1R JCB Triumph Hurdle(G1 障3382m)
勝ち馬ヴァウバン(Vauban)(セ4)
出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/371553-cheltenham/18-Mar-2022/1330
映像https://youtu.be/eXJTRJu7A8g
ウィナーズエンクロージャー
https://twitter.com/harascolleville/status/1504824419969122318?s=21
4歳馬限定のハードル競走。人気は12番のヴァウバン(Vauban)が中心。
前走まで未勝利だった同馬だが、前走のPer Month This Weekend Only' Juvenile Hurdle(G1 障3219m)でhttps://youtu.be/PCWlUtjobdA
同レース人気のフィルドール(Fil Dor)を抑えG1初制覇。勢いに乗りG1連勝を狙っての参戦。
2番人気が9番のパイドパイパー(Pied Piper)こちらはもともとJゴスデン厩舎管理馬として走っていた元エリザベス女王所有馬。現在は別の馬主に変更されており、3歳冬に障害転向。平地の条件戦でも普通に勝っていたレベルの馬だが、障害転向後は前走のG2も含め2戦2勝。まだ障害デビューから3カ月足らずながらこの舞台まで上ってきた。
3番人気が上記で名前が出ているフィルドール。こちらは障害転向後は前走のヴァウバン以外には負けておらず、逆転候補有力の一頭であった。
レースは2頭並走でフィルドールが引っ張っていき、後ろからヴァウバン、パイドパイパーがぴったり追走。直線では3頭が外に持ち出され、一気に3頭が抜けていき3頭が最終障害を飛越。一番外のヴァウバンが並ばれかけた所からもうひと伸びして2着フィルドールに2 1/2馬身差を付けて快勝。2着にフィルドール、3着にパイドパイパーが入った。
3R Albert Bartlett Novices' Hurdle(G1 障4821m)
勝ち馬ザナイスガイ(The Nice Guy)(セ7)
出馬表、映像https://www.racingtv.com/results/uk/372046-cheltenham/18-Mar-2022/1450
ウィナーズエンクロージャー
https://twitter.com/racingtv/status/1504836010437492743?s=21
同レース人気は3頭が10倍を切るオッズで7番のジント(Ginto)10番のヒルクレスト(HIllcrest)、13番のミネラククナー(Minella Cocooner)が人気を集めていた。
しかしレースでは、人気のヒルクレストは早々にリタイア、ジントは直線で故障のような形で止まり、直線はミネラククナーが先頭で迎えていた。ミネラククナーが抜け出しを図る前に内からスルスルと上がってきたザナイスガイ(The Nice Guy)が直線一気の加速で5馬身差の快勝。2着にはミネラククナーが入った。
4R Boodles Cheltenham Gold Cup Chase
(G1 障5294m)勝ち馬アプルタード(A Plus Tard)(セ8)
出馬表
https://www.racingtv.com/results/uk/372047-cheltenham/18-Mar-2022/1530
映像
ウィナーズエンクロージャー
https://twitter.com/racingtv/status/1504847339927781379?s=21
人気は非常に拮抗していたが、メンバーとしては昨年の1.2着馬や、同レース3勝目を狙う馬など多彩なメンバーが集まっていた。
その中でも11頭の中で10倍を切っていたのは5頭で、人気の中心は昨年の2着馬アプルタード。昨年2着の後、前々走のBetfair Chase(G1 障5144m)https://youtu.be/BK3ue7s9Wp8
を勝利し、前走Savills Chase(G1 障4823m)https://youtu.be/13CX9NuB3mI
で同レースでも人気を集めているガルヴィン(Galvin)の2着からの同レース。人気はガルヴィンとほぼ差のない4.0倍のオッズだった。
2番人気は上記でも名前が挙がっているガルヴィン。こちらはチェイス転向後から安定した成績で前走Batfair Chaseで初のG1制覇。勢いに乗って連勝を狙う。
3番人気は19.20年勝ち馬で昨年3着馬のアルブームフォト(Al Boum Photo)。
こちらは昨年の同レース3着以来となった前走のG3を制しての参戦。
4番人気が昨年の勝ち馬ミネラインドー(Minella Indo)。こちらは昨年同レース以降G1を3戦使い、3、競走中止、2着と勝ちきれないレースが続いていた。ただ近3走は3M(4828m)を使っており、相性のいいチェルトナムコースなら逆転も十分と思われた。
そして5番人気がトルネードフライヤー(Tornado Flyer)。こちらはG1を使いつづけていたものの中々勝てない善戦マンという感じの馬だったが、前走Ladbrokes King George Vi Chase(4828m)でhttps://youtu.be/bAX9mFuH22w
人気薄ながら9馬身差を付ける快勝でG1初制覇。フロック視されている所もあり、5番人気だった。
レースは芦毛の黒帽子アステリオンフォーロンジが先手を取り、人気のアルブームフォト、ミネラインドーは並ぶように4.5番手を追走し、その後ろにアプルタード、その内にガルヴィンが運び、トルネードフライヤーは最後方からの追走で2週目へ。
2週目3.4角でペースアップしていく所で一気に後続が差を詰めて、アステリオンフォーロンジを内にミネラインドー、アルブームフォト、プロテクタラト(Protektorat)などが横並びで前に迫っていく。残り3障害辺りでトルネードフライヤーは離されていきリタイア。
直線向いた所では昨年の勝ち馬ミネラインドーが一頭抜けて残り2障害。この障害を越えた辺りで一気に差を詰めてきたのが勝ち馬アプルタードで2頭並んで最終障害を飛越。
超えたところで一気に抜け出したアプルタードがそのままリードを広げ2着ミネラインドーに15馬身差を付ける圧勝。鞍上は女性騎手Rブラックモア騎手で女性騎手としてチェルトナムゴールドCを制するのは史上初の快挙
2着にはミネラインドーが残し、3着にプロテクタラト。4着が追い込んできたガルヴィン、アルブームフォトは6着だった。