5/1ケンタッキーダービー(G1) ダ2000m チャーチルダウンズ 19頭立て
ケンタッキーダービー2021
サンフェリペS2021
直前にキングフューリーが取り消して19頭立て。
レースは内から押し出されるように先頭に立った青い勝負服に赤い帽子のメディナスピリット。
外から並びかけていった芦毛の馬、白い勝負服に赤い帽子のスープアンドサンドウィッチが2番手外。その内3番手を追走している緑の勝負服にピンクのタスキが入った馬がマンダルーン。
人気のエッセンシャルクオリティは道中5.6番手外にいるゴドルフィン勝負服の芦毛の馬
そのエッセンシャルクオリティをマークするように後ろにいる白い勝負服、白い帽子の17番がハイリーモティベイテッド、更にその外にいる白い勝負服にえんじ色の帽子15番がロックユアワールド。
直線向いた所で前4頭が抜け出して内からメディナスピリット、マンダルーン、ホットロッドチャーリー、エッセンシャルクオリティ
4頭の激しい競り合いがゴール前まで続いていたが結局4頭の順位は直線は言ったところから入れ替わらず、内でリードを保っていたメディナスピリットが最後まで抜かせることなく先頭を守り切ってG1初制覇。
好位追走のマンダルーンが2着、5.6番手インからするする伸びてきたホットロッドチャーリーが3着。エッセンシャルクオリティは無敗記録が止まり4着。人気のノウンアジェンダは9着、ハイリーモティベイテッドは10着、ロックユアワールドは17着に敗れた。
1着メディナスピリット(Medina Spirit)
出走馬紹介では「連対はあると思うが勝ちはどうだろう」という的外れな見解をしていたわけだが、結果的にはスローペースに持ち込んで見事な逃げ切り勝ちだった。メディナスピリットは前走はロックユアワールド、前々走はライフイズグッドに敗れており、かつ着差をつけられての2着だったため少し人気は落としていた。
勝ったもののやはり展開利があったことは間違いないので今後はこの馬が中心というわけではなさそう。というかこの馬を外によれながら8馬身ぶっちぎったライフイズグッドどれだけ強いんやって話ですがね。
勝ったメディナスピリットの鞍上ヴェラスケスはこれでダービー4勝目。
調教師のBバファートはこれでダービー最多勝となる7勝目。
このコンビでは昨年の勝ち馬オーセンティックもこのコンビでダービーを制している。
勝ったメディナスピリットのプロフィールを見返すと1歳馬セリで約11万(11万です)、2歳馬セリで350万という安値で取引されている。また父プロトニコ(Protonico)の今年の種付け料は約50万。なぜこの厩舎に入れたんだというレベルの血統、落札背景。
次走はおそらくプリークネスS
2着マンダルーン(Mandaloun)
この馬も出走馬紹介の中で「前走の敗因がよくわかっていないため評価は下げたい」的なことを抜かしてましたがきっちり立て直して好位インから差してきて2着。なぜ前走大敗したのかは依然としてわかりませんが、まともに走れればこれだけの競馬ができるというのは大きな収穫。
やはりこの勝負服は偉大...
次走は未定だがプリークネスSは回避し3歳G1に狙いを絞るとのこと。
トラヴァーズ辺りが狙いかなと思います。
3着ホットロッドチャーリー(Hot Rod Chearlie)
前走ルイジアナダービーを制し重賞初制覇をした勢いでここも好位インからするする抜けてきて3着。ほぼほぼ完ぺきなレースをしたが3着だったのを見ると大舞台では勝ちきれない馬なのかなと感じた。
4着エッセンシャルクオリティ(Essential Quality)
スタートで出負けかつ挟まれる不利もあり、道中も終始外を回される厳しい競馬で負けて強しの4着。同じく不利を受けていたロックユアワールドが大敗しているのに対して強い内容であったがそれでも勝ち切ってくれるくらいの馬だと思ってただけにそのは少し残念。
ただ一番強い競馬をしてるのは間違いなくこの馬で不利、外周し、スローペースとかなり苦しい競馬ながらのレースだったので今後もこの路線の中心であることには変わりない。
プリークネスはスキップするらしいがベルモントは流動的で大目標はトラヴァーズとのこと。
17着ロックユアワールド(Rock Your World)
出走馬紹介では逃げれなかったときにどうなるかという話をしていたが、まさにその通りの結果になり、スタートやや出負けから外から来た馬に挟まれて終了。少し盛り返して中団くらいからレースは進めていたが直線入る前に手ごたえなく後退していった。
なんでも前走G1を勝たせたジョッキーを降ろしてまでお気に入りとのコンビでダービーに出走したらしいですがスタートで終了するわ、降ろした騎手には先着されるわでまあざまあという感じですね。