中京9R 長久手特別(3歳以上2勝クラス) 芝2000m 8頭
勝ち馬ロバートソンキー 牡4(父ルーラーシップ)
1人気ロバートソンキー 1.8 4枠4番 福永祐一
2人気ノースザワールド 4.0 1枠1番 松山弘平
1着ロバートソンキー
2着ノースザワールド 2
3着ホウオウエクレール 1
4着ピノクル 1/2
道中は4番手外を追走していたロバートソンキーが直線の切れ味勝負を制して3勝目。前走の1勝クラスに続き連勝となった。
勝ったロバートソンキーはこれが7戦目。前走までは5戦連続で伊藤工真騎手が騎乗していたが、落馬のより負傷中のため福永祐一騎手にスイッチしてのレースだった。
3歳時は1勝クラスの身ながら神戸新聞杯でコントレイルの3着、菊花賞でもヴェルトライゼンデに先着しての6着と1勝馬ながらクラシック上位と差のない競馬をしていただけあって今年初戦の1勝クラス、今回の2勝クラスはさすがに強い内容だった。
血統を見てみると非常に面白い牝系で2代母はシンボリルドルフ×トウカイナチュラルのトウカイテネシーという馬でご存じトウカイテイオーの全妹にあたる血統。トウカイテネシーの父にサンデーサイレンスを迎えられたのが本馬の母であるトウカイメガミ。
ロバートソンキー以外に産駒の活躍馬は1頭しかいないが、ロバートソンキー自身がセレクトセール出身(1080万で落札)だけあって当歳から非常に期待されていたのかもしれない。本馬のような馬が活躍してくれるのは非常にうれしいこと。
新馬評価 1~6段階で表示
中山1Rヒストリックノヴァ4
中山3Rコマノカモン3
中山5Rオルニス2
中京1Rレイワホマレ3
中京2Rデヴィルズマーブル2
中京3Rアイスジャイアント2
中京5Rジャスティンパレス4
中山1Rはヒストリックノヴァが7馬身差の快勝。直線も余裕の手ごたえで強い内容だった。同日の古馬2勝クラスとコンマ3秒差のタイムと非常にタイム面も優秀だった。
中京5Rジャスティンパレスは2番手追走から迫る2着馬を振り切っての勝利、5頭立てとはいえ強そうな2頭相手の快勝だったのは評価できる。
今週の出来事
ダービー4着グレートマジシャンが右前脚の種子骨靭帯炎症で年内休養
19年フューチュリティT2着のイニスフリー亡くなる
スピナウェイSはエコーズルーが勝利
デルマーデビュータントSはグレースアドラーが勝利
ホープフルSはガナイトが勝利
デルマーフューチュリティはパインハーストが勝利
愛チャンピオンはセントマークスバシリカが勝利
ヴェルメイユ賞はテオナが勝利
モイグレアスタッドはディスカヴァリーズが勝利
ヴィンセントオブライエンSはネイティブトレイルが勝利
日本馬のディープボンドがフォワ賞を勝利
Manoboについて
https://www.racingtv.com/racecards/saint-cloud/354523-turenne-listed-stakes?sort=price&non-runner_display=false (レース映像が見つからなかったので成績だけ)
一部で注目されているゴドルフィンの3歳馬Manobo(モノーボー)。父はシーザスターズで母父がネイエフのアップルビー厩舎所属。
現在3戦無敗で前走はフランスのリステッドを10馬身ちぎっての圧勝だった。
本馬はなんといってもデビュー戦が注目される要因の一つでデビュー戦で下した2着馬があの英ダービー2着馬のモジョスター。モジョスターは未勝利2着の後にダービーでハリケーンレーンに先着してアダーヤーの2着。そのモジョスターを半馬身凌ぎ切ったことを考えると実質ダービー2着といっても過言ではないだろう。今年のゴドルフィン牡馬はレベルが高い。
デビュー戦
https://www.racingtv.com/racecards/newbury/329641-join-casumo-today-ebf-maiden-stakes-4