2021/4/17米競馬 古馬牝馬路線

4/17アップルブロッサムH(G1) ダ1700m オークローンパーク 6頭立て 

 

ケンタッキーオークス2020 https://youtu.be/b6obwV9UOv4

プリークネスS2020(サムネが良い)

https://youtu.be/vTPXlSXVWbw
BCディスタフ2020

https://youtu.be/jOWHk-u_8lM

ビホルダーマイル2021

https://youtu.be/InMlNXhh-CI

アゼリS2021

https://youtu.be/-LiyuU-J9Lc

バヤコアS2021

https://youtu.be/LbfolJkO_fk
アップルブロッサムH2021

https://youtu.be/rKbwSOcVyEk

 

1着 レトルスカ(父スーパーセイバー) 牝5 4.4 3人気 3番

2着 ̚モノモイガール(父タピザー)   牝6 1.7 1人気 6番   ハナ

3着スイススカイダイバ-(父デアデビル)牝4 2.9 2人気 2番  6 1/2

 

レースは6頭立てという少頭数ながら現米牝馬戦線の注目3頭が出走した。

 

1番人気はモノモイガール。三歳時代には昨年のサウジカップ二着馬のミッドナイトビズー相手に何度も好勝負を演じG1 5勝を挙げた。

しかし翌4歳シーズンでは疝痛を患い一年近くを休養に充てた。このまま引退かと

思われたが現役を続行し、そして昨年の5歳シーズンの5月に復帰戦を勝利。

そのまま連勝続け、昨年のBCディスタフでも勝利を挙げ完全復活をアピールした。

今期は初戦のバヤコアS(G3 ダ1700m)を快勝し、通算成績16戦14勝とし、ここが今期2戦目となった。

 

2番人気はスイススカイダイバ-。昨年の三歳シーズンは春に重賞を3連勝し、徐々に頭角を現すと、8月のアラバマSでG1初勝利。次走のケンタッキーオークスがシーデアズデビルの2着。その後のレースでは牝馬ながらプリークネスSを選択すると、1番人気に支持されていたKYダービー馬で、のちのBCクラシック勝ち馬のオーセンティックを撃破する会心のレースを見せ、レイチェルアレクサンドラ以来となる牝馬プリークネスS制覇を飾った。

プリークネスSの次走ではBCディスタフに出走し、モノモイガールの7着と大敗してしまったものの、今季初戦の前走ビホルダーマイルSを快勝しここが今期2戦目。

 

3番人気はレトルスカ。もともとはメキシコ調教馬で、19年にアメリカに移籍。翌20年にアメリカにおける初勝利を挙げると同年にG3を2勝した。

今年に入り今期初戦のヒューストンレディースクラシックS(G3 ダ1700m)を勝利し、前走のアゼリS(G2 ダ1700m)では、昨年のケンタッキーオークス馬シーデアズザデビルにハナ差で敗れ2着となったものの斤量はこちらが2kg重く、勝ちに等しい内容だった。このレースが今期三戦目。

 

レースはスタートを切って内から赤い帽子に赤と青の勝負服を付けたゼッケン番号2番をつけたスイススカイダイバーが行くかに見えたが、やや出負けぎみのスタートとなった白い帽子に赤と白の勝負服 ゼッケン番号3 レトルスカがハナへ。外からスッと二番手外に付けたのが橙帽子に橙と紫の勝負服でゼッケン番号6番のモノモイガール。

前3頭が早々と後ろを離して2コーナーへ。

レース中盤もレトルスカが軽快に飛ばし、その後ろをぴったり二頭がついていく。

4コーナー地点では内スイススカイダイバー、中レトルスカ、外モノモイガールと3頭並ぶような形で直線へ。直線向いてモノモイガールが先頭に立ち、スイススカイダイバーは後退。このままモノモイガールが押し切るかに見えたが、内で盛り返してきたレトルスカが再び差を詰め、ゴール前は激しい二頭のたたき合い。まったく並んでのゴールとなったが、ゴール寸前でハナ差差し返したレトルスカが先頭でゴール。人気二頭を撃破する大金星でG1初勝利となった。モノモイガールが2着。3着がスイススカイダイバー。

 

勝ったレトルスカは上記でも説明した通り、元メキシコ調教馬。

 メキシコ時代は6戦6勝でローカルG1を2勝した段階でアメリカへ移籍。

メキシコの小さな競馬場でデビューした同馬がアメリカの地に渡りビッグタイトルを手にした。

 

2着モノモイガールは負けはしたものの斤量差2.5kgで負けて強しの内容。ここまでパーフェクト連対というすさまじい成績かつ怪我を乗り越えさらに強くなって帰ってきた。

負けはしたもののこの馬が古馬牝馬戦線の中心であることは変わりない。

 

3着スイススカイダイバーは勝ち馬から6 1/2馬身離され3着とかなり差をつけられた。

非常に応援してる馬なので結構ショックな負け方ではあったが、勝つときはしぶとく脚を使ってくれるので負けるとなるとすぐあきらめてしまうタイプなのかもしれない。

また9.10ハロンのレースで実績があるようにもう少し長く脚を溜められる距離のほうがいいのかもしれない。

 

 

1着馬の父スーパーセイバーは2010年KYダービー(G1)の勝ち馬。

2着馬の父タピザーは2012年BCダートマイルの勝ち馬

3着馬の父デアデビルは2010年シャンペンSの勝ち馬