2022/7/10中央競馬回顧+今週の出来事

新馬評価 1~6段階で表示

福島5Rナチュラルハイ(父スクリーンヒーロー)3

福島6Rモンサンスヴニール(父シャンハイボビー)2

小倉5Rラヴェル(父キタサンブラック)5

小倉6Rアロマデローサ(父キンシャサノキセキ)4

函館1Rワタシダケドナニカ(父マインドユアビスケッツ)2初勝利

函館5Rブラストウェーブ(父ハービンジャー)5

 

小倉5R道中は中団からやや後ろに位置していたラヴェルが直線大外から豪快に突き抜けて快勝。デビュー戦を勝利で飾った。姉にはオークス3着のナミュールがおり、近親にマルシュロレーヌ、バーデンヴァイラーがいる今勢いのあるキョウエイマーチ牝系の同馬。姉も重賞馬だがそれに負けず劣らず見ごたえのあるレース内容だった。

重賞戦線でも期待したい。また2着サンライズサラー、3着シルヴァーデュークも見どころのある走りだったのでこちらも注目。

 

函館1Rはワタシダケドナニカが勝利しマインドユアビスケッツ産駒初勝利。

 

函館5Rはブラストワンピースの全弟ブラストウェーブがゴール前強襲してきたイッツオンリーユーをクビ抑えて勝利。大箱の方がよさそうな馬ではあるが、ポテンシャルの高さを感じさせるレースだった。ゴール前も並ばれてからもうひと伸びしており、多少は余裕もあった印象。春クラシックを期待できそうな一頭。2着イッツオンリーユーも最後の脚は素晴らしい脚だった。次は確勝級だと思うので無事勝利し、札幌2歳に出てきてほしい所。

 

 

今週の出来事

昨年の英ダービーキングジョージの勝ち馬アダイヤー(Adayar)(牡4)がキングジョージを回避

02年きさらぎ賞、06年小倉大賞典勝ち馬メジロマイヤー(牡23)が亡くなる

オグリキャップ産駒第一仔として注目を集め、94年小倉3歳S2着などの実績があるオグリワン(牡30)が亡くなる

日本ダービー3着のアスクビクターモア(牡3)はセントライト記念から始動

22年ベルモントS勝ち馬モードニゴール(Mo Donegal)(牡3)が骨挫傷で長期休養

19年クイーンアンS、21年ジュベルハッタ勝ち馬ロードグリッターズ(Lord Glitters)(セ9)が引退

宝塚記念3着のデアリングタクト(牝5)はオールカマーから始動

帝王賞はメイショウハリオ(牡5)が勝利

 

 

 

 

ファルマスS(G1)英3歳牝馬芝1600m
勝ち馬プロスパラスボヤージ(Prosperous Voyage)(牝3)    
映像https://youtu.be/tstY04DWWIE

人気はここまで5戦無敗のインスパイラル(Inspiral)。前走は今年初戦となったコロネーションSを圧勝し、ここが今期2戦目。オッズも1.1倍と断然の支持を集めた。

鞍上はなんだかんだありながらもデットーリ騎手とのコンビ。

レースはプロスパラスボヤージが逃げ、2.3番手辺りからインスパイラルが追走。

残り600m辺りからインスパイラルが前との差を詰め始め、プロスパラスボヤージと馬体を合わせるところまで迫ったものの、最後は離されまさかの2着。プロスパラスボヤージが1 3/4馬身差をインスパイラルにつける逃げ切り勝ちで金星を挙げた。

勝ったプロスパラスボヤージはG1 4度目の挑戦で初制覇。昨年のフィリーズマイル、今年の英1000ギニー2着と惜しいレースは続いていたが、前走のコロネーションSは10着と大敗し、ここは人気を落としていた。うれしいG1初制覇。

 

ジュライC(G1)英3歳以上芝1200m    
勝ち馬アルコールフリー(Alcohol Free)(牝3)    
映像https://youtu.be/bn5xaND4kt4

混戦模様だったジュライC。人気は前走コモンウェルズCを制したパーフェクトパワー(Parfect Power)、クイーンアンSを制したネイヴァルクラウン(Naval Crown)、クイーンアンS2着のクリエイティブフォース(Creative Force)、3着のアルトリウス(Artorius)の順

また日本からキングエルメスが出走した。

 

レースは前走追い込んできたネイヴァルクラウンがハナを叩き、2馬身ほど後方からクリエイティブフォース、4.5番手辺りからキングエルメス、アルトリウスは中団やや後ろ、パーフェクトパワーはやや出負けし後方からの追走となった。

