2021/11/20中央競馬回顧

阪神7R 3歳以上1勝クラス(牝)ダ1800m 10頭

勝ち馬フォレストキャット牝3(父スマートファルコン)        

1人気フォレストキャット        2.7    4枠4番    藤岡康太
2人気ステイブルアスク        4.6    8枠10番    古川奈穂
3人気ギブミーラブ        4.8    3枠3番    鮫島克駿
10人気 メリディアン        46.6    2枠2番    西村淳也
                
1着フォレストキャット                            
2着ステイブルアスク     1/2                        
3着メリディアン        クビ                        
4着ギブミーラブ        1/2    

 

好位インを追走していたフォレストキャットが直線粘るメリディアンを捉えて先頭に立つと追い込んできたステイブルアスクを抑えて先頭でゴール。これで未勝利から2連勝。通算成績を3戦2勝とした。

本馬は兄にインティがいる血統で兄インティはケイムホーム産駒ですが、本馬はスマートファルコン産駒。JRAに登録された馬はインティと本馬の2頭のみで(というか血統登録すらされていない)あまり受胎率がよくない母馬なのかもしれない。

ただ、本馬は現2勝クラス。インティはG1馬ということを考えると素晴らしい繁殖牝馬であることは間違いない。

また、同馬の馬主はインティと同じ馬主ですが、所有馬を見る限り零細の牧場経営という感じで未デビューの2頭を除くとキティ産駒の2頭とミコノス産駒の4頭が現役馬としているが、ミコノス産駒は6頭デビューして5頭勝ち上がり、キティ産駒は2頭デビューし、2頭とも勝ち上がり。

わずか2頭の繁殖でJRA勝ちを挙げる馬をこれだけ出せるのは生産者と馬主の相馬眼の素晴らしさがなせる業なのかもしれない。本馬、馬主両方の観点から今後は注目していきたい。

 

 

新馬評価 1~6段階で表示

東京1Rアーサーテソーロ3

東京2Rジュンブロッサム4

東京3Rデアノヴァ2

東京4Rジョンソンテソーロ2

東京5Rシークルーズ3

東京6Rデュガ3

東京11R東スポ杯2歳Sイクノイックス6

阪神1Rカフジテトラゴン2

阪神2Rダノンピーカブー4

阪神3Rプレヴォール3

阪神4Rスタティスティクス2

阪神5Rカイハオン2

阪神6Rクローズドユアアイズ5

福島1Rビナホイアン3

福島3Rウインバグース2

福島4Rセリノーフォス3

福島5Rタイラーテソーロ4

 

東京メインの東スポ杯はイクノイックスが完勝。かなり好メンバーが揃っていた一戦でしたが、圧巻の内容。これは現在のクラシック最有力候補とみて間違いないでしょう。

キタサンブラック産駒はこれが重賞初制覇。

 

そして阪神6Rのダート新馬戦はプリサイスエンド産駒のクローズドユアアイズが4馬身差を付ける完勝。ダ1400mでこの評価を付けるのは珍しいと思います。

あまりにも内容が圧巻だったのでこれだけの評価にしました。

プリサイスエンド産駒でセリ落札価格の500万程度とは思えない掘り出し馬。

これは期待したい一頭。