらず4歳も同馬の1頭のみが中央では現役として走っている。

今後のことも考えるとボーンジーニアスにはさらなる結果を出してナカヤマフェスタ種牡馬としての可能性を広げてほしい所。

2022/4/10中央競馬回顧+今週の出来事

中山1R 3歳未勝利(ダ1200m) 勝ち馬パウオレ牝3(父ヘニーヒューズ)

初ダートとなったパウオレが2番手追走から直線一気に抜け出して7馬身差の圧勝。

初戦は芝を使い9着と大敗したが、ダートに変わって一変。強い内容だった。

時計面が非常に優秀で1.10.7はここまでの春中山ダ1200m開催で古馬も通じて最速のタイム。しかもこれを良馬場で出したというのもすごい所。将来はOPクラスでも活躍できる馬になるだろう。

 

 

中山6R 3歳1勝クラス(芝1800m)勝ち馬サンカルパ牝3 (父ドゥラメンテ)

これが5戦目となったサンカルパ。初めて逃げの手に出たが、1000m通過59.4のペースを作っていき、最後まで止まらず押し切って4馬身差の快勝。前走はルージュエヴァイユが勝ったデイジー賞でタイム差なしの2着。このクラスでも地力上位の走りはしていたが、まずまずのペースで逃げながらも最後まで止まるところかむしろ突き放す余力を見せた。

今後はどこを使うかは不明だが、早いペースでもばてないスタミナは非常に魅力的。

小回り向きな印象があるのでラジオNIKKEI賞辺りに出てくれば面白い存在になりそう。

 


中山10R 卯月S(ダ1800m)勝ち馬ウィリアムバローズ牡4(父ミッキーアイル)

2勝クラスにて

https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438040271503

取り上げたウィリアムバローズ。ここまでは逃げる競馬で持ち味を生かすレースが多かったが、ここは好位追走から押し切っての勝利。

ここまではスローペースでの押切りが多かったが、同レースは1000m通過1.01.0という早い流れを楽々押し切って見せた。

2勝クラスでは現OPクラスのバーデンヴァイラー相手に2着と敗れたが、それ以外ダートでは負けなし。非常に強い内容だったので今後のダート路線を脅かす存在となりそう。

 


阪神9R 忘れな草賞(芝2000m)勝ち馬アートハウス牝3(父スクリーンヒーロー)

新馬戦時に

https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438020519279

高い評価をしたアートハウス、前走の1勝クラスでは6着と敗れたがそれでも1番人気に支持されている期待に応えて強い内容での勝利。オークス戦線に楽しみな一頭が現れた。

 


阪神11R 桜花賞(芝1600m)勝ち馬スターズオンアース牝3(父ドゥラメンテ)

10着までタイム差0.3秒という大混戦だった桜花賞は道中後方インから追走していたスターズオンアースが狭い馬群をさばいてきての差し切り勝ち。重賞で惜敗が続いていたが鞍上をスイッチして会心のレース。初の重賞制覇をG1で飾って見せた。

前走のクイーンC時には

https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438063218995

前に行くより後方からの競馬の方がいいだろうという評価をしていたが、その通りのレースとなった。

当日は非常にインが伸びる馬場で外枠の馬は中々厳しいレースとなっただけにオークスでは着が大きく入れ替わる可能性がありそう。特に一度叩いて一変してサークルオブライフには注目したい。

 

 

 

今週の出来事

桜花賞はスターズオンアース(牝3)が勝利

米のBバファート厩舎がケンタッキーダービーの件で4/4-7/2までの出走停止処分

20年ホープフルS、21年菊花賞2着馬オーソクレース(牡4)が引退

ニホンピロ冠でおなじみの小林百太郎氏が亡くなる

17年ラジオNIKKEI賞、18年中山金杯勝ち馬セダブリランテスが引退→乗馬

20年小倉記念勝ち馬アールスター(牡7)が登録抹消→大井競馬に移籍

グランドナショナル(G3)はノーブルイェーツ(Noble Yeats)(セ7)が勝利

 


種牡馬登録情報

リッキーボーイ(牡3)(父コパノリッキー)(未出走)コパノリッキー×ラブミーチャンの血統


サトノインプレッサ(牡5)(父)(ディープインパクト)(9戦3勝)主な勝ち鞍:20年毎日杯、母は09-11年のサンチャリオットSを3連覇し、マイルCSにも参戦したサプレザ


