2022/1/5中央競馬回顧+今週の出来事

中京8R 3歳以上2勝クラス芝1800m

勝ち馬ディヴィーナ牝4(父モーリス)        
                
1人気    ジャスティンカフェ    1.3    3枠3番    川田将雅
2人気    ディヴィーナ        3.4    6枠6番    Cデムーロ
3人気    セントウル        14    7枠8番    武豊
    
8人気    テーオーアマゾン    77.6    8枠10番    小沢大仁
                            
1着ディヴィーナ                            
2着ジャスティンカフェ    1 1/2                        
3着テーオーアマゾン    2                            
4着セントウル        3/4        


道中は好位外を追走していたディヴィーナは直線で外に持ち出されると一気に抜け出し最後は2着のジャスティンカフェに1 1/2馬身差
を付ける快勝で2連勝。通算成績を6戦3勝とした。
勝ったディヴィーナはヴィルシーナ産駒の4歳牝馬。デビューは昨年5月と遅れたが、順調に勝ち上がっていき2勝クラス突破。ここまで複勝圏を一度も外していない安定感のあるレースぶり。
デビュー4戦は2000m付近の中距離を使われてきたが、近2戦は1600mと一気に距離を短縮して結果2連勝としている。
同レースは鞍上の好騎乗も光ったレースで、終始折り合いは欠きながらのレースではあったが、同レース断然人気のジャスティンカフェを内の閉じ込めて
先に抜け出して押し切るというのを完全に狙っていたようなレースだった。結果的に4角まで内に閉じ込めて4コーナーで勝負ありというレースだったのを見るにさすがはトップジョッキーだなというのを感じたレース。
話は戻してディヴィーナはこれで1600mで2連勝。母ヴィルシーナヴィクトリアマイルを連覇しているように本馬もマイルくらいがあっているのかなという印象。
これは春に向けて注目の馬となるのではないかと思います。    

 

 

 

注目の3歳戦

中山5R3歳以上1勝クラス 勝ち馬アスクビクターモア

なんかで話したような気がするアスクビクターモア

前走はドウデュース相手に僅差の3着、全前走は東スポ杯で2着に来たアサヒを撃破するなど世代でもかなりの可能性を秘めている可能性のあるアスクビクターモアが快勝。

2着が未勝利でサンストックトンを抑えたレヴァンジル、3着がデビュー戦でアイビーSでドウデュースの2着に入ったグランシエロを抑えたヴァーンフリートと少頭数ながらかなりレベルの高い1勝クラスとなったが、力でねじ伏せて各馬を完封してみせた。

重賞戦線でも楽しみな一頭です。

 

中山10Rジュニアカップ(L) 勝ち馬インダストリア

これ絶対勝つと思うわと心の中で思いながらレースを見ていましたが()、想像以上に強い内容。デビュー戦は2着に敗れた後、未勝利戦を勝ち上がりここが3戦目。

初戦、2戦目は1800mを使ってきたが、1600mに短縮してのレース。

直線ではパトロール見るとわかりやすいですが、外にずっと張りながら着差を広げていき2 1/2馬身差で完勝。レースレベルはそれほどではなかったと思いますが、ちょっとレベルが違う内容。かなり難しそうな馬ではありますが、能力が前回で発揮できればかなりのレベルまで行くんじゃないかと思います。

 

 

 

今週の出来事

ホープフルSはキラーアビリティ(牡3)が勝利

東京大賞典はオメガパフューム(牡7)が勝利

クロノジェネシス(牝6)が引退→繁殖入り

重賞3勝馬サウンドキアラ(牝7)が引退→繫殖入り

20年プリークネスS勝ち馬ロンバウアー(牡4)が引退→種牡馬入り

アンドラステ(牝6)が京都金杯を回避→そのまま引退、繫殖入り

92年神戸新聞杯勝ち馬キョウエイボーガン(牡33)亡くなる

96.98年BCマイル勝ち馬ダホス(牡30)が亡くなる

タイトルホルダー(牡4)が右後肢を痛め春の予定は白紙に

マルシュロレーヌ(牝6)はラストランとしてサウジカップを視野

15年デュハーストS勝ち馬エアーフォースブルー(牡9)が米から韓国に輸出

タスマニアスターホース ミスティックジャーニー(牝6)をノーザンFが購入

 

ラブレアS(G1)米3歳牝馬以上ダ1400m    
勝ち馬カリプソ(Kalypso)(牝4)    
映像https://youtu.be/gtRbBJool9s

前走4月のエイトベルズS(G2)12着以来、久々の一戦となったカリプソは、道中3番手からレースを進めると直線は外に持ち出されスパート。直線向くと一気に抜け出していき、最終的には4 3/4馬身差を付ける完勝でG1初制覇。
父のブロディーズコーズはとっては、これがうれしい産駒初のG1制覇となった。

 

マリブS(G1)米3歳ダ1400m    
勝ち馬フライトライン(Fligtline)(牡4)    
映像 https://youtu.be/1OmGoQIAcIU
ここまで2戦2勝で断然人気に支持されたフライトラインが好スタートからそのまま先手を取ると
直線に入っても終始手ごたえは馬なりのまま後続との着差を開いていく一方で、最終的には馬なりで11.5馬身ちぎって圧巻のG1初制覇。
これで3戦3勝とした。
前走時に紹介したフライトラインが衝撃のパフォーマンス。同レースにはBCスプリントで2着に入ったドクターシヴィル(7着)
が参戦するなど決してレベルが低すぎるというわけでもなかったが、全く相手にならなかった。
フライトラインは同日同距離のG1ラブレアSより3.41秒早いという衝撃の勝ちタイム。

これで3戦合計2着に付けた着差は37.5馬身。
2022シーズンは距離を伸ばしていくとのことなのでライフイズグッドとの対戦を是非とも期待したいもの。
歴史的名馬の可能性を多いに秘めている馬だと思います。

 

アメリカンオークス(G1→G2)米3歳牝馬 芝2000m→ダ2000m    
勝ち馬クイーンゴッデス(Queen Goddess)(牝4)    
映像 https://youtu.be/h_MlnGNQjqc
ちょっとややこしくて、元々は芝の2000mで施工されているレースなのですが、
豪雨の影響で芝→ダートに変更され、なぜか格もG1→G2に格下げされて行われたレース。

レースは逃げたクイーンゴッデスがそのまま押し切っての勝利。2着に吉田勝己氏所有のナイセストが入った。
断然人気で前走のBCデーにて取り上げたゴルディコヴァS勝ち馬ゴーインググローバルは6着に敗れた。
ただダート施工だったので何とも言えないレースです()