2022/9/19中央競馬回顧+今週の出来事

中山10R Mシンボリクリスエス(3歳以上2勝クラス)(芝2000m) 勝ち馬バトルボーン牡3(父シルバーステート)

道中2番手からレースを運んだバトルボーン。直線向いて先頭に立つと、迫るサンストックトンとの一騎打ち。最後の最後までサンストックトンも迫ったが、抜かれる感じはなく1/2馬身抑えきっての勝利。これで未勝利から1勝クラス、2勝クラスと3連勝。通算成績を4戦3勝とした。

前走1勝クラス勝利時https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438101945671に取り上げており、評価していた一頭だったが秋になりさらに良くなって帰ってきた。今後はまだ未定だが、菊花賞も選択肢にありそう。

 

 

新馬評価 1~6段階で表示

中山2R2歳未勝利(牝)(芝1600m)アンタノバラード(父ダノンバラード)3

中山3R2歳未勝利(ダ1200m)エリカキルシュ(父マインドユアビスケッツ)2

中山4R2歳未勝利(芝1800m)スーパーマン(父シルバーステート)4

中山5R2歳新馬(芝1600m)ヒップホップソウル(父キタサンブラック)5

中山6R2歳新馬)(芝2000m)ネビュルーズ(父ジャスタウェイ)5

中京1R2歳未勝利(牝)(ダ1200m)マルカラピッド(父マインドユアビスケッツ)2

中京2R2歳未勝利(ダ1400m)エクロジャイト(父ヘニーヒューズ)4

中京3R2歳未勝利(芝2000m)ラスハンメル(父シルバーステート)5

中京4R2歳新馬(ダ1800m)テレパシー(父ドレフォン)3

中京5R2歳新馬(芝1600m)オーシャントライブ(父ルーラーシップ)3

 

中山5Rはスタート一息で後方からレースとなるも道中押し上げ直線では3番手。楽な手ごたえのまま前を交わし去ると最後は2着に4馬身差を付けて完勝。機動力の高さを感じるレースだった。父はキタサンブラックで、祖母は桜花賞ダンスインザムード、母はフェアリーS勝ちがあるダンスファンタジア。なかなかセンスがあって今後が楽しみ。

 

中山6Rは好位追走のネビュルーズが直線で前を捉えると後続を完封。見事デビュー戦を勝利した。ペースはかなり遅く展開面も向いたとは言え最後は切れ味くらべで3馬身差を付けた。次走は葉牡丹賞とのことでここもクリアすればホープフルS有力となってきそう。

 

中京3Rは2番手追走のラスハンメルが最後まで楽な手ごたえのまま押切り。2戦目で初勝利となった。

前走はダノントルネードが勝利し、2着にシャザーン、5着のウインオーディンがその後、新潟2歳S2着と非常にレベルの高い新馬で3着だった同馬。さすがにここでは相手が違うというレースだった。

 


今週の出来事

9月のエニフS(L)を制したチェーンオブラブ(牝5)がBCフィリー&メアスプリントの出走を視野

21年阪神JF勝ち馬で紫苑Sで4着になったサークルオブライフ(牝3)が右前浅屈腱炎で全治9カ月以上

昨年の年度代表馬エフフォーリア(牡4)は有馬記念で復帰を視野

 

パシフィッククラシックをぶっちぎったフライトライン(Flightline)(牡4)は来年も現役続行予定で引退後はレーンズエンドFで繋養予定

21年ケンタッキーダービー勝ち馬マンダルーン(Mansaloun)(牡4)が引退→ジャドモントFで種牡馬入り

22年ベルモントS勝ち馬モードニゴール(Mo Donegal)(牡3)がベルモントS勝利を最後に引退→スペンスドフトFで種牡馬入り

動向が注目されていた無敗のバーイード(Baaeed)(牡4)は凱旋門賞には出走せず英チャンピオン目標を発表

仏のFヘッド調教師(75)が今年で引退を発表、騎手時代にはリヴァーマン、リファール、ミエスク、ヘクタープロテクターアナバーなどに騎乗。調教師としてはゴルディコヴァムーンライトクラウドなどを管理

 

 

サールパートクラークS(G1)豪3歳以上芝1400m    
勝ち馬コールサインマヴ(Callsign Mav)(セ6)    
映像https://youtu.be/GIE5f4uyXPM

道中は好位外を追走していたコールサインマヴが直線外目から伸びてきて前を捉え切り勝利。近走はさえない成績であったが、ここは見事な勝利であった。

これが通算4度目の重賞制覇だが、4勝すべてがG1という見事な成績。

 

ジョージメインS(G1)豪3歳以上1600m    
勝ち馬アナモー(Anamoe)(牡4)
映像https://youtu.be/dil4gWCXCM4

好位追走でレースを運んだ断然人気のアナモーが直線抜け出すと後続を抑え快勝。前走ウィンクスSに続くG1連勝でG1は5勝目。4歳シーズン連勝での好発進となった。

 

 

注目のレース

9/13 川崎3歳8 ダ1400m

勝ち馬プリーミー(牡3)

映像http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20220913&race=1&track=kawasaki

珍しく地方を取り上げ。スタート後の出足はなかったものの、2の脚がついて2番手外から3.4角近くでは先頭。直線向いてからは馬なりで差を広げていき2着に大差をつけての勝利。デビュー戦を勝利で飾った。

勝ったプリーミーは19年12月27日生まれのドゥラメンテ産駒。馬名の意味は早生まれ。現3歳の扱いですがほぼ20年生まれで20年生まれは現2歳世代なので同馬も実質2歳馬のようなもの。

19年に生まれてしまったことで実質2歳ながら3歳相手にデビューという厳しい状況ながらもぶっちぎって勝利を収めた。

血統的には母がアルゼンチンでG1を制したアトミカオロでセリに出ていれば億近い値がついてもおかしくないレベルの血統。

まだ下級戦を勝っただけに過ぎないが今後も応援していきたい。

2022/9/10中央競馬回顧

新馬評価 1~6段階で表示

中山2R2歳未勝利(芝1600m)サンティーテソーロ(父エピファネイア)4

中山3R2歳未勝利(ダ1800m)ゴッドインパルス(父マジェスティックウォリアー)3

中山4R2歳新馬(ダ1200m)マーブルマカロン(父ダノンレジェンド)4

中山5R2歳新馬(芝2000m)ロッククリーク(父エピファネイア)3

中山9Rアスター賞(2歳1勝クラス)(芝1600m)ドンデンガエシ(父ドレフォン)3

中京1R2歳未勝利(ダ1400m)エミサキホコル(父ドレフォン)3

中京2R2歳未勝利(芝2000m)チャンスザローゼス(父エピファネイア)5

中京3R2歳新馬(芝1400m)ティニア(父フランケル(Frankel))4

中京5R2歳新馬(牝)(芝1600m)スマートジェイナ(父ロードカナロア)4

 