テーオーヘリオス(牡10)(父)(フサイチペガサス(Fusaichi Pegasus)(50戦10勝)主な勝ち鞍:18年 北海道スプリントC


ハラモシュテソーロ(牡5)(父)(スクリーンヒーロー)(6戦2勝)主な勝ち鞍:3歳未勝利


ハイパーホーネット(牡4)(父スーパーホーネット)(1戦0勝)母父にマヤノトップガン

 

 

アッシュランドS(G1)米3歳牝馬ダ1700m
勝ち馬ネスト(Nest)(牝3)    
映像https://youtu.be/3smFiedhWnE
道中は中団外を追走していたネストが4角抜群の手応えで前に取り付くと、直線一気に突き放していき8 1/4馬身差を付ける大楽勝。これで3連勝となりG1初制覇。このレースで一気に3歳牝馬ダート戦線の中心的存在に浮上した。


オーストラリアンオークス(G1)豪3歳以上牝馬芝2400m    
勝ち馬エルパトロネス(El Patroness)(牝3)    

映像https://youtu.be/vBRvct-9mt4

人気はヴァイナリースタッドShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438079595105

の2.3着馬ジプシーゴッデス(Gypsy Goddess)、ヒンジド(Hinged)が集めたが、

レースは好位追走の伏兵エルパトロネスが好位から押し切っての勝利。これが初重賞制覇となった。
人気のジプシーゴッデスは2着、ヒンジドは4着となった。


シドニーカップ(G1)豪3歳以上芝3200m    
勝ち馬ナイツオーダー(Knights Order)(セ7)    
映像https://youtu.be/_aS1cSp3Hfw
当日は前が止まらないレースは続いていたが、このレースは顕著にそれが現れた。
逃げたナイツオーダーがそのままマイペースで運んでいき最後まで止まらず押切り。
2着にも前にいったシェラズ(Sherez)が残し、後ろは離れた。
勝ったナイツオーダーは重賞2勝目だが、初勝利も3200mのレースで上げており、長距離では強さが光る。
昨年のメルボルンカップは大敗に終わったが、G1を制し成長を見せた今年は楽しみな存在になるかもしれない。


クイーンエリザベスS(G1)豪3歳以上芝2000m    
勝ち馬シンクイットオーバー(Think It Over)(セ6)    
映像https://youtu.be/xbwrOVojkyE
現中距離戦線の有力馬がほぼ集まる素晴らしいメンバーが揃った一戦。
上位人気はまず昨年のメルボルンカップhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438028614408

勝ち馬のヴェリーエレガント(Verry Elleegant)
今シーズンはG1を3勝しており、前走ランヴェットS2着https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438076039365

からの参戦。


これに続いたのがアナモー(Anamoe)、前走ローズヒルギニーhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438076039365

を大楽勝しており、ここも中心的存在の一頭。
3番人気は前走オールスターマイルをhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438076039365制したザーキ(Zaaki)今シーズンはいまだ着外なしという安定感でG1も2勝。2000mの実績もあり
注目の存在。
このほかにも前走人気のヴェリーエレガントを下したモンテフィリア(Montefilia)、オーストラリアンChttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438072679493、タンクレッドShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438079595105

とG1連勝中のデュアイス(Duais)


オールスターマイル,ドンカスターマイルhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438079595105

と連続2着のアイムサンダーズトラック(I'm Thunderstruck)などが続いた。
レースはザーキがハナを取る展開で人気のヴェリーエレガント、アナモーは後方待機を選択。
前残りの馬場傾向ということもあってか抜群の手応えで直線を迎えたザーキが先頭のまま差を広げていき、勝負ありかと思われたが、埒沿いまで寄せていったシンクイットオーバーが強襲。

ザーキ鞍上Jカー騎手も慌てて外に合わせに行くが、シンクイットオーバーがゴール寸前でザーキを捉え切り勝利。鞍上ローウィラー騎手の神騎乗で久々のG1を奪取して見せた。
勝ったシンクイットオーバーは人気こそなかったもの3走前のチッピングノートンSはヴェリーエレガントの4着。
前々走オーストラリアンC、タンクレッドSはデュアイスの2.4着と上位人気勢とは大きな差は付けられてなかった。
今回は鞍上の好騎乗も光り21年のジョージライダーS以来1年ぶりのG1勝利となった。なお鞍上のローウィラー騎手はムチの使用回数オーバーで2週間の騎乗停止というおまけ付。人気のザーキは2着に残したが、ヴェリーエレガントは5着、アナモーは最下位9着と大敗を喫した。