 

逃げるネイヴァルクラウンが押し切りにかかったが、内から中穴のアルコールフリーが強襲。一気に捉えて先頭に立つと、そのまま押し切って快勝。2着にネイヴァルクラウンが粘り3着に追い込んできたアルトリウス。4着にクリエイティブフォース、出遅れたパーフェクトパワーは7着、キングエルメスは11着に敗れた。

 

勝ったアルコールフリーはこれが4度目のG1制覇。昨年のサセックスS以降はG1勝利どころか重賞勝利もなかったものの、前走初の1200mとなったプラチナジュビリー9着から見事に巻き返し輝きを取り戻した。

鞍上Rホーンビー騎手は前日のプロスパラスボヤージに続き連日のG1制覇。

同騎手はご存じウエストオーバーで英ダービー3着の後、首になった愛ダービーではCキーンにスイッチされ圧勝。また、初G1をもたらした昨年のロワイヤルオーク賞勝ち馬スコープが調教中の事故で亡くなるなど苦しい上半期を過ごしたが、それを取り戻すかのような見事な騎乗だった。

 

ベルモントオークス(G1)米3歳牝馬芝2000m    
勝ち馬マックリック(Mckulick)(牝3)    
映像https://youtu.be/7pu2ALjjnvU

道中ぽっかり空いた5番手を追走し、直線外に持ち出したマックリックが鮮やか差し切りで快勝。重賞では惜敗続きの同馬だったが、初のG1挑戦で見事なG1制覇となった。

2着には英オークス11着からの参戦となったウィズザムーンライト(With The Moonlight)が入り、英オークス4着、プリティポリーS5着からの参戦で、人気のコンサートホール(Concert Hall)は4着に敗れた。

 

ベルモントダービー(G1)米3歳芝2000m    
勝ち馬クラシックコーズウェイ(Classic Causeway)(牡3)    
映像https://youtu.be/L-0qjJ5VBs0

レースは自ら逃げててペースを作っていった人気薄のクラシックコーズウェイが最後まで後続を前に出さず逃げ切り勝ち。評価を覆す快走で見事なG1制覇となった。

大混戦の2着以下は英ダービー8着のネイションズプライド(Nations Pride)が残し、3着に英ダービー6着のストーンエイジ(Stone Age)が入った。

勝ったクラシックコーズウェイはこれが初芝。今年のケンタッキーダービーに出走するなどダート路線で活躍していた同馬だったが、初芝で見事な走りを見せた。

 

ジャンプラ賞(G1)仏3歳牡馬、牝馬芝1400m    
勝ち馬テネブリズム(Tenebrism)(牝3)    
映像https://youtu.be/uNlxvsYW_lM

人気は仏2000ギニー馬モダンゲームズ(Modern Games)、セントジェームズパレス2着のルセイル(Lusail)、リステッドを含め3連勝で臨んできたロズギャル(Rozgar)、昨年のチェヴァリーパークS勝ち馬テネブリズム、仏1000ギニー勝ち馬のマンゴスティン(Mangoustine)の順

レースは中団馬群から運んだテネブリズムが横並びの2着争いをしり目に一頭突き抜け勝利。大接戦の2着以降は2着に人気薄のライトインファントリー(Light Infantry)、3着にルサイルが入り5着にモダンゲームズ、6着にロズギャル、マンゴスティンは9着に敗れた。勝ったテネブリズムはチェヴァリーパークS以来久々の勝利。近2戦は1600mを使い距離が長かった印象だが短縮でしっかり結果を出した。1200m路線に回ってきてもかなり期待できそうな一頭。

 

 

シルバーカップS(G3)英4歳以上 芝2800m

勝ち馬ウィズアウトアファイト(Without A Fight)

映像https://youtu.be/K20zyF2YUPo

3頭立てながら注目のメンバーが揃った一戦。

人気は今年のドバイシティオブゴールド2着などの実績があり、前走リステッドを快勝したウィズアウトアファイト、今年のヨークシャーCストラディバリウスの2着に入ったサンダラス(Thunderous)、スノーフェアリー産駒で昨年の英ダービーでも上位人気の支持を集めたジョンリーパー(John Leeper)の順。

レースはドスローの切れ味比べとなったが、2番手追走のウィズアウトアファイト素晴らしい切れ味を見せて2着ジョンリーパーに3 1/2馬身を付ける完勝。強い内容での勝ちっぷりだった。