中京2Rは1.2倍の圧倒的な支持を集めたチャンスザローゼスが後方2番手の追走から楽々前を飲み込むと大きなアクションをすることなく、2着に3 1/2馬身差を付ける楽勝。2戦目で初勝利となった。

何度か名前が出ているが、今年行われた2歳新馬の中では現状一番レベルが高かったといっても過言ではないカルロヴェローチェが制した新馬で2着だった同馬。圧倒的支持を集め快勝した。

前走はまだ動ききれない印象はあったが一度使ったことでかなり良くなった印象で重賞クラスであることは間違いないだろう。

 

 

 

 

 

2022/9/18中央競馬回顧

中京9R 木曽川特別(3歳以上2勝クラス)(芝2200m) 勝ち馬アーティット牡3(父ディープインパクト)

道中2番手から運んだアーティットが直線入ってから逃げるタガノカイを捉えると最後まで迫ってきた後続各馬との差を詰めさせず抑えての勝利。

前走1勝クラスからの連勝で通算成績を9戦3勝とした。

昨年11月のデビューからコンスタントに使い続けてこれが9戦目。

ノーザンF産の友道厩舎としては珍しい使い方をしているが、ようやく軌道に乗ってきたといった所か。前走1勝クラスでは逃げの手にでたが、これがはまり1勝クラス突破。ここも切れというよりはしぶとさを生かすようなレースで結果が出たように戦法が板についてきた。菊花賞目標と思われるので注目の存在。

父はディープインパクトで母がアブソリュートレディ。半姉に8戦無敗で仏1000ギニー仏オークスを制したラクレソニエールがいる血統

 

 

新馬評価 1~6段階で表示

中山1R2歳未勝利(ダ1200m)ニフェーデービル(父ルーラーシップ)3

中山2R2歳未勝利(芝2000m)ウインエタンセル(父ビーチパトロール)3

中山3R2歳未勝利(ダ1800m)アレクサ(父リアルスティール)2

中山4R2歳新馬(芝1200m)スピードオブライト(父ロードカナロア)4

中山5R2歳新馬(牝)(芝1600m)メインクーン(父ハーツクライ)4

中京1R2歳未勝利(ダ1200m)ノースディーバ(父ヘニーヒューズ)2

中京2R2歳未勝利(ダ1800m)ツウカイリアル(父ホッコータルマエ)3

中京3R2歳未勝利(芝1200m)ビッグシーザー(父ビッグアーサー)4

中京4R2歳新馬(ダ1400m)ルーカスミノル(父シャンハイボビー)3

中京5R2歳新馬(芝2000m)ハーツコンチェルト(父ハーツクライ)6

 

ハーツコンチェルトは最高評価、デビュー前から評判の高かった同馬だが、レースでは圧巻のパフォーマンス、スタート後は中団待機から道中押し上げて早め2番手へ。直線逃げたアルナージェインをあっさりかわすと最後は8馬身の差を付けて大楽勝。非常にインパクトを残したレースだった。

決して2着以降が弱かったという印象はなく、勝ち馬強すぎた印象。現状すでに完成度が高く来年のクラシックでもかなり期待できそう。次走は早くも東京スポーツ杯行きを示唆

 

 

2022/9/17中央競馬回顧

中山11R 初風S(3歳以上3勝クラス)(ダ1200m) 勝ち馬アティード牡4(父サウスヴィグラス)

スタートで後手を踏み、道中は後方からレースを運んだアティード。しかし、直線外に持ちだされると一頭違う脚で追い込んできて2着メズメライザーに3馬身差を付けて完勝。地方と合わせて通算成績を16戦5勝とした。

本馬は20年の10月に大井でデビュー。11戦を大井で走り3勝後、今年に中央に転入し4月の2勝クラスにて中央初出走。7月の2勝クラスで中央初勝利を上げると、前走3勝クラスが3着とし、ここが3勝クラス2戦目となった。

前走までは前に行って押切る形のレースをしていた同馬だが、ここは出遅れて後方から。しかし目の覚めるような末脚で見事勝利をつかんだ。

父はこの4歳世代が最終世代となるサウスヴィグラス、母父が日本で1年のみ繋養されていたロックオブジブラルタルという血統。

 

新馬評価 1~6段階で表示

中山1R2歳未勝利(牝)(ダ1200m)トモジャミ(父ヘニーヒューズ)3

中山2R2歳未勝利(ダ1800m)モンドプリューム(父サトノダイヤモンド)3

中山3R2歳未勝利(芝1200m)シルバーレイズ(父シルバーテースト)2

中山4R2歳新馬(ダ1800m)イルディヴィーノ(父キンシャサノキセキ)3

中山5R(2歳新馬)(芝1800m)ティファニードンナ(父ドゥラメンテ)5

中京1R2歳未勝利(ダ1400m)ドライグ(父ダノンレジェンド)3

中京2R2歳未勝利(ダ1800m)ゴライコウ(父ホッコータルマエ)3

中京3R2歳未勝利(芝1600m)ショナンアレクサ(父キズナ)3

中京5R2歳新馬(芝1200m)トレンディスター(父ファインニードル)3

中京9RききょうS(2歳OP)(芝1400m)アロマデローサ(父キンシャサノキセキ)4

 

中山5Rのメイクデビューは人気を分けた2頭のたたき合いとなったが、外のティファニードンナが内のスノードームをわずかに差し切って勝利、着差はなかったがノーステッキであった点、3着以降は大きく離している点を踏まえ、上位2頭が強いレースだったと感じた。

勝ったティファニードンナの母オピュレンスは父がジャイアンツコーズウェイ、母がラグズトゥリッチズという超良血。

2022/9/11中央競馬回顧+今週の出来事

中山9R 白井特別(3歳以上2勝クラス)(芝1800m) 勝ち馬エピファニー牡3(父エピファネイア)

