6/6ベルモントS(G1) ダ2400m ベルモントパーク 9頭立て
ベルモントS2021
1着エッセンシャルクオリティ(Esswntial Quality)
2着 ̚ホットロッドチャーリー(Hot Lot Charlie)
父オクスボウ(Oxbow) 牡3 5.8 2人気 4番 1 1/2
3着ロンバウアー(Rombauer)
(父トゥワリングキャンディ Twirling Candy)牡3 6.7 4人気 3番 11
1人気はダービー4着馬からの参戦となったエッセンシャルクオリティ。ダービーは敗れはしたものの厳しい競馬の中での4着とベルモントSを三勝しているタピット産駒ということもあり1人気に支持された。
2人気はダービー3着のホットロッドチャーリー。今年の入ってからのレース内容もよく、ダービーもいい競馬をしておりチャンスは十分と思われた。
3人気はダービーで大敗を喫したロックユアワールド。ここもロザリオ騎手とのコンビで参戦。4人気がプリークネスSの勝ち馬ロンバウアー
また同レースには日本から森厩舎のフランスゴデイナが参戦。
レースは内から好スタートを切った白い勝負服、白い帽子の4番ホットロッドチャーリーが内から主張。外から青い勝負服、青い帽子の7番ロックユアワールドも負けじと並びに行くが、間にいたフランスゴデイナに内から主張されてしまい外からフランスゴデイナをパスせざるを得ず、ロスをかぶりながらの2番手外。道中人気の葦毛エッセンシャルクオリティは5番手辺りを追走している青い勝負服、青い帽子の2番。
ペースが緩むことを警戒してかエッセンシャルクオリティが800m辺りから徐々に前へとプレッシャーをかけてきて4コーナーでは逃げていたホットロッドチャーリーとエッセンシャルクオリティが抜け出して最後の直線へ。
直線では懸命にこらえていたホットロッドチャーリーだが残り100mでエッセンシャルクオリティが抜け出すと最後は力尽き、結局エッセンシャルクオリティが1 1/2馬身を付けクラシック制覇を果たした。粘ったホットロッドチャーリーは2着。後方で脚を溜めていたロンバウアーが3着。ロックユアワールドは6着。フランスゴデイナは大きく離された最下位に敗れた。
勝ったエッセンシャルクオリティは、ケンタッキーダービーのようなスローで差し損ねることを恐れ、自ら前を潰して押切るという実に人気馬らしいレースぶりだった。ダービーで無敗記録は途切れたものの世代上位の力があることを改めて証明した。
本馬の父タピットはこれでベルモントS4勝目。今年は日本でベルモントSを走り3着に来たタピット産駒ラニの子供がデビューするということでラニから海外に挑戦するような大物が排出されることに期待。