2022/3/13中央競馬回顧+今週の出来事

中山5R 3歳未勝利(芝2000m)勝ち馬タシット牡3 (父ブラックタイド)

好位追走のタシットが直線一気に抜け出して完勝。2着に3馬身差を付ける強い内容だった。通算成績は2戦1勝。

前走の初戦はサリエラから大きく離された4着だったが、一変。強いレース内容だった。直線の脚は非常に見どころがあり注目したい。

 

 

中京10R 昇竜S(ダ1400m)勝ち馬リメイク牡3 (父ラニ)

新馬戦、1勝クラスの勝ち方がよく高評価をしたラニ産駒のリメイクが快勝。

人気のジレトールを競り落として、最後は2 1/2馬身差を付ける快勝でOP勝ちを果たした。通算成績は5戦3勝。

5戦すべてで1400mを使うこだわりを見せており、3勝すべてが左回り。まだまだ余裕のありレースぶりで一戦ごとに競馬がうまくなっており、伸びしろ十分。血統的にも米で活躍したラニ産駒ということでさらなる活躍を期待したい所。

 

 

今週の出来事

種牡馬として活躍していたスウィフトカレント(牡21)が亡くなる

現役時代には06年小倉記念勝ち。兄弟にアサクサデンエンヴィクトワールピサ

07年サマーチャンピオン勝ち馬キングスゾーン(牡20)が亡くなる

 

 

ステラヴェローチェ、マテラスカイ等を所有される大野剛嗣氏が亡くなる

今年DVで逮捕されたKデザーモ騎手がヒアリング採決日の前に姿を現さず無期限騎乗停止に

17年ホープフルS勝ち馬タイムフライヤー(牡7)が中央登録抹消→川崎競馬へ移籍

香港チャンピオンズデーにて海外馬の参加を受け入れないことを香港競馬が発表

94年KYダービー勝ち馬ゴーフォージン(Go for Gin)(牡31)が亡くなる

20年ブラックキャビアライトニング(G1 芝1000m)勝ち馬ガイトリッシュ(セ6)が今年2月のブラックキャビアライトニング9着を最後に引退

00年のカナダ2冠馬スキャッターザゴールド(Scatter the Gold)(牡25)が亡くなる

日本では4年繋養され、父として07年天皇賞春2着のエリモエクスパイア、母父として20年中山大障害、21年中山GJ勝ち馬メイショウダッサイを輩出

土曜阪神9Rにて松山弘平騎手が落馬負傷

 

 

ニューマーケットハンデ(G1)豪2歳以上芝1200m    
勝ち馬ロクンホース(Roch'n Horse)(牝5)    
映像https://youtu.be/cfaP2TmbgdM
人気を集めたのはここまで2連勝中で前走サザンクロスS(G3 芝1200m)を勝利し、ここに挑んできたロストアンドラニング(Lost and Runnig)
ここまでG1 2連勝中のホームアフェアーズ(Home Affairs)が人気の中心。
また前走ザゴングを制しここに参戦してきたリアルインパクト産駒のカウントデルピー(Count de Rupee)も出走
レースは内、外の2馬群の分かれてレースは進んでいき、ラチ側に人気薄。外側に人気馬が固まっているような状態。
しかし、最後の最後まで内ラチにいた人気薄が止まらず、ブービー人気のロクンホースが押し切っての勝利。2着にもブービー人気のザアストロロジスト(The Astrologist)が入り大波乱。
勝ったロクンホースはNZを中心に走っているが、ここまでNZでも重賞勝ちがなく、前走NZのG1で2着はあるもののそれまでの成績からはとても通用するとは思えなかったが展開も味方に大波乱を演出した。
人気のホームアフェアーズは9着、ロストアンドライトニングは14着、カウントデルピーは16着に敗れた。

 

 

オーストラリアンC(G1)豪3歳以上    芝2000m    
勝ち馬デュアイス(Duais)(牝4)    
映像https://youtu.be/Ume-06dNr-s
後方待機のデュアイスが人気のシンクイットオーバー(Think It Over)、スパニッシュミッション(Spanish Misson)を一気に突き放しての快勝。
秋シーズン2戦は大敗がつづいたが3戦目で一気に上昇。昨年6月以来のG1制覇となった。

 

 

クールモアクラシック(G1)豪3歳以上牝馬    芝1500m    
勝ち馬ライトハウス(Lighthouse)(牝5)    
映像https://youtu.be/lpufi-kfFy8
道中は中団インを追走していたライトハウスが直線鮮やかに抜け出し2馬身差の快勝でG1初制覇。惜敗に終止符を打った。
4歳までは米で走っていた同馬は4歳シーズンから豪に移籍し、ここまでG1を含む3戦連続2着と惜しい競馬が続いていた。
同レースではこれまでの惜敗が嘘のような快勝劇。また一頭楽しみな牝馬がこの路線から現れた。