道中は4番手の追走から徐々にポジションを上げ2番手まで上がってきたエピファニーが直線手応えよく先頭に立つと、追いコンできる後続各馬をしり目に2 1/2馬身差を付ける快勝。これで未勝利から3連勝とし、通算成績を5戦3勝とした。

エピファニー自身は昨年10月にデビューし、デビュー戦はのちのフェアリーS勝ち馬ライラック相手に2着、その後11月の未勝利3着となった後、休養を挟み3月の未勝利、5月の1勝クラスと連勝。夏休み期間を経て4カ月ぶりとなった同レースではさらなる成長を感じさせる走りを見せてくれた。

体質的に弱い所があるのか3戦目までは坂路中心の調整だったが、前走当たりからウッドコースでもしっかりと負荷をかけた追切を行うことが出来てきているように体質的な部分での成長も感じる。秋以降の飛躍に期待をしたい所。2代母は産駒にオークスミッキークイーンがいるミュージカルウェイがいる血統。


新馬評価 1~6段階で表示

中山1R2歳未勝利(ダ1200m)ネバレチュゴー(父アメリカンペイトリオット)4

中山2R2歳未勝利(芝2000m)ファイナルヒート(父リアルインパクト)4

中山3R2歳新馬(ダ1800m)タルマエロマエ(父ホッコータルマエ)3

中山5R2歳新馬(芝1600m)ダノンゴーイチ(父イスラボニータ)5

中京1R2歳未勝利(ダ1800m)ビューティーワン(父ハーツクライ)3

中京2R2歳未勝利(牝)(芝1600m)トゥーテイルズ(父ラブリーデイ)2

中京3R2歳未勝利(芝1400m)ロードスパイラル(父キタサンブラック)3

中京4R2歳新馬(ダ1800m)テーオーリカード(父パイロ)3

中京5R2歳新馬(芝2000m)オープンファイア(父ディープインパクト)5

 

中山5Rは好位インを立ち回ったダノンゴーイチがレースセンス光る走りを見せて快勝。見事デビュー戦を勝利で飾った。

3.4角では前を走っていた4番のウィットサンデーが急激に減速しかなり危ないシーンがあったが、それでも問題なく直線では楽に突き抜けた。

イスラボニータ産駒だが、非常にイスラボニータらしさを感じる走りをする馬で中山もあっている印象。今後どうなるかはまだわからないがホープフルS皐月賞では楽しみな存在となっているかもしれない。

 

中京5Rは圧倒的支持を集めていたオープンファイアが直線絶望的な位置からすさまじい脚を繰り出して差し切り勝ち。1.3倍の圧倒的支持に応え、この世代がラストクロップとなるディープインパクト産駒の初陣を勝利で飾って見せた。

1000m通過1.06.6という超スローペースにもかかわらず促しながらの追走でかなり行きっぷりが悪く直線200m辺りまでの2着争いまでかという脚であったが、100m切ったあたりから急加速、インパクトを残す強烈な差し切りを決めた。まだ、ペースが上がった時の追走力に不安はあるものの、決め手は流石にディープインパクト産駒という所。重賞級の見立て。

 


今週の出来事

19年フェブラリーS勝ち馬インティ(牡8)が引退→優駿スタリオンステーション種牡馬入り

札幌2歳Sで3着に入ったダイヤモンドハンズ(牡2)が右橈骨遠位端の剝離骨折で全治6か月以上

秋シーズンの短期免許取得としてHドイル騎手、Tマーカンド騎手、Rムーア騎手、Cデムーロ騎手、Mバルザローナ騎手、Cスミヨン騎手、Dイーガン騎手が現在短期免許取得予定

西村淳也騎手が9/12よりフランスへ研修

フォワ賞(G2)に出走したマイラプソディ(牡5)は6着

ニエル賞に出走したドウデュース(牡3)は4着

サマースプリントシリーズはナムラクレア(牝3)が優勝

サマー2000シリーズは優勝馬なし

サマーマイルシリーズはウインカーネリアン(牡5)が優勝

サマージョッキーズシリーズは浜中俊騎手が総合優勝

 

競馬界の発展に大きく貢献したエリザベス女王が96歳で崩御

01年ピムリコスペシャルH勝ち馬で種牡馬としても活躍していたインクルード(Inclide)(牡25)が亡くなる

22年スプリントCを制したミンザール(Minzaal)(牡4)が骨折により引退

22年キングジョージ勝ち馬パイルドライバー(Pyledriver)(牡5)が凱旋門賞を頓挫で回避、次走はJCかBCターフから香港ヴァーズを検討

 

 

ホープフルS(G1)米2歳ダ1400m
勝ち馬フォーテ(Forte)(牡2)    
映像https://youtu.be/AnrxX1n3qJU

道中は後方2番手からの追走から3.4角スルスルと内を立ち回って前へとポジションを押し上げていくと直線向いたところでは先頭へ。

そのまま後続各馬を抑えて3馬身差を付ける快勝。デビュー3戦目でG1初制覇となった。通算成績は3戦2勝。父はヴァイオレンス(Violence)の同馬はデビュー戦勝利後、前走G3は4着と敗れたもののここは巻き返してG1制覇となった。次走は10月のシャンペンSorブリーダーズフューチュリティを予定

 

デルマーデビュータント(G1)米2歳牝ダ1400m    
勝ち馬アンドテルミーノーライズ(And Tell Me Nolies)(牝2)    
映像https://youtu.be/eRPeKe6-6Go

道中は4.5番手から徐々にポジションを押し上げていき2.3番手で直線へ。直線では逃げていたホームクッキング(Home Cooking)の手応えがよく、押し切るかに思えたが、一完歩ずつ差を詰めていったアンドテルミーノーライズがゴール寸前でホームクッキングを差し切って勝利。通算成績を3戦2勝とし、重賞初制覇がG1となった。

 

デルマーフューチュリティ(G1)米2歳ダ1400m    
勝ち馬ケイヴロック(Cave Rock)(牡2)
映像https://youtu.be/ZfMBbLCNaOQ

好スタートから先手を取り切ったケイブロックがスピードに乗せて飛ばしていき2F21.56で入ると、直線も楽な手ごたえのまま後続を離していき、2着に5 1/4馬身差を付けて大楽勝。デビュー2連勝でG1初制覇となった。同馬の父はアロゲートで上記のアンドテルミーノーライズに続き2歳G1を産駒が連勝する結果に。3世代のみを残して亡くなったアロゲートからまた新たにG1馬が誕生した。

