2021/4/24中央競馬回顧

東京5R 三歳未勝利芝1800m 18頭

勝ち馬ジュリアバローズ牡3(父ディープインパクト)

1人気アップストリーム 2.8 1枠1番 横山武史

2人気ジュリアバローズ 3.6 6枠12番 石橋脩

3人気アルジェントステラ 4.8 5枠9番 Mデムーロ

 

1 着ジュリアバローズ

2 着アップストリーム  1 1/4

3着アルジェントステラ 5

 

 

レースは、三歳未勝利戦にしてはハイペースで進み1000m通過が58.2。

人気のアップストリームは先団内、同じような位置にアルジェントステラ、ジュリアバローズは中団外で脚を溜め最後の直線へ。

直線に向くと、一杯になった逃げ馬を捉えて内からアップストリーム、中からアルジェントステラ、外からジュリアバローズが迫ってきて三頭の争うに。残り200mを切ったところでさらに早くなったところでアルジェントステラが脱落。いったんアップストリームが抜けかけたが、ムチに反応してさらに加速したジュリアバローズが差し切ってデビュー戦を勝利で飾った。アップストリームが二着、アルジェントステラが三着。

 

勝ったジュリアバローズはこの時期のデビュー戦ながら既走馬相手に見事な差し切り勝ち。

父がディープインパクトということでここまで待ってこの開催に合わせてきたと思われる。このハイペースながら上がりも33.6にまとめており、先々が楽しみな一頭。未勝利なのに58.2で流れて33.6で上がれるのは馬の性能か高速馬場なのかはわかりませんが、骨っぽい相手にこの競馬ができるのは才能の証。次も注目したい一頭。

 

本馬は2018セレクトセールで9000万近い値段で落札されており、血統面を見ると母は豪でG1を2勝しているシャムロッカー。全姉に現3勝クラスのサトノグロワールがいる。

 

新潟2R 三歳未勝利ダ1800m 14頭

勝ち馬シーニッククルーズ牡3(父ブラックタイド)

1人気メイショウキリモン 1.9 7枠12番 団野大成

2人気シーニッククルーズ 2.2 3枠3番 吉田隼人

3人気アコンカグア 10.4 8枠14番 柴山雄一

 

1 着シーニッククルーズ

2 着メイショウキリモン  1 1/4

3着アコンカグア 2 1/2

 

レースは逃げたシーニッククルーズがそのまま押し切って勝利。

みんな大好きメイショウキリモン師匠は貫禄の8戦連続2着。

このレースでメイショウキリモンはグレート制導入以降、単独での最多連続二着記録を達成した。

以前にも触れたが、グレート制導入前に達成された最多連続2着の記録である9にあと一つと迫った。

 

新潟7R 三歳未勝利芝1800m 16頭

勝ち馬牡3ジューンロールオン(父ヴィクトワールピサ)

1人気グランワルツ 2.4 8枠15番 川田将雅

2人気ウェイオブライト 4.5 6枠11番 丹内祐次

3人気ピエドラアギーラ 5.3 5枠10番 藤井勘一郎

7人気ジューンロールオン  22.8 7枠14番 富田暁

 

1 着ジューンロールオン

2 着ピエドラアギーラ  3

3着メイショウシンウチ 3/4

 

レースは中団やや後ろにいたジューンロールオンが直線一瞬狭くなるようなところがあったものの、前が開けると一気に抜け出して3馬身差をつける快勝。人気のグランワルツは6着、ウェイオブライトは4着だった。

 

勝ったジューンロールオンはこれがデビュー戦でありながら非常に強い勝ち方。直線は外を走っていたウェイオブライトに閉じ込められるような形になったものの、狭いところをこじ開けるように抜け出してあっという間突き抜けた。

この馬は見てもらえればわかる通り超がつく大跳びで走りがめちゃくちゃかっこいい。特にゴール前の伸び脚は目を見張るものがあった。

 

まだフラフラ走っていたり、ただの新潟巧者の可能性のある馬だが、個人的には非常に好みな馬で走りもダイナミックでかっこいいので引退まで追いかけたい一頭。

 

新潟9R 4歳以上1勝クラスダ1800m 9頭

勝ち馬牡3トラモント(父アイルハブアナザー)

1人気トラモント 1.5 3枠3番 川田将雅

2人気レッドレビン 3.1 8枠8番 富田暁

3人気ウインジョイフル 13.6 8枠9番 小林凌大

7人気アイルビーメジャー  26.3 4枠4番 丹内祐次

 

1 着トラモント

2 着レッドレビン  1 1/4

3着アイルビーメジャー 3 1/2

4着ウインジョイフル 1

 

今週も仲良くメイショウキリモンと一緒の週に出走したレッドレビンだったが道中は後方からレースを進め、3コーナーからまくりぎみに上がっていき、直線ではいったん先頭に立ったが、仕掛けを遅らせていたトラモントに差されて残念ながら2着に終わった。

このレースまでに8連続3着という謎の大偉業を成し遂げていたレッドレビンだったが、さすがにメンバーが弱すぎたのか2着という結果になってしまった。記録が途絶えてしまったのは残念ではあるが、いつかきっとあるであろうメイショウキリモンとの対戦に胸を高鳴らせておこう()