2022/5/1中央競馬回顧+今週の出来事

東京1R 3歳未勝利(ダ1600m) 勝ち馬アーレンダール牝3(父ドゥラメンテ)

これが3戦目となったアーレンダールが好スタートから2番手を取り、直線は楽々抜け出しての勝利。3戦目で初勝利を手にした。

初戦、2戦目はスタート劣勢から差し届かずというレースが続いたが、レーン騎手にスイッチして好スタートから楽勝だった。

内容はOPクラスでも通用しそうなレベルだったので、スタートが安定してくればさらに良くなってきそう。

 

東京11R スイートピーS(L)(芝1800m) 勝ち馬ウインエクレール牝3(父ディープインパクト)

初戦で取り上げたhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438053807766

ウインエクレール。2.3番手追走から直線は内をついて先頭に立つと、追い込んできたコントディヴェールを抑えての勝利。通算成績を3戦2勝とした。

新馬戦勝利後はクイーンCを使い6着。1600mから距離を伸ばしての一戦となった同レース。馬場が悪く、早い流れの前追走で中々厳しい展開にはなったが問題なかった。

見る目のない私は東京より中山向きと新馬戦時に評価しましたが、完全に東京の方があっているレース内容でした()

まだ距離が伸びてもよさそうですが、オークスは目指さないとのことなので大事に使って秋華賞を目指してほしい所です。

 

阪神7R 4歳以上1勝クラス(ダ1400m) 勝ち馬プライムライン牡5(父ハーツクライ)

地方転出から戻ってきたプライムラインが1勝クラス3戦目にしてこのクラス突破。

2番手追走から楽々抜け出しての勝利。地方含めて通算成績を11戦4勝とした。

怪我がありながらで5歳のこの時期でまだ11戦と大事に使われていますが、大事に使ってきたことが身になっている印象。脚が持てばゆくゆくはOPまで上がっていきそうな印象。

 

阪神10R 端牛S(3歳OP)(ダ1400m) 勝ち馬リメイク牡3(父ラニ)

3勝すべてを取り上げてきたリメイクが先団追走から先に抜け出したジレトールをあっさりと捕まえてOP競走連勝で3連勝とした。

これまでは左回り1400mで3勝を挙げていたが、右回りでも問題ないことを結果で示して見せた。今後は距離を縮めるのか伸ばすのかといった所だが、個人的には200mなら伸ばしても問題ないと思うのでマイルでのレースを見てみたい。

ラニ産駒の初年度エースとしてここまで来ているがいよいよ重賞が見えてきているので今後も楽しみにしたい一頭。

 

 

今週の出来事

天皇賞春はタイトルホルダー(牡4)が勝利

Fデットーリ騎手とダンシングブレーヴが英競馬殿堂入り

レイパパレはVM

重賞2勝馬のサトノアーサー(牡8)が引退→乗馬入り

フローラS6着のラスール(牝3)が骨折

07年NHKマイルC勝ち馬ピンクカメオ(牝18)が亡くなる

米G1を2勝したドルトムント(牡10)が亡くなる

21年ドバイWC勝ち馬ミスティックガイド(牡5)が引退

21年菊花賞2着馬オーソクレース(牡4)はトルコで種牡馬入り

20年KYダービー6着、ベルモントS5着のマスターフェンサー(牡6)が引退→種牡馬入り

 

 

 

オーストララシアンオークス(G1)豪3歳牝馬芝2000m    
勝ち馬グリントオブホープ(Glint of Hope)(牝3)    
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道中は好位インをぴったり回ってきたグリントオブホープが直線人気のバーブライダー(Barb Raider)、マイウィスパー(My Whisper)との
激しいたたき合いを制して勝利。初の重賞制覇をG1で決めて見せた。
勝ったグリントオブホープディープインパクト産駒で日本ではロバートソンキーなどを所有する保坂和孝氏の所有馬。
デビュー時から未勝利の身ながら重賞に挑戦するなど期待されていた同馬だが、鞍上の好騎乗も光り大きなタイトルをつかんで見せた。


英2000ギニー(G1)英3歳牡馬、牝馬    芝1600m    
勝ち馬コリーバス(Coroebus)(牡3)    
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10倍を切るオッズだったのは4頭で1番人気はゴドルフィンのネイティブトレイル(Native Trail)ここまで5戦全勝で
G1も2勝。今年初戦のG3を快勝し万全の状態で本番を迎えた。
人気ではこれに3戦全勝で昨年10月のフューチュリティThttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438025958156

を制したルクセンブルク(Luxembourg)
ここまで3戦2勝で昨年10月のG3以来の一戦となったコリーバスが3番人気。
4戦無敗で挑んだVオブライエンSでネイティブトレイルの2着に敗れたポイントロンズデール(Point Lonsdale)が4番人気で続いた。
道中は馬場の中央から外ラチにかけて広がっていたが、外ラチ側から青い帽子のネイティブトレイルがいったん先頭に立つ。
馬場の真ん中からはコリーバス、一番内からはルクセンブルクも追い込んでくる。最後はゴドルフィンの同じ勝負服の2頭が抜け出し
内側のコリーバスがネイティブトレイルを抑えて勝利。通算成績を4戦3勝とし、これがG1初制覇となった。
鞍上のJドイル騎手は意外にも英クラシック初制覇となった。2着にネイティブトレイルが入り、3着にルクセンブルク、ポイントロンズデールは10着に敗れた。

 

英1000ギニー(G1)英3歳牝馬芝1600m    
勝ち馬カシェ(Cachet)(牝3)    
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1番人気だったインスパイラルの回避により混戦模様となった同レース。
人気は2戦無敗で前走9月のチェヴァリーパークSを制したテネブリズムが1番人気で
2番人気以降はそれほど大きな差はないというような評価だった。
レースはハナを取り切った伏兵カシェが最後まで押し切っての勝利。2着には人気薄のプロスパラスボヤージ(Prosperrous Voyage)が入り
3着には人気のチューズデイ(Tuesday)が入り、人気のテネブリズムは8着に敗れた。
勝ったカシェ鞍上のJドイル騎手は2000ギニーに続き1000ギニーも勝利という結果になった。


ガネー賞(G1)仏4歳芝2000m    
勝ち馬ステートオブレスト(State of Rest)(牡4)    
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6頭立てながら好メンバーのそろった一戦。
人気はスカレティ(Skalleti)が中心。昨年のイスパーン賞勝ち馬で前走のアルクール賞を制しての同レース。
7歳ながら、ここまで安定した成績でここも注目の存在。
これに昨年の英チャンピオンhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438028614408

勝ち馬シリウェイ(Sealiway)、昨年の同レース勝ち馬メアオーストラリス(Mare Australis)
コックスプレートhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438025958156

以来のレースとなったステートオブレスト(State of Rest)
3月のG3を制したプリティタイガー(Pretty Tiger)が続いた。
道中はメアオーストラリスがレースを引っ張りシリウェイ、ステートオブレストがその後ろを追走。
スカレティは最後方からレースを進めた。直線向くといったんシリウェイがでたが、そこからメアオーストラリスも食い下がる。
その間に外から一気にステートオブレストがとらえて先頭に。シリウェイを競り落とすと最後に迫ってきたプリティタイガーの抑えて勝利。
これでステートオブレストはG1 3連勝となった。
2着にはプリティタイガーが入り、3着にシリウェイ、4着メアオーストラリスでスカレティは5着に敗れた。