 

愛チャンピオンS(G1)愛3歳以上芝2000m    
勝ち馬ルクセンブルク(Luxembourg)(牡3)    
映像https://youtu.be/S-P92ok_bWo

好メンバー揃いの愛チャンピオンS、7頭立てながらG1馬5頭という豪快メンバー。人気の中心はヴァデニ(Vadeni)、前々走6月の仏ダービーhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438099353484、前走7月のエクリプスShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889893529435とG1連勝中でここでも中心の一頭。これに2番人気で2頭続いたのがまずルクセンブルク、今年の英ダービー最有力と思われながら英2000ギニー3着後に怪我で離脱。前走復帰戦を勝利し、初のG1制覇に挑む。2番人気タイのもう一頭がミシュリフ(Mishriff)、今年初戦となったサウジカップは大敗したが、欧州に戻ってエクリプスS2着、キングジョージ3着、英インターナショナルS2着と5歳になっても安定、今シーズン初のG1制覇を狙っていた。

この後に7月のパリ大賞典https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889897899978を制したオネスト(Onesto)、5月のタタソールズゴールドChttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438093033467を制したアレンカー(Alenquer)昨年のサンクルー大賞を制したブルーム(Broome)などが続いた。

レースでは人気薄のストーンエイジ(Stone Age)が引っ張り2番手からブルーム、そこから少し離れてアレンカー、オネストルクセンブルク、ヴァデニ、ミシュリフの順、なかなか早いペースでストーンエイジが引っ張っていき、直線へ。

直線向いた所で逃げていたストーンエイジの差がみるみるなくなり後続が一気に接近。内から抜けてきたオネストと外から上がってきたルクセンブルクの激しいたたき合い。ヴァデニは少し進路を探すのに手間取りつつ最内、ミシュリフはさらに外から追い込んでくる。しかし前二頭には届かず、たたき合いの末最後に出たルクセンブルクが先頭でゴール。2着にオネストが入り、ヴァデニは3着、ミシュリフが4着となり、5着にストーンエイジ、6着アレンカー、最下位7着がブルームという結果に。

勝ったルクセンブルクはこれでG1 2勝目。春は順調にいかなかったものの、巻き返してきてビッグタイトル奪取。今後は凱旋門賞を視野に入れているとのことで日本馬最大の敵となってきそう。

2着のオネストパリ大賞典のレースレベルがあまり評価されておらず人気もそこそこであったが、この後パリ大賞典2着のシムカミルがニエル賞、4着のエルダーエルダロフが英セントレジャーを制しレースレベルが高かったことを証明した。

3着に入ったヴァデニが直線スムーズではなかったとはいえ思ったより伸びきれなかった印象。レース前、鞍上のCスミヨン騎手が凱旋門賞出走も示唆していたが、どうも馬場は重かったということを敗因に挙げており、例年馬場が悪くなる凱旋門賞出走はなさそうで、馬場次第で英チャンピオン行きとのこと。

 

メイトロンS(G1)愛3歳以上牝馬芝1600m    
勝ち馬    パールズガロアー(Pearls Galore)(牝5)    
映像https://youtu.be/oL3jc3cI6KQ

人気は3頭が集めており、5月の愛1000ギニーhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438093033467をぶっちぎったホームレスソングス(Homeless Songs)、8月のロートシルト賞https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889906033169を制したサフロンビーチ(Saffron Beach)、7月のジャンプラ賞https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889895765891を制したテネブリズム(Tenebrism)が抜けて人気を集めていた。

しかしレースでは逃げたパールズガロアーがマイペースで引っ張っていくと、そのまま後続を寄せ付けずまさかの逃げ切り勝ち、2着に3馬身差を付ける快勝となった。2着にサフロンビーチが入り、3着にテネブリズム、ホームレスソングスは大きな見せ場を作ることなく4着に敗れた。

勝ったパールズガロアーは昨年同レースの2着馬。昨年にはフォレ賞2着などがあるものの、前走ロートシルト賞はサフロンビーチ、テネブリズムから後れを取り5着と敗れていた。秋になり馬場が重くなったことも陣営は好走要因として挙げていた。

 

フライングファイブS(G1)愛3歳以上芝1000m    
勝ち馬ハイフィールドプリンセス(Highfield Princess)(牝5)    
映像https://youtu.be/l3WqJE0clKo

レースはスタート後2.3番手辺りから徐々にポジションを上げていきラチに寄せながら先頭に立ったハイフィールドプリンセスが直線一気に抜け出して2着に3 1/4馬身つける圧勝。これでG1を3連勝とし、決定的な着差を付けて欧州スプリント路線の主役であることを再度証明して見せた。

ハイフィールドプリンセスの勢いは止まらない。これで約1ヶ月の間にG1を3ヶ国で3連勝。5歳牝馬ながら今年初重賞制覇からG1制覇と充実著しい牝馬がさらなるタイトルを奪取。今後は10月の英チャンピオンスプリントもあるがBC遠征も視野にあるとのこと

なお、同レースは日本関連の馬も出走しており、吉田勝己氏所有のフロタス(Flotus)は人気薄ながら3着と健闘、窪田芳郎氏所有のドラゴンシンボル(Dragon Symmbol)は5着となった。

 

 

愛セントレジャー(G1)愛3歳以上芝2800m    
勝ち馬キプリオス(Kyprios)(牡4)    
映像https://youtu.be/MKHe1nbSl2U

レースは道中3番手を追走していたキプリオスが直線入ってすぐに先頭へ。後続を引き離しにかかるが1頭迫ってくるのが対抗格のハミッシュ(Hamish)、最後の最後まで唯一キプリオスに迫っていったが、最後までキプリオスが抜かせず2着ハミッシュに3/4馬身抑えて快勝。これで6月のゴールドCから7月のグッドウッドCに続きG1を3連勝、連勝記録は5に伸びた。

3着以降では6歳牝馬の古豪サーチフォーアソング(Srarch For A Song)が3着、人気のレイズユー(Raise You)は5着となった。

勝ったキプリオスはこの後、英チャンピオンズロングディスタンスCが有力。

 

モイグレアスタッドS(G1)愛2歳牝馬芝1400m    
勝ち馬タヒーラ(Tahiyra)(牝2)    
映像https://youtu.be/PzGSuzi98K4

