東京9R tvk賞 3歳以上2勝クラス 芝2000m 9頭
勝ち馬 ノースブリッジ 牡3(父モーリス)
1人気 グランオフィシエ 1.9 3枠3番 大野拓弥
2人気 ノースブリッジ 3.3 8枠9番 岩田康誠
3人気 セントオブゴールド 4.5 5枠5番 戸崎圭太
1着 ノースブリッジ
2着 グランオフィシエ 1 1/2
3着 セントオブゴールド 1 3/4
人気的に3強オッズとなっていたが実質逃げる形になっていたノースブリッジがマイペース逃げに持ち込んで快勝。1倍台だったグランオフィシエは猛追の中々差は縮まらず2着。セントオブゴールドは伸びきれず3着に終わった。
同レースは逃げたコスモスタック、ニシノオイカゼが2頭全く譲ることなくペースを上げていき1000m通過が57.1秒というあまりにも無謀な超ハイペースとなり、それもあってかかなり締まったレースとなった。離れたノースブリッジ以降の3番手集団も1分ちょうどくらいで1000mを通過したが、マイペースで逃げるとかなりしぶといのがノースブリッジ。新馬戦でもマイペース逃げでルペルカーリアを撃破しており、ラジオNIKKEI賞(G3)でも3着にきている実力馬なだけにここは力でねじ伏せたといったところ。
こういう馬はクラスがあがっても自分のリズムで運べればいいレースができる馬だと思っているので3勝クラスでも楽しみ。
阪神10R 元町S(3歳以上3勝クラス) 芝1600m 14頭
勝ち馬エアファンディタ牡3(父Hat Trick)
1人気 リッケンバッカー 3.4 5枠7番 福永祐一
2人気 エアファンディタ 3.4 2枠2番 Cルメール
3人気 ロードシャムロック 4.8 7枠12番 川田将雅
5人気 ヴァトレニ 10.5 5枠8番 横山和生
6人気 ワールドバローズ 18.4 8枠14番 和田竜二
1着 エアファンディタ
2着 ワールドバローズ 2 1/2
3着 ヴァトレニ ハナ
5着 リッケンバッカー
11着 ロードシャムロック
中団インから追走していたエアファンディタが内からスルスルと抜けてくると、一気の切れ味で前を捉え切り、上がり32.8の末脚で完勝。OP入りを決めた。エアファンディタは日本では非常に珍しいハットトリック産駒。ハットトリック自身はアメリカ、ブラジルで種牡馬として活躍し、初年度産駒にフランスG1を勝ったダビルシムや昨年アメリカのフォアゴーSを勝ったウィンウィンウィンなどがいるが、日本では本馬を含めてわずか8頭しか中央ではデビューしておらず、勝ち上がったのも本馬を含めて2頭と非常に厳しい成績。それだけにエアファンディタの活躍は非常に喜ばしいもので父譲りの切れ味をしっかりと受け継いでいる本馬はこれまで12戦のうち10戦が上がり最速という強烈な切れ者。時間はかかったが、この切れ味は間違いなくOPクラスでも通用するもの。昨年ハットトリックは無くなっているだけに、本馬には種牡馬になれるくらいの大きな活躍を期待したい所。
ちなみに本馬の母はアメリカで走っていた同オーナー所有のNokazeという馬で福永騎手が米遠征の際に騎乗経験がある。牝系には日本でも活躍馬を多数だしているバラードがおり日本でも活力のある牝系。
エアファンディタは兄に東海S勝ち馬のエアアルマス、弟に今週の菊花賞にも出走していたエアサージュと母馬のポテンシャルはあまり知られていないだけで、日本でもトップクラスの繁殖の一頭かもしれない。エアアルマスが父エンパイアメーカー、エアファンディタはハットトリック、エアサージュはポイントオブエントリーと日本であまり活躍馬を出していない種牡馬からも活躍馬を出してるので母馬Nokazeのすごい所。
ちなみに2歳にはエアサージュの全弟にあたるエアアネモイという馬がいる。
新馬評価 1~6段階で表示
東京1Rカフェカルマ2
東京2Rエテルナメンテ4
東京3Rキャルレイ3
東京4Rオメガブルーム4
東京5Rプレサージュリフト6
東京6Rキワミクイーン3
阪神1Rメイショウゲキリン3
阪神2Rワセダダンク2
阪神3Rママコチャ4
阪神4Rスプリットザシー4
阪神5Rリアド5
阪神8Rセキフウ4
新潟1Rブランデーロック1
新潟2Rミルトクリーガー3
新潟5Rアルファマム4
