2022/3/21中央競馬回顧+今週の出来事

中山11R フラワーC(芝1800m)勝ち馬スタニングローズ牝3 (父キングカメハメハ)

前走1勝クラスを勝利したスタニングローズが連勝で初重賞制覇。2歳時には、新潟2歳Sで5着。サウジアラビアRCが3着と重賞でも好成績を残しており、牝馬同士ならという印象ではあった。ただ正直レースレベルとしては疑問点が残るところ。

 

 

     

今週の出来事

20年フェアリーSターコイズS勝ち馬スマイルカナ(牝5)が引退

18.19年グランドナショナル勝ち馬タイガーロール(セ12)が引退

19年スプリングS勝ち馬エメラルファイト(牡6)が中央登録抹消→船橋競馬に移籍予定

21年中山牝馬ステークス勝ち馬ランブリングアレー(牝6)が引退

18年JBCクラシック勝ち馬ケイティブレイブ(セ9)が屈腱炎を発症

地震の影響で4/9.10の福島競馬が中止に

コパノキッキング(セ7)が骨折、ドバイGSを回避

 

 

ゴールデンスリッパー(G1)豪2歳芝1200m    
勝ち馬ファイアバーン(Fireburn)(牝2)    
映像https://youtu.be/ui6WqKw-C3g
2歳戦においては世界最高賞金を誇るレースでおなじみのレース。
道中は後方インを追走していたファイアバーンが直線内に進路を求めると、スルスルと馬群をさばいて抜け出し、2着ベストオブボルドーに2 1/2馬身を付ける快勝。思い切って内をついた鞍上の好判断が結果に実を結んだ。
勝ったファイアバーンはこれで4連勝。通算成績を5戦4勝とした。


ザギャラクシー(G1)豪3歳以上芝1100m    
勝ち馬シェルビーシックスティシックス(Shelby Sixtysix)(セ5)    
映像https://youtu.be/igsLWsdDXOs

1番人気ですら6.5倍という大混戦だった同レース。
2番人気に支持されたいたシェルビーシックスティシックスは先団後ろ辺りを追走し、直線を迎えると
先に抜け出したビッグパレード(Big Parede)めがけて前に迫っていき、アタマ差差し切ったところがゴール。G1初制覇となった。
何気なく成績を見たわけですが、なんと同馬はこれが今年の9戦目。9戦目です。
昨年までは条件戦でうろうろしていた同馬。今年の1/22の条件戦を皮切りに(11着)
1/30(2着),2/5(5着).2/19(2着),2/26(1着),3/5(G2 2着),3/12(G3 1着),3/19(同レース1着)
わずか2カ月で9戦。そして同レースは5連闘目でのG1制覇というとんでもない成績。
レースを使って強くするという言葉を見事に体現して見せた馬です()


ジョージライダーS(G1)豪3歳以上芝1500m    
勝ち馬フォビドゥンラブ(Forbidden Love)(牝4)    
映像https://youtu.be/STxHKutztmU

前走3/5のカンタベリーSで名前を出したフォビドゥンラブ。
前走は逃げてそのまま押し切ったが、今回は先団4番手辺りを追走。直線抜群の手ごたえで、追い出されると一気に先頭に立ち、内から伸びてきたコレット(Colette)を抑えG1連勝。逃げなくても強いという点は非常に収穫で、何よりペースアップを楽な手ごたえで上がっていけるのが非常に強みと感じる一頭。まだまだ強くなりそう。


ローズヒルギニー(G1)豪3歳芝2000m    
勝ち馬アナモー(Anamoe)(牡3)    
映像https://youtu.be/V6yjpLFVAd4

ディープインパクト産駒のプロフォンドが前走のオーストラリアンギニーからの巻き返しを図った一戦。

好スタートから先手はコンヴァージ(Converge)がとったが、Hボウマン騎手をもってしても制御しきれなかったプロフォンドが捲っていき先頭へ。

4角では引き付けてひと踏ん張りしたが、さすがに最後はガス欠して4着。変わって先頭に立ったアナモーが抜群の手応えで先頭に立つとグングン差を広げて
いき、最終的には6 1/2馬身差の大楽勝。これでG1は3勝目となった。

何度も名前は出ているアナモー。2歳時は1200m戦のゴールデンスリッパーで2着。3歳の昨年はコックスプレート2着など幅広い路線で活躍している一頭。タイプは違いますが個人的にはグランアレグリアみたいなイメージ。
デビュー以降12戦している内、馬券外を外したのは新馬戦のみという抜群の安定感。
元々は追い込み脚質ということもあり差し届かないレースが続いたが、同レースは好位から圧巻のレースだった。
個人的にゴールデンスリッパーhttps://youtu.be/XKoOqU7hge4

がこのレースまでのベストパフォーマンスだと思っており、ローズヒルガーデン競馬場も非常に相性のいい印象。

応援している一頭でもあるので、タイトルをもう一つ取ってシーズンを終えてほしい所。

プロフォンドは前走マイルを使い、折り合いも欠き大敗したが、それを完全に引きずってしまった。
秋シーズンはもう使わないようなのでこれでリフレッシュして再度立て直してほしい。

 

ランヴェットS(G1)豪3歳以上芝2000m    
勝ち馬モンテフィリア(Montefilia)(牝4)    
映像https://youtu.be/u6vgiL7xeCQ

人気は1倍台前半で昨年メルボルンカップ勝ち馬でG1を11勝している名牝ヴェリーエレガント(Verry Elleegant)が断然の支持を集めた。
レースはヴェリーエレガントは後方待機から脚を溜め直線満を持して追い出され前に迫っていくが、なかなか差が詰まらないどころか差を詰めることもできず2番人気のモンテフィリアが押し切って勝利。ヴェリーエレガントはスローペースと前残り馬場もあり届かず2着に敗れた。勝ったモンテフィリアはこれでG1 4勝目。

 


ジ オールスターマイル    豪2歳以上芝1600m    
勝ち馬ザーキ(Zaaki)(セ7)    
映像https://youtu.be/knDWTwV-C8M
G1ではないですがG1みたいなものなので...
2番手追走のザーキが直線あっさり抜け出し、迫る後続を全く寄せ付けず1 1/2馬身差の快勝。
元は欧州で走っており、G2.G3で勝ったり負けたりという馬だったが豪に来てからは連戦連勝。
G1も3つ取っておりマイル-2000m路線では毎回上位に出てくるような馬。7歳だが衰えを感じさせぬ走りで今後も注目。