2021/4/10 英障害路線

4/10 障グランドナショナルハンデキャップチェイス(G3) 約6907m エイントリー 40頭立て 7歳以上 https://youtu.be/5tDR_OXfpNQ  レース結果https://www.racingtv.com/results/uk/310379-aintree/10-Apr-2021/1715  1着 ミネラタイムズ(父オスカー) 騙8 9.0倍 35番 64.8kg 2着 バルコデフロ(父バルコ) 騙10 101.0倍 16番 67.6kg 3着エニーセカンドナウ(父オスカー)騙9 10.0倍 15番 67.6kg 自分もそれほど障害競馬に詳しいわけではないですが、せっかくいい機会なのでピックアップしてみます。 まず海外障害競馬の前提知識として、海外障害競馬は主に「ハードル競走」、「チェイス競走」の2つに分けることが一般的です。 それぞれの障害競走のざっくりとした主な違いとしては... ハードル競走は障害難易度が低くスピードが出やすい チェイス競走は障害難易度が高くスピードが出にくい といった感じになっております。 ハードル競走の例(2020スカイベットシュプリームノービスハードル シシュキン) https://youtu.be/hr7hdhUo0hU  チェイス競走の例(2021チェルトナムゴールドカップ ミネラインドー)https://youtu.be/i8isY12A3lw  レース名にもある通り今回紹介するグランドナショナルチェイス戦。かつ、エイントリー競馬場の障害は非常に高く積み上げられており高い飛越技術が必要となります。 今年のグランドナショナルは18.19年と連覇したタイガーロールのグランドナショナル3勝目という大偉業に注目が集まりましたが、斤量を嫌い回避。ちなみにタイガーロールは同じグランドナショナル開催で行われたベットウェイボウルチェイス(GI 約5000m)に出走し、勝ち馬から80馬身近く離された4着。 グランドナショナルに話を戻すと 人気を集めたのは前前走のラドブロークストロフィーチェイス(G3 約5200m)、前走のベット365プレミアチェス(GI 約4700m)と連勝してここに挑んできたクロスキャップ 騙9が6.5倍で1番人気。斤量も比較的軽い65.7kgということも強調ポイントとして挙げられ人気を集めた。(同レース出走馬の内最軽量は64.4kg。最重量は74.3kg) ちなみに出走していた場合のタイガーロールの斤量は73.9kg。上位3頭の斤量を見ていただければ3勝目の偉業を捨ててまで回避する理由がよくわかると思います。 2番人気は今期2戦目の前走ボビージョーチェイス(G3 約5100m)で2着からの参戦となったバローズセイント 69.3kgが8.5倍の2番人気。 3番人気が前走レパーズダウンハンデチェイス(約4300m)で2着からの参戦となったミネラタイムズ 64.8kgが9.0倍で3番人気となった。 レースは40頭が横一列に並んでスタートするという日本ではありえない光景が広がる。横並びに40頭が並び目の前に広がる障害に突き進んでいく姿はとにかく感動する。 正直、頭数が多すぎる&距離が長すぎるのでだいぶ省いて説明しますが、ゼッケン番号21のジェットが快調に飛ばし、後続を10馬身近く離して逃げる。 レースを制すゼッケン番号35 ミネラタイムズは2番手集団にいる緑に黄色の横縞が入り、帽子は緑の中に白い星マークが着いている勝負服。(たぶんそう言われても同じような勝負服いて分からないと思うので上のレース結果にある勝負服を参考にしてください) 残り4障害付近から逃げるジェットのリードが一気に縮まっていき、2番手集団が一気に差を詰めてくる。 逃げるジェットを真っ先に捉えて先頭に立つのがミネラタイムズ、3頭横並びの真ん中にいるのがバローズセイント、外がバルコデフロ。 残り1障害になった所で抜け出すミネラタイムズ。外にいるオレンジ帽子がバルコデフロ、後退していくピンク帽子がバローズセイント。内から上がってくる勝ち馬と同じ勝負服で帽子が真っ白なのがエニーセカンドナウ。 最終障害を超えたところでもうひと伸びしたミネラタイムズがバルコデフロ、エニーセカンドナウを最後は引き離して6.1/2馬身を付けて勝利。 勝利ジョッキーRブラックモアは女性騎手であり、1839年にレースが創立されて以降初の女性騎手によるグランドナショナル制覇となった。Rブラックモアは現在31歳で障害リーディングトップを走るヨーロッパが誇る障害トップジョッキーの1人。 2019年にGI初勝利を飾ると、2020年ではチェルトナム開催でGI勝利。今年はチェルトナム開催リーディング獲得と今1番勢いのある障害ジョッキーが遂に障害競馬最高の名誉を得た。