東京5Rのプレサージュリフトは久々の満点評価。600m通過が36.6、1000m通過が1.01.9というスローペースで逃げていた2着馬ローシュタインを後方一気であっさりと捉えたプレサージュリフトが快勝。上がり3Fは33.3秒に上がり2位に1.4秒差をつける圧巻の瞬発力。レース上がりも11.5-11.7-11.6と加速してる中でさらに伸びきって加速して勝っているので瞬発力勝負という点ではすさまじいものを持っているかもしれない。
阪神5Rはリアドが断然人気に応え快勝。セレクトセールで5億近い値が付き注目されていた馬が粗削りながら素質の高さをうかがえる走りを見せてくれた。個人的には去年のシャフリヤールにだぶるイメージ。オーナーがオーナーだけに何とも言えない感じはありますが、馬は相当強いと思います。
今週の出来事
BC3競走馬券発売決定(BCフィリー&メアターフ、BCターフ、BCマイル)
ヴァンドギャルドがBCマイルへの参戦が決定(香港マイルも登録済)
ユーバーレーベンJCへ
17年モーリスドゲスト賞勝ち馬ブランド(セ9)引退
G1 5勝馬パレスピア(牡4)引退
米G1 2勝馬アルシクァ(牝4)引退
米ウィンスターFで繋養されているディスターテッドヒューマー(Distorted Humor)(牡28)が今春をもって種牡馬引退
代表産駒
ファニーサイド(Funny Cide)KYダービー、プリークネスS勝ち馬
ドロッセルマイヤー(Drosselmeyer)ベルモントS、BCクラシック
また、母の父としてコンスティテューション(Constitution)、アロゲート(Arrogate)、ゴールデンシックスティー(Golden Sixty)など
ミシュリフはBCターフを回避、来年も現役続行予定で来年のBCクラシックを目標にサウジC始動予定
今年のジャンロマネ賞勝ち馬グランドグローリー(Grand Glory)がJC出走予定(ちなみに12月の繫殖セールに名前が載ってる)
武豊騎手が4300勝達成
菊花賞はタイトルホルダーが勝利
マニカトS(豪G1)2歳以上芝1200m
勝ち馬ジョンカー(Jonker)(牡6)
6歳馬ジョンカーか内枠から先手を取るとそのまま最後まで押切り、6歳にして待望のG1制覇
映像 https://youtu.be/6qjn_sX_8ZY
コックスプレート(G1)豪3歳以上 芝2000m
勝ち馬ステートオブレスト(State of Rest)(牡3)
愛Jオブライエン厩舎の3歳馬ステートオブレストが前走の米G1サラトガダービーに続きG1連勝。2着に49.5kgの軽ハンデを生かしたアナモーが内からきわどく強襲するもアタマ差届かず2着、出遅れが響いた人気のヴェリーエレガントは3着が精一杯だった。
レース後、1着入線馬の2着馬に対する進路妨害で30分近く審議が行われたが、着順通り確定した。
映像 https://youtu.be/Pm2sNpk3zFo
フューチュリティS(G1)英2歳牡馬、牝馬限定芝1600m
勝ち馬ルクセンブルク(Luxembourg)(牡2)
横並びの2着争いをしり目に1頭抜け出したルクセンブルクが無傷の3連勝でG1制覇
映像 https://youtu.be/bkIUPhM3C4A
クリテリウムアンテルナシオナル(G1)仏2歳牡馬、牝馬限定 芝1400m
勝ち馬 エンジェルブルー(Angel bleu)(牡2)
前走ジャンリュックラガルデール賞を制したエンジェルブルーがG1連勝。これで通算8戦5勝とした。頭差まで迫ったエインシャントロームはジャンリュックラガルデール賞3着に続き、またもエンジェルブルーに敗れ2着。
映像 https://youtu.be/rdmhgcuuvcg
クリテリウムドサンクルー(G1)仏2歳牡馬、牝馬限定 芝2000m
勝ち馬 エルボデゴン(El Bodegon)(牡2)
逃げたエルボデゴンがマイペースに持ち込むとそのまま最後まで押切り、前走のコンデ賞(G3)に続き連勝でG1初制覇となった。人気のゴールドスパーは二番手から追走するも伸びを欠き、3着。
映像 https://youtu.be/U_SRruYL66c
ロワイヤルオーク賞(G1)仏3歳以上 芝3100m
勝ち馬スコープ(Scope)(牡3)
前走リステッドを勝っての参戦となった3歳馬スコープが上位人気馬を抑えて初重賞をG1で飾った。人気のスカジノは4着。サーチフォーアソングは4着に終わった。