阪神8R 阪神スプリングJ(障4歳以上OP)(障3900m) 勝ち馬エイシンクリック牡8(父ルーラーシップ)
1人気 オジュウチョウサン 1.7 5枠5番石神深一
2人気 タガノエスプレッソ 3.5 2枠2番平沢健治
3人気 レオビヨンド 5.7 7枠8番高田潤
5人気 エイシンクリック 16.7 6枠7番西谷誠
1着 エイシンクリック
2着 レオビヨンド 1 1/2
3着 オジュウチョウサン クビ
5着 タガノエスプレッソ
スタート一息で大きく置かれた最後方からのスタートとなったエイシンクリックはレース中盤にかけてポジションを徐々に押し上げていき、
終盤では先頭にたつと、迫るレオビヨンド、オジュウチョウサンを振り切っての勝利。前走から1年ぶりとなったレースではあったが、オジュウチョウサン相手に金星を挙げた。
エイシンクリックは平地時代にステイヤーズS3着の実績がある馬。20年4月に障害転向すると、転向5戦目となる未勝利で2着に2.7秒差をつける大楽勝。
前走のOP競走も1.6秒差をつける圧勝で注目を集めていたが、脚元の不安により長期休養しており、同レースが休み明け初戦だった。
スタートではかなり遅れ、道中自分から動いていきスタミナ比べに持ち込むと最後までオジュウチョウサンを抜かせなかった。
上位3頭以外はバテバテだったのを見るとかなりタフなレースだったと思われるが、1年ぶりのレースでこれだけのレースをするのは衝撃的。
最後の障害はかなり危ない躓き方であったが、他は飛越センスのいい飛越で距離の心配もなさそう。
2着レオビヨンドは昨年12月の中山大障害3着以来の実戦。前走はオジュウチョウサンに8馬身の差を付けられたが、今回は逆転して見せた。
斤量2kg差があるのはもちろんだが同馬はまだ6歳でどんどん強くなっている印象。
伸びしろ十分でレースセンスのある馬なので立ち回り一つで逆転もありそう。
3着オジュウチョウサンは中山大障害1着以来のレース。
1.2着馬とは2kgの斤量差があったものの、同斤量でもどうだったかと個人的には感じた。
前走は飛越も含めて完璧だったが、今回は細かいミスはあったものの、怪しい飛越はなかったので単純にスタミナ比べに持ち込まれ、最後まで止まってはいないが、勝ち馬と同じ脚になってしまった。
さすがにこの辺は年齢を感じさせるところはあったが、それでも差のない3着はさすがの内容。一叩きされて更に上昇してくると思われるので本番でも逆転に期待。
阪神5R 3歳未勝利(芝2000m)勝ち馬ガイアフォース牡3 (父キタサンブラック)
前走9月の新馬以来、久々の実戦となったガイアフォースが好位追走からあっさり抜け出し4馬身差を付ける完勝。2戦目で初勝利。
前走以来久々ではあったが、他馬をまったく相手にしなかった。
新馬ではドウデュースをあわやまで追い詰めており、正直未勝利では力が違った印象。重賞級とみて間違いないだろう。
