2021/6/20中央競馬回顧+今週の出来事

東京6R 3歳未勝利 芝1600m 16頭

勝ち馬グラヴィル 牝3(父Le Havre)

1人気ギャリエノワール 2.3 6枠12番  戸崎圭太

2人気ボルゾーバー 3.4 8枠16番 Mデムーロ

3人気スーパービーム 6.2 7枠14番 石橋脩

 

5人気グラヴィル 11.2 1枠1番 田辺裕信

 

 

1 着グラヴィル

2 着ギャリエノワール  クビ

3着スーパービーム  3/4

4着ボルゾーバー  1 1/4

 

道中は後方追走から、挑戦は内に活路を見出すとスルスルと伸びてきて、最後は先に抜け出したギャリエノワールを差し切った所がゴール。初勝利を挙げた。

 

勝ったグラヴィルの血統は世界的に見ても素晴らしい血統でなぜ日本にいるのかわからないレベルだが、父はルアーヴル、母はアブソリュートレディで全姉に仏1000ギニーオークスを含む8戦8勝で現役を終えた怪物ラクレソニエールがいる血統。

デビューも先月でここが2戦目という中で見どころのあるレースを見せてくれた。

大きな活躍ができるとは現時点では思えないが、血統的な面では牝馬だけに非常に価値のある馬。今後、大舞台で活躍できるだけの成長をしてくれることに期待したい。

 

東京7R 3歳以上1勝クラス ダ1600m 16頭

勝ち馬ルコルセール 牡3(父ロードカナロア)

1人気オセアダイナスティ 2.7 2枠3番  Cルメール

2人気ルコルセール 2.9 6枠12番 石橋脩

3人気アナンシエーション 3.0 7枠14番 石川裕紀人

4人気トーホウボルツ 13.7 4枠7番 北村宏司

 

1 着ルコルセール

2 着アナンシエーション  1/2

3着トーホウボルツ  2 1/2

 

5着オセアダイナスティ

 

上位人気3頭で人気を分け、レース前から高メンバーと言われていた同レース。

1番人気は、前走の未勝利戦で10馬身差をつける大楽勝を収めたオセアダイナスティ

2番人気は、同じく未勝利戦で8馬身差をつけ楽勝したルコルセール。

3番人気は、以前にも紹介し、1勝クラスで惜しい競馬が続いているアナンシエーション。

 

レースは道中3番手外から抜け出したルコルセールが直線では先頭に立ち、アナンシエーションが外から迫ってきたが、並ばれそうになってからもうひと伸びし、最後は1/2馬身をつけ、連勝で2勝目を挙げた。アナンシエーションが2着。オセアダイナスティは内で包まれる苦しい展開になってしまい5着に敗れた。

 

勝ったルコルセールは3戦目まで芝を使い3着が最高だったが、4戦目にダートを使うと上記の通りの楽勝。ここも快勝で2連勝となった。少なくとも2勝クラスは楽に突破してくれるはず。3歳ダート路線の注目馬。

アナンシエーションは念願の外枠からいい形で直線を迎えたが、最後まで前を捕まえられず2着。もしかしたら勝てる力はあるのに運がないタイプの馬なのかもしれない。

 

新馬評価 1~6段階で表示

東京5R キミワクイーン 2

阪神5R ダノンスコーピオン5

札幌5Rグランアプロウソ4

 

阪神5Rの上位3頭はかなりレベルが高く映った。ダノンスコーピオンは完全に2着馬に抜け出され万事休すに見えたが何とか差し切ってデビュー勝ちを収めた。

距離伸びてもよさそうではあるが、厩舎的にマイラーになりそう。ただ重賞クラスであることは間違いない。

 

グランアプロウソは父ガンランナー、母父メダグリアドーロ、母母ビリーヴ、母が重賞2着があるフィドゥーシアというすさまじい血統。血統的にダートっぽい感じもするし、同週のポメランチェより時計が遅く、内容もそれほどではなかったので、同評価なのはどうかと思われるかもしれないが、妙に惹かれるレースっぷりだったので期待値含みでちょっと高めの評価。

 

今週の主な出来事

・香港のエグザルタント引退

クイーンアンSはパレスピアが勝利

セントジェームズパレスSはポエティックフレアが勝利

プリンスオブウェールズSはラヴが勝利

ゴールドカップサブジェクティヴィストが勝利

コモンウェルスCはカンパネルが勝利

・コロネーションSはアルコールフリーが勝利

ディアヌ賞ジャンヌダルクが勝利