最終的に人気は2頭が分けて重賞3連勝を含む4戦無敗のパーフェクトな成績のメディテイト(Meditate)、デビュー戦を圧勝したターヒラの2頭が分け合った。

また、同レースには日本でもお馴染みサクソンウォリアーの産駒であるガンテオライン(Gan Teorainn)、ソーンブルック(Thronbrook)の2頭が出走した。

レースは好位につけていたメディテイトが残り400mを切ったあたりで抜け出す横綱相撲の競馬で勝ったかに思えたが、中団追走から猛然と追い込んできたのがターヒラ。

2頭が後続を大きく離し抜け出したが、メディテイトに並ぶ間もなく交わし去ったタヒーラが抜け出して2着メディテイトに2 1/4馬身差を付ける完勝。2戦目での重賞制覇がG1初制覇となった。2着にメディテイトが入り、ガンテオラインが7着、ソーンブルックは8着となった。

勝ったタヒーラは強烈なパフォーマンスを見せた。4戦のキャリアがあったメディテイト相手に2戦目ながらこのレース内容には驚かされた。

デビューhttps://twitter.com/galway_races/status/1551980185679024129?s=46&t=tSiMGbVUukOlRHigQxrZnA戦も強い勝ち方であったが、ここは想像以上のレース。姉にBCターフなどG1を3勝したタルナワがいる血統で距離延長にも対応できる可能性は高い。

タルナワは父がシャマーダルでどちらかといえば短距離馬を輩出する種牡馬だが、本馬の父はシユーニでソットサスやセントマークスバシリカなど中距離でも活躍している馬を多く出しており、早くも来年のクラシックが楽しみになる存在。今後の動向にも注目。

 

VオブライエンナショナルS(G1)愛2歳牡馬、牝馬芝1400m    
勝ち馬アルリファー(Al Riffa)(牡2)    
映像https://youtu.be/0C8nK1O5gw4

人気はG2フューチュリティSを制しここに臨んできたクールモアのアイソーポスフェイブルス(Aesop's Fables)が圧倒的な支持を集めていたが、直線ではいったん先頭に立ったものの、後続に飲み込まれる。変わって5頭横並びの一番外、最後方に位置していたアルリファーが前を飲み込み差し切り勝ち。これが重賞初制覇となった。前走はアイソーポスフェイブルス相手に4着と敗れていたもののここは見事に逆転して見せた。

人気のアイソーポスフェイブルスは馬場に泣き4着。

 

英セントレジャー(G1)英3歳牡馬、牝馬芝2900m    
勝ち馬エルダーエルダロフ(Eldar Eldarov)(牡3)    
映像https://youtu.be/HE0JXnx5Cf0

注目のメンバーが揃った英セントレジャー

レースの中心は前走ゴードンShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889902629951を快勝したゴドルフィンニューロンドン(New London)、これにロイヤルアスコット開催のクイーンズヴァーズを制し前走パリ大賞典4着からの参戦となったエルダーエルダロフ、2戦無敗で牝馬ながら果敢に同レース挑戦をしていたハスコイ(Haskoy)、英ダービー2着の実績があるフーヤマル(Foo Ya Mal)などが続いた。

レースは中穴のフレンチクレイム(French Claim)が大きく飛ばしニューロンドン、ハスコイ、エルダーエルダロフが3番手辺りを形成。フーヤマルは後方からレースを進めた。

直線に入るとハスコイが抜け出し先頭へ、真ん中からはニューロンドンも迫ってくるが、さらに外から力強く脚を伸ばしたエルダーエルダロフが先頭に。

一気に抜け出すと2着以下を離して鞍上Dイーガン騎手がゴール通過時にガッツポーズを見せる余裕も見せ完勝。G1初制覇となった。

2着にはハスコイが入ったが、直線で4着馬ジャベロット(Giavelotto)に不利を与えたことが認められ4着に降着、繰り上がりでニューロンドンが2着、ジャベロットが3着となった、フーヤマルは直線外から見せ場を作るも最後は脚が上がり8着。勝ったエルダーエルダロフはこれで5戦4勝。前走パリ大賞典は案外なレースであったが、上記で述べている通りレースレベルが高かったともいえる。長距離戦線では今後も注目。

なお、同レース4着となったハスコイ騎乗のFデットーリ騎手は同レースの降着により、以前の9/18-10/1の騎乗停止期間に追加で10/3-10/7が騎乗停止となった。10/2の凱旋門賞デーは予定通り騎乗予定とのこと。

 

ヴェルメイユ賞(G1)仏3歳以上牝馬    芝2400m    
勝ち馬スウィートレディ(Sweet Lady)(牝4)    
映像https://youtu.be/E7-Z0H6yFGY

英オークスhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438099353484を制したチューズデイ(Tuesday)、プリンスオブウェールズ3着のグランドグローリー(Grand Gloly)が人気を集めていた同レースだが、結果的には前でレースを運んだスウィートレディ、ライラックロード(Lilac Road)がそのまま押し切り前残り決着、チューズデイは4着、グランドグローリーは展開に泣く7着と敗れた。なお、勝ったスウィートレディは凱旋門賞への出走を予定、また、グランドグローリーもこの後は凱旋門賞で現状はここが引退レースになるとのこと

 

マカイビーディーヴァS(G1)豪3歳以上芝1600m
勝ち馬アイムサンダーズトラック(I'm Thunderstruck)(セ5)    
映像https://youtu.be/hdyi33Yo-UM

好メンバーが揃ったマカイビーディーヴァS、人気の中心はアイムサンダーズトラック、ここまでG1は1勝ながら2着は3回、前走の春シーズン初戦メムジーShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889911022153は2着とし上々の始動。昨年10月以来日久々のG1制覇を狙う。これに続いたのがカスカディアン(Cascadian)前々走4月のオールエイジドShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438083893495で初のG1勝利を果たすと前走今年初戦がメムジーS3着、ここが今期2戦目。これに同じくメムジーSに出走し7着となったアリゲーターブラッド(Alligator Blood)が続いた。

レースはアリゲーターブラッドがマイペースで引っ張り直線へ。

直線でも後続との差を広げていき勝負ありかに見えたが、内からスルスルと差し脚を伸ばしてきたアイムサンダーズトラックが強襲。一完歩ずつ前に迫っていくとゴール前ドンピシャのタイミングで差し切っての勝利。昨年10月以来となるG1 2勝目となった。逃げたアリゲーターブラッドが2着となり、3着にモウンガ(Mo'unga)、カスカディアンは4着に敗れた。

