東京9R 石和特別(4歳以上2勝クラス) 芝1800m 10頭
勝ち馬ダイワクンナナ牝4(父ノヴェリスト)
1人気ダイワクンナナ 2.5 8枠10番 田辺裕信
2人気ミトロジー 4.1 5枠5番 横山武史
3人気クールウォーター 4.6 7枠7番 Cルメール
4人気 クロワドフェール 6.3 8枠9番 Mデムーロ
1 着ダイワクンナナ
2 着クロワドフェール 1/2
3着クールウォーター 1 3/4
4着ミトロジー 頭
レースはスタート時にダイワクンナナが大きく出遅れ最後方から。
人気上位勢が後方に位置し、少頭数ということもあって1000m通過は1.01.9のスローペース。一団となって最後の直線へ。
直線向いたところで依然として最後方のダイワクンナナだが、一番外に持ち出されると、あっというまに前を飲み込む勢いで伸びてきて最後は競り合いになったクロワドフェールを競り落として快勝。3勝目を挙げた。
ダイワクンナナの一歩前にいたクロワドフェールが2着。後方からじわじわ脚を伸ばしたクールウォーターが三着。内を割ってしぶとく伸びてきたミトロジーが4着となった。
勝ったダイワクンナナはダイワスカーレット産駒の4歳牝馬。初仔から10年連続で牝馬を生み続けているダイワスカーレットだがこの馬は7番仔。父はノヴェリストで重い血統の印象もあるが、ノヴェリスト産駒でもたまにいるキレッキレのノヴェリストという印象。
デビュー戦勝利後はなかなか成績は伴わなかったが前々走の1勝クラスで追い込んで2着と良化の兆しを見せると、前走の1勝クラスでは、大きく出遅れながら33.5の脚で差し切り勝ち。今回も上がり最速の33.0の脚を繰り出し豪快に差し切って見せた。今までのダイワスカーレット産駒にはない感じの切れのある馬で出遅れさえしなければ上のクラスでもやっていけるレベルの馬だろう。
今週の主な出来事
・チェアマンズスプリントは香港のウェリントンが勝利
・チャンピオンズマイルはゴールデンシックスティが勝利
・QE2世Sはラヴズオンリーユーが勝利
・パレスピアがサンダウンで行われたベット365マイル(G2 1600m)快勝
・岩田康誠騎手が粗暴の行為を行った為、開催4日の騎乗停止