2021/6/19中央競馬回顧

東京7R 3歳未勝利 芝1800m 16頭

勝ち馬ホウオウサミット牡3(父ロードカナロア)

1人気ホウオウサミット 1.5 4枠8番  Cルメール

2人気ヒアーズトゥライフ 6.1 6枠12番 横山典弘

3人気マイネルバリオート 8.2 5枠9番 柴田大知

4人気バラードインミラノ 9.5 7枠13番 Mデムーロ

 

7人気ダノンヴェロシティ 27.9 8枠15番 戸崎圭太

 

1 着ホウオウサミット

2 着バラードインミラノ  1 3/4

3着ダノンヴェロシティ  3

4着マイネルバリオート クビ

 

7着ヒアーズトゥライフ

 

道中5番手からレースを運んだホウオウサミットが直線外に持ち出され、楽な手ごたえで先頭に並ぶと、あっさりと粘るバラードインミラノを交わして快勝。2戦目で初勝利を挙げた。

兄に重賞2勝を挙げているミトラがいるホウオウサミット。新馬戦では以前取り上げたエクランドールの破れたものの、けっして引けを取らない内容で期待された2戦目できっちり勝ち上がって見せた。

 

札幌10R 利尻特別(3歳以上1勝クラス) 芝2000m 8頭

勝ち馬ソーヴァリアント 牡3(父オルフェーヴル)

1人気ソーヴァリアント 1.3 2枠2番  大野拓弥

2人気アドマイヤハレー 5.7 5枠5番 横山武史

3人気サトノハンター 9.3 6枠6番 藤岡佑介

 

 

1 着ソーヴァリアント

2 着サトノハンター  6

3着アドマイヤハレー  アタマ

 

道中は2.3番手から追走していたソーヴァリアントは直線を待たずして先頭に立つと、楽な手ごたえのままリードを広げていき、札幌の短い直線コースながら6馬身差をつける大楽勝で2勝目を挙げた。

ソーヴァリアントはこれが6戦目で前走はディープ記念弥生賞で4着だった。

弥生賞は勝ったのが皐月賞2着タイトルホルダー、2着がNHKマイルC勝ち馬シュネルマイスター、3着がホープフルS勝ち馬のダノンザキッドで1勝クラスではさすがに相手が違った。

 

しかし、ただ勝つだけでなく6馬身差という圧巻のパフォーマンスに加え、上がり3Fは33.0と強烈な上がりで示して見せた。秋に向けて注目の一頭となるかもしれない。

ソーヴァリアントは父がオルフェーヴルで母は桜花賞3着馬ソーマジック、兄にソーグリッタリング、姉マジックキャッスルがいる血統。

 

新馬評価 1~6段階で表示

東京1Rコムストックロード3

東京5Rアライバル5

阪神5Rフェズカズマ3

札幌5Rポメランチェ4

札幌6Rアーリーレッグ1

 

今年最初の未勝利となった東京1Rはシルバーステート産駒にコムストックロードが勝利。高評価をしたクレイドル組の4着だった馬。地道に稼いでくれそう。

 

東京5Rはメンバーもそろっておりレベルの高いレースだった。おそらく6着くらいまでは順当に未勝利を勝ち上がりそう。そんな中でも2着に3馬身つけて快勝したアライバルの内容は非常にいい内容であった。母は桜花賞2着、オークス3着のクルミナル。

同レースの勝ち馬以外だと4着のマイシンフォニーの注目したい。スタート一息で後方からの競馬を強いられ、直線も進路がなかなか開けず、エンジンのかかりも遅く結果的に4着だったが、最後100mを切ったあたりからはものすごい脚で前との差を詰めていた。イメージ的にはサトノフラッグの新馬戦を思い出した。良馬場の10月東京開催とかであれば確勝級といっていい一頭。

 

札幌5Rのポメランチェはレコードをたたき出し4馬身差の圧勝。翌日の同条件、前の週と比較しても今開催1番のパフォーマンス。函館2歳の最有力候補。