 

注目のレース

チャンピオンジュベナイルS(G2)愛2歳芝1600m    
勝ち馬オーギュストロダン(Auguste Rodin)(牡2)
映像https://youtu.be/OiGO7cBOpF4

道中は5頭立て3番手から運んだオーギュストロダンが前を捉えて先頭に立つと、そのまま後続の追撃も抑えて勝利。重賞初制覇とし、通算成績を3戦2勝とした。

勝ったオーギュストロダンはわずか20頭ほどしかいないディープインパクト産駒のラストクロップとなる一頭。母はG1を3勝したロードデンドロンを迎えた血統で、同馬はデビュー戦は騎乗ミスもあり2着と敗れたものの、2戦目で初勝利。同レースが3戦目となった。

母は敗れはしたものの土砂降りの英オークスでエネイブル相手に2着に入っており、サクソンウォリアーとは違い、明らかに距離が伸びてさらに良さが出そうな印象。次走は同厩のフェニックスS勝ち馬であるリトルビッグベア(Littele Big Bear)が怪我により予定していたデューハーストSを使わず年内休養となったため、同馬がデューハーストS出走予定となり、来年は英2000ギニーから英ダービーを目標にしているとのこと。最終世代からG1馬が出ることを期待したい。

 

 

フライングチルダーズS(G2)英2歳芝1000m    
勝ち馬トリリウム(Trillium)(牝2)    
映像https://twitter.com/attheraces/status/1568942487867097088?s=46&t=nET5DBwzTfiyI_sghJDGmQ

非常に見どころを感じたレースで紹介。

前走2歳馬ながらナンソープSに出走し古馬相手に肉薄、ハイフィールドプリンセスの2着となったザプラチナムクイーン(The Platinum Queen)が出走した同レース。好スタートから先頭争いをし、勝負所で一気に抜け出しにかかったが、離れていく後続の中で一頭だけついてきたトリリウムがザプラチナムクイーンに迫っていき、2頭の激しいたたき合い。最後を並んでのゴールとなったが、わずかに出たトリリウムがザプラチナムクイーンを撃破。これで未勝利からの3連勝で重賞連勝。通算成績を4戦3勝とした。

今後のスプリント戦線を担っていく可能性のある2頭だけに今後も注目したい。

 

 

Doncaster Conditions Stakes(C2)英3歳以上 芝2000m

勝ち馬アダイヤー(Adayar)(牡4)

映像https://youtu.be/GbCQhkEcLm0

3頭立てのC2ながら昨年の英ダービー馬アダイヤーが今年初戦を迎えたことで注目を集めたレース。道中は後ろからじっくりレースを運ぶと直線では馬なりのまま前を捉え、最後まで楽な手ごたえのままゴール。相手ももちろん弱かったとはいえさすがダービー馬という走りで実力は健在なことをアピールした。

次走は英チャンピオンか凱旋門賞とのことだが、英チャンピオンの方が可能性は高いとのこと。

 

2022/9/4中央競馬回顧+今週の出来事

新馬評価 1~6段階で表示

新潟1Rガルムキャット(父ハーツクライ)3

新潟2Rノーブルラン(父ワールドエース)4

新潟5Rテンカノギジン(父エピファネイア)4

新潟6Rコーパスクリスティ(父エピファネイア)3

小倉2Rペースセッティング(父ショーケーシング(Showkasing))5

小倉5Rトーアライデン(父マインドユアビスケッツ)3

小倉11R小倉2歳S(G3)ロンドンプラン(父グレーターロンドン)5

札幌1Rトップナイフ(父デクラレーションオブウォー)4

札幌2Rショーモン(父マインドユアビスケッツ)3

札幌9Rすずらん賞(OP)コスモイグローク(父ジョーカプチーノ)3

 

小倉2Rはデビュー2戦目となったペースセッティングが逃げて3馬身差を付ける快勝。前走は出遅れもあり、差し届かず2着と敗れたが今回はスタートを決めるとそのままスピードの違いで押し切って見せた。

単純な比較だが、メインの小倉2歳Sよりも時計は早く伸びしろ十分といったレース内容であった。あまり距離が伸びてよさそうな印象は受けないが、調教師が短距離育成のスペシャリストなだけにこれからの成長も含め期待。

 

小倉11R小倉2歳Sはスタートで大出遅れをかましながらも直線では詰まりながらも馬群をこじ開けてきたロンドンプランが豪快に差し切って勝利。新馬からの連勝となった。

レース前に蹄鉄打ち直しがあるなど色々とあった同馬だが勝ち方はインパクトのある勝ち方だった。上がりも抜けており先々な楽しみなレース内容。

デビュー戦でも書いたがもう少し距離はあっても問題なさそうな印象があるので今後に注目したい。


今週の出来事

17年チャレンジC勝ち馬サトノクロニクル(牡8)が引退

18年京成杯セントライト記念勝ち馬ジェネラーレウーノ(牡7)が引退

04年に史上2頭目の秋古馬3冠を達成したゼンノロブロイ(牡22)が亡くなる

08年エリザベス女王杯勝ち馬リトルアマポーラ(牝17)が今年6月に亡くなっていたとの報

2022凱旋門賞の馬券発売が決定

コリアスプリントに参戦した日本のラプタス(セ6)は2着

コリアカップに参戦した日本のセキフウ(牡3)は3着

 

21年BCジュベナイル勝ち馬コーニッシュ(Corniche)(牡3)が引退、アッシュフォードスタッドで種牡馬入り

22年POWなどG1を4勝しているステートオブレスト(State Of Rest)(牡4)が前走ジャックルマロワ賞8着を最後に引退、愛ラスバリースタッドで種牡馬入り

21年CCAオークス勝ち馬マラクジャ(Maracuja)(牝4)が引退

 

 

ジョッキークラブGC(G1)米3歳以上ダ2000m    
勝ち馬オリンピアド(Olympiad)(牡4)    
映像https://youtu.be/ZmELphgsGT4

