2021/4/10中央競馬回顧

中山8R 4歳1勝クラス ダ1800m 7頭

勝ち馬マイネルイリャルギ牡3(父べーカバド)

1人気マイネルイリャルギ 1.7 4枠4番 デムーロ

2人気ブレッシングレイン 3.0 1枠1番 ルメール

3人気ハイエストエンド 4.9 6枠6番 田辺裕信

 

この条件のレースとしては珍しいくらいの少頭数で行われた同レース。レースは内枠から飛び出した2番の同じマイネルであるマイネルレンカが飛び出していき先頭。マイネルイリャルギがスっとそれに続いていき2番手。ブレッシングレインが内から続いていき4番手。その後ろに6番のハイエストエンドが5番手で続く。

向正面に向いた所でペースが遅いと踏んだマイネルイリャルギの鞍上デムーロがスっと捲っていき先頭へ。同馬主なので当然といえば当然かもしれないが、全く抵抗せずにマイネルレンカは3番手に下がった。頭数もあってか1000m通過は1.05.3秒と新馬並のスローペース。

4角で逃げるマイネルイリャルギが1馬身ほどのリードを保って直線へ。

直線に入っても勢いの衰えないマイネルイリャルギが最後まで粘り通し上がり最速での押し切りで1着、迫ってきたハイエストエンドが2着。粘ったマイネルレンカが3着に終わった。

人気のブレッシングレインは切れ負けして5着。

 

勝ったマイネルイリャルギはここまで18戦の内12戦が5着以内という安定した走りが特徴の馬で昨年の7月の未勝利以来久々の勝利。

成績を見返すとマイネルの馬には珍しくお馴染みの騎手以外が多く乗っており、未勝利勝ちの時の鞍上がレーン騎手、本レースの前走が川田騎手とトップ所がかなり乗っていたりする。

そして近7走で見ると

レーン1 柴田5.7.8 デムーロ2 川田2 デムーロ1着

単純な成績だけで決めつけては行けないとは思うが、近走成績を見ればやはり騎手の大事さというのは考えてしまうもの。同じ系列でも明らかに差のついたマイネルとウインの今後における騎手采配がどう変わって行くのかには注目したい。

 

阪神2R 3歳未勝利 ダ1800m 15頭

勝ち馬インテグラルシチー牡3(父カレンブラックヒル)

1人気メイショウキリモン 1.8 5枠8番 団野大成

2人気ゼンノナイン 4.2 7枠12番 角田大和

3人気インテグラルシチー 6.4 3枠4番 和田竜二

 

レースは逃げたインテグラルシチーが直線先頭で迎えると競り合っていたゼンノナインを競り落とすと、追い込んできたメイショウキリモンを振り切って初勝利。メイショウキリモンは中々エンジンが掛からなかったが残り200m辺りからエンジン点火し猛追するも時すでに遅しの2着。粘ったゼンノナインが3着。

同レースはなんといってもメイショウキリモンの大記録を称えたい。メイショウキリモンはこのレースで7戦連続2着という大記録を達成。

デビュー戦で4着の後、同レースまで6戦連続2着を積み重ね、同レースも見事な2getで7戦連続2着。

連続2着記録はグレート制導入以降最多タイ記録(グレート制導入前も含めるとタカヨシピットの9戦連続が最長記録)

以前にレッドレビンという馬を紹介したが(翌日分で紹介)同週に二つの大記録が達成されるという歴史的な1週になった。同じような条件を使っている2頭だけに是非とも同じレースに出走して頂きたい。

 

新潟10R ひめさゆり賞(3歳一勝クラス)芝2000m 7頭

勝ち馬ヴェローチェオロ牡3(父ゴールドシップ)

1人気ヴェローチェオロ 2.8 6枠6番 西村淳也

2人気アリーヴォ 3.1 5枠5番 吉田隼人

3人気ジャッカル 4.6 1枠1番 秋山真一郎

 

レースは1枠から促してハナにたったジャッカルが先頭。人気のアリーヴォは2番手外を追走。その後ろでマークするように追走するのがヴェローチェオロ。

レースは直線に向いて残り400mほどでいっぱいになったジャッカルをアリーヴォが捉えると外からそれ目掛けてヴェローチェオロが接近。さらに1番外からテリオスマナが勢いよく追い込んでくる。

しかしアリーヴォとヴェローチェオロが競り合いになったところでテリオスマナとの差はどんどん開いていき2頭の叩き合いに。

激しい叩き合いの末、ゴール前でアタマ出たヴェローチェオロが1着。アリーヴォが2着。3/1.2離れてテリオスマナが3着となった。

勝ったヴェローチェオロは現3歳世代で1番の「物差し馬」と言っていい馬だろう。

同馬は7月の新馬を勝利すると札幌2歳Sがソダシの5着。続く芙蓉Sがランドオブリバティの3着。続く百日草特別がエフフォーリアの3着。東スポ杯がダノンザキッドの5着。その次走梅花賞がディープモンスターの2着。そして前前走ゆりかもめ賞がパープルレディーの4着。前走がダート戦を使い大敗し、ここが9戦目。今回は、これまでのレースとは打って変わって勝負根性を見せ2着馬をゴール寸前で捉え切るという今までにないレースを見ることが出来た。

今年のクラシック主役級相手に善戦を続けてきた同馬の秋への飛躍に期待したい。