クイーンオブターフS(G1)豪3歳以上牝馬芝1600m
勝ち馬ニマリー(Nimalee)(牝5)    
映像https://youtu.be/OrEmrM4_rrg
ここも前残りが堅調に表れたレース。人気は前走ヴァイナリースタッドShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438079595105

を勝利したファンガール(Fangirl)やコレットが集めたが
レースは前に行ったニマリーが人気薄ながら強い勝ち方を見せて快勝。2着にも中穴のアナヴィスト(Annavisto)が入り、
人気のコレットはまさかの最下位。ファンガールも13着と大敗を喫した。
                                

                                        
マディソンS(G1)米4歳以上牝馬ダ1400m
勝ち馬ジャストワンタイム(Just One Time)(牝4)    
映像https://youtu.be/ZHVMFdMwD8w
道中は後方待機のジャストワンタイムが直線外から鋭い差し脚で追い込んでくると、粘るベルズザワン(Bell's The One)
をきっちり捉えて勝利。前走のG2を含めこれで4連勝。通算成績を7戦6勝とした。

 

カーターH(G1)米3歳以上ダ1400m    
勝ち馬スピーカーズコーナー(Speaker's Coener)(牡4)    
映像https://youtu.be/i_Gzg_EO2CE
ここまで重賞連勝中のスピーカーズコーナーが好スタートから先手を取ると、そのまま楽々ノーステッキで押し切ってG1初制覇。
これで3連勝となった。
デビューは2歳秋だったが、そこから休養を挟み昨年夏復帰。一歩ずつステップアップしていきとうとうG1タイトル奪取となった。
マイル以下に限って言えば完璧といっていい成績をこれまで残しており今年期待の一頭。
レーティングもかなり高い数字を付けられており、ライフイズグッドやフライトラインといった化け物級とあたった時にどういったレースになるのか
楽しみな所。

 

サンタアニタダービー(G1)米3歳ダ1800m
勝ち馬テイバ(Taiba)(牡3)    
映像https://youtu.be/QRbZRVRW__g
重賞連勝中で人気のフォビドゥンキングダム(Forbidden Kingdam)がレースを引っ張っていったが4角早々失速。
変わってメッシエーが先頭に立つが、その外から一気に伸びてきたテイバ(Taiba)が差し切っての勝利。
2戦目ながら、強豪を下しG1制覇。一気にダービー戦線に浮上してきた。
なお最下位に敗れたフォビドゥンキングダムは喉頭蓋を発症していたとのことで長期離脱とのこと。


ブルーグラスS(G1)米3歳ダ1800m    
勝ち馬ゼンダン(Zandon)(牡3)    
映像https://youtu.be/bzU60fXbCt8
道中最後方待機のゼンダンが直線豪快な差し脚をみせて差し切り勝ち。これが重賞初勝利となり、ダービー戦線の注目度も一気に上昇した。

 

 

 

 

 

2022/4/9中央競馬回顧

中山5R 3歳未勝利(芝2000m) 勝ち馬パラレルヴィジョン牡3(父キズナ)

この日がデビュー戦だったパラレルヴィジョンが中団追走から直線鮮やかに抜け出し、2着アクロビンジャーに2 1/2馬身差をつけて快勝。デビュー戦ながら既走馬相手に素晴らしいレースセンスを見せた。昇級戦も注目。

 

阪神5R 3歳1勝クラス(ダ1800m)勝ち馬ブリッツファング牡3 (父ホッコータルマエ)

デビュー戦で取り上げたブリッツファング。前走のヒヤシンスSは大敗を喫したが、条件が一転したここは新馬戦の時のような走りで快勝。1800mでは2戦2勝としており、長めの距離の方があっているのかもしれない。

 

 

阪神10R 京橋S(3歳3勝クラス)(芝2000m)勝ち馬プログノーシス牡4 (父ディープインパクト)

もう何度も取り上げているプログノーシス。スローペースの後方待機という選択ながら直線はきっちり前を捉えて見せての勝利。上がりも抜けており、3勝クラスでも相手はいなかった。

 

2022/4/2中央競馬回顧

中山7R 3歳1勝クラス(芝1600m)勝ち馬ゴーゴーユタカ牡3 (父ルーラーシップ)

ここまで3戦すべて中山1600mを使われてきたゴーゴーユタカが好位から直線一気に差し切って完勝。抜け出してからの鋭い脚にはこれまでのレースには見られない部分が見れたので今後非常に楽しみ