人気は重賞4連勝で挑んだ前走8月のホイットニーSでライフイズグッドの4着と敗れた以来のレースとなったオリンピアド(Olympiad)、昨年12月のシガーマイルHhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438043106081の勝ち馬で前走オリンピアドが勝利した7月のスティーブンフォスターS(G2)2着以来の一戦となったアメリカンレヴォリューション(Americanrevolution)の2頭が人気を分ける形に。

レースでは逃げたタックス(Tax)を3角で早々2番手にいたオリンピアドが競り落として先頭に立ち、その外3番手にいた5番のアメリカンレヴォリューションも合わせるように上がってきて直線へ。

直線に入ってもオリンピアドがアメリカンレヴォリューションに対して差を詰めさせず最後までしのぎ切り2馬身を付ける快勝でG1初制覇。2着には前走に続きアメリカンレヴォリューションがまたもオリンピアドの2着となり、3着には3番人気のファーストキャプテン(First Captain)が追い込み、人気順での決着となった。

 

パシフィッククラシック(G1)米3歳以上ダ2000m    
勝ち馬フライトライン(Flightline)(牡4)    
映像https://youtu.be/yVtPCJ9BsKc

このレースは何といってもフライトラインの出走に注目が集まった。

ここまで4戦全勝、デビュー早くから注目を集めており2戦目の条件戦https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=26006613805165433で一気に注目が集まった同馬、3戦目のG1初挑戦となった昨年12月のマリブShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438051812523を11 1/2馬身差で勝利すると、今年初戦となった6月のメトロポリタンHhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438101622072もスタートで後手を踏みながら6馬身圧勝。オッズも1.3倍と圧倒的な支持を集めていた。

不安点としてはデビュー戦、2戦目は1200m、3戦目が1400m、4戦目が1600m、そしてここが2000mと一気の距離延長がどうなるかに注目が集まった。

フライトラインに続いたのが、3月のドバイワールドカップ勝ち馬https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438077338065で前走サンディエゴH(G2)2着からの参戦となったカントリーグラマー(Country Grammer)、さらにそのサンディエゴHでカントリーグラマーを撃破したロイヤルシップ(Royal Ship)、今年3月のサンタアニタHhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438069827786の勝ち馬で前走G2カリフォルニアンSで2着のエクスプレストレイン(Express Train)、そのカリフォルニアンSを制したスティレトボーイ(Stilleto Boy)辺りが続いた。

レースはスタート後、譲り合いのような形となり押し出されるように1番とエクストラホープ(Exxtra Hope)が先手を取り、外から並ぶようにフライトラインが2番手から追走した。

残り800m辺りから早々エクストラホープを潰しフライトラインが先頭に立つと、ここからグングンと差を広げていき4角前にして10馬身近い差を付けて直線へ。

直線に入っても差は詰まる所か広がる一方。鞍上Fプラ騎手は軽く追う程度で後ろを見る余裕もありながら差は開いていき衝撃的な着差を付けてゴール。

最終的には2着カントリーグラマーに着差19 1/4馬身を付けての大楽勝。通算成績を5戦5勝とした。

勝ったフライトラインのタイムは1:59.28で03年のキャンディライドの1:59.11に次ぐレース史上2位のタイム。03年のレースを見て頂ければわかるが、キャンディライドはメダグリアドーロとびっしり叩き合ってのタイムに対してフライトラインは流してこのタイムだから恐れ入る。そしてここまで5戦でつけた着差は60馬身と衝撃の数字。距離不安を一蹴するどころか歴史的名馬クラスの馬であることをまざまざと見せつけるレース。バーイード同様、このクラスの競争馬をリアルタイムで見れていることを誇りに思いたい。

一番のこの馬の不安点は怪我の不安があるため、BCクラシックにはまず無事に出走してきてほしい所。

 

スピナウェイS(G1)米2歳牝ダ1400m    
勝ち馬リーブノートレース(Leave No Trace)(牝2)    
映像https://youtu.be/BxgKJd9esA4

いよいよ米2歳G1も本格的に始動

同レースは道中2番手にいたリーブノートレースが人気を集めていたワンダーホイール(Wonder Wheel)を最後までしのぎ押し切り勝ち。デビュー2連勝でG1制覇を決めた。

父は2歳4月にデビューし、翌3歳ではウッドメモリアルSを制したアウトワーク(Outwork)

 

バーデン大賞(G1)独3歳以上芝2400m    
勝ち馬メンドシノ(Mendocino)(牡4)    
映像https://youtu.be/zuAJUcTiXyY

最終的には4頭立てとなった同レース。

注目は2頭が集めており、昨年の同レース勝ち馬で前走キングジョージ2着からの参戦となったトルカータタッソ(Torquator Tasso)、今年は昨年と同じくバーデン経済大賞から始動し、昨年と同じく6着、前々走ハンザ賞も昨年と同じく1着で連覇、前走キングジョージは2着からの参戦。昨年はベルリン大賞2着からの参戦で昨年と全くおなじ着順で同レースに挑んできた。

これに続いたのが今年の独ダービーhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889893529435で前走ダルマイヤー大賞https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889902629951も勝利しG1連勝中の3歳馬サンマルコ(Sammarco)、この2頭が大きな注目を集めた。

また、人気は離されたが3番人気のアルターアドラー(Alter Adler)は2走前にトルカータタッソを撃破、最低人気のメンドシノも昨年バイエルン大賞でアルピニスタの2着と不気味な存在。

レースはかなりゆったりとしたペースで流れ、アルターアドラーが引っ張り、2番手からトルカータタッソ、3番手からサンマルコ、最後方からメンドシノの隊列。

直線向くと一気に各馬外まで寄せていきながらのたたき合い。

コーナーワークでサンマルコが一度先頭に立ったが、ここからトルカータタッソも激しく抵抗、更には一番外からメンドシノも上がってきて3頭の熾烈なたたき合い。最後はトルカータタッソ、メンドシノの2頭に絞られてが、一番外のメンドシノがトルカータタッソをアタマ差差し切ってのゴール。

4歳にしてG1初制覇となった。スローペースに泣いたトルカータタッソは惜しくも2着、3歳馬のサンマルコが3着、4着にアルターアドラーとなった。

勝ったメンドシノは本来トルカータタッソに騎乗予定だったピーチュレク騎手が騎乗、契約馬主の関係で乗り替わりとなり同馬に騎乗することになったが、自らの好騎乗でトルカータタッソを撃破してみせた。

なお、メンドシノは凱旋門賞に出走予定で引き続きピーチュレク騎手で出走予定とのこと、また、トルカータタッソも今回に続きデットーリ騎手で凱旋門賞へ。3着のサンマルコは内容次第で凱旋門賞へとのことだったが、出否はまだ未定。

なお、こぼれ話だが、2着トルカータタッソに騎乗したデットーリ騎手はムチの使用制限オーバーにより騎乗停止を取られ凱旋門賞前日の10/1までの騎乗停止処分となった。

 

スプリントC(G1)英3歳以上芝1200m
勝ち馬ミンザール(Minzaal)(牡4)    

映像https://youtu.be/sfiJiK9WeSQ

10倍を切っていたのは5頭でまずはネイヴァルクラウン(Naval Crown)今年6月のプラチナジュビリーの勝ち馬https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438102267116で前々走ジュライCが2着、前走モーリスドゲスト賞が5着からの参戦

これに続いたのがミンザール、プラチナジュビリーは13着と大敗したものの、前々走のG3を快勝し前走モーリスドゲスト賞がハイフィールドプリンセスの2着、ここまでG1では2着1回、3着2回と惜しいレースが続いており初G1制覇へ大きく期待が高まっている。

3番人気タイは3頭並び、前走ナンソープSでハイフィールドプリンセスの3着に入った昨年同レース勝ち馬エマラーティアナ(Emaraaty Ana)、モーリスドゲスト賞4着のローハーン(Rohaan)、更には昨年同レース5着のアートパワー(Art Power)が続いた。

レースは横一線の馬群のど真ん中から狭い所を割って伸びてきたミンザールが一気の脚で先頭に立つと、あっという間に後続を離していき3 3/4馬身を付ける完勝でG1初タイトル奪取。非常に強い内容での勝利となった。

離された2着にはエマラーティアナが入り、3着にローハーン、アートパワーは8着、ネイヴァルクラウンは11着と大敗した。

勝ったミンザールはこの後、英チャンピオンスプリントに出走予定。ハイフィールドプリンセスへリベンジなるか。

 

ムーランドロンシャン賞(G1)仏3歳以上芝1600m        
勝ち馬ドリームルーパー(Dreamloper)(牝5)    

 

やや割れたオッズではあったが1番人気は4月の英2000ギニーhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438089604864、6月のセントジェイムスパレスShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438102267116と連勝したコリーバス(Coroebus)、前走ジャックルマロワ賞は一頓挫あった影響か5着と敗れたが、間隔を開けずしてここに挑んできた。

これに20年のQE2世S勝ち馬で現在連勝中復活気配漂うザレヴェナント(The Revenant)、20年BCマイル勝ち馬で前走ジャックルマロワ賞は4着、この路線ではお馴染みのオーダーオブオーストラリア(Order of  Australia)、今年5月のイスパーン賞を制したドリームルーパーhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438097084634が続いた。

レースは直線で進路を外に持ち出したコリーバスが崩れるように落馬するアクシデント、競走自体は2.3番手にいたドリームルーパーが2着オーダーオブオーストラリアに5 1/2馬身を付ける圧勝でG1勝利となり、2着にオーダーオブオーストラリア、3着にザレヴェナントが入った。

レース中止となったコリーバスが残念ながら損傷が大きく予後不良の診断が下った。

 

 

2022/9/3中央競馬回顧

新潟6R3歳未勝利(芝1600m) 勝ち馬ジュエルラビシア牝3(父ディープインパクト)

道中は後方からレースを運び直線は外に持ち出したジュエルラビシアが粘るイワクニを捉えると1 1/4馬身を付ける快勝で勝利。これがデビュー4戦目。未勝利最終週という状況ながら見事に勝利を収めて見せた。

勝ったジュエルラビシアは見た目は手応えよさげには見えないがそれでも追えば追うだけ伸びるようなレース運びで後方から力強く伸びてきた。まだ、幼い印象はあるものの、センスある走りをしているだけに今後の成長に期待。

 

新潟8R3歳以上1勝クラス(ダ1200m) 勝ち馬ハイアムズビーチ牝3(父ドレフォン)

このレースが初ダートとなったハイアムズビーチ、内枠の6番から促して先手を取りに行くと早いペースを刻み直線へ。

直線向いた段階で押切体制に入っており、最後は5馬身差を付ける圧勝。

初ダートながら強いパフォーマンスを見せた。

同馬はこれまで4戦芝を使い1勝クラスでも結果は出ていたものの前走の1勝クラス7着の敗戦を見てかダートに矛先を向けると、それにこたえるかのようなレースとなった。

父はドレフォンで母は関東オークス馬のユキチャン、母父がクロフネという血統、血統だけ見るとダート適性は間違いないが、その通りの結果に。

もう少し距離は合ってもよさげな印象はあったので今後は距離が伸びて逃げれない形になった時にどこまでやれるかといった所。

 


新馬評価 1~6段階で表示

新潟2Rノーブルミステリー(父ディーマジェスティ)2

新潟5Rミヤビ(父リオンディーズ)3

小倉1Rヴェルテンベルク(父キタサンブラック)4

小倉2Rゴッドブルービー(父パイロ)4

小倉5Rフロムダスク(父ボルトドーロ(Bolt d'Oro))4

札幌1Rレイフォール(父リオンディーズ)2

札幌2Rナチュラルリバー(父ルーラーシップ)4

札幌5Rサラサハウプリティ(父ドレフォン)4

札幌11R札幌2歳S(G3)ドゥーラ(父ドゥラメンテ)5

 

札幌11Rの札幌2歳Sは道中先団馬群辺りを追走し、4角では外から一番いい手応えで進出してきたドゥーラ、直線では先に抜けたドゥアイズめがけて迫っていくと残り100m辺りできっちり捉えて快勝。重賞初勝利を飾った。

デビュー戦では同レース2着のドゥアイズ相手に4着と敗れたが、前走未勝利では素質馬ドゥラエレーデを撃破すると勢いそのままに重賞も制した見せた。

 

2着ドゥアイズは新馬勝利後、前走コスモス賞がモリアーナの2着、ここが3戦目となり、結果的には札幌組のワンツーとなった。

 

人気所ではダイヤモンドハンズは枠的に下げざる終えず苦しいレースも最後は猛追してきて価値のある3着、ブラストウェーブは好位追走も4角の進路に手間取り5着、シャンドゥレールはスタートの出遅れが響き7着となった。