中山8R 3歳以上1勝クラス 芝1800m
勝ち馬クライミングリリー牝3(父ディープインパクト)
1人気 クライミングリリー 2.0 5枠10番 横山武史
2人気 アランデル 4.3 5枠9番 戸崎圭太
3人気 サンズオブタイム 8.2 3枠5番 大野拓弥
4人気 カランドゥーラ 14.3 1枠2番 三浦皇成
1着 クライミングリリー
2着 カランドゥーラ 1/2
3着 サンズオブタイム 3 1/2
6着 アランデル
中団やや後ろを追走していたクライミングリリーが直線外に持ち出されると
猛然と追い込んで、最後はカランドゥーラを図ったように差し切って快勝。
これで通算成績を4戦2勝とした。
勝ったクライミングリリーは3歳牝馬。昨年のデビュー戦は8着と敗れたが、4か月の休養を経た
未勝利戦を楽勝すると、更に7か月の休養を挟んだ前走9月に出走した1勝クラスでは物理的に届かない位置から上がり3F33.2の豪脚を繰り出すも3着、今回が叩き2戦目となった。
クライミングリリーは血統的にみると金鯱賞を制したギベオンの全妹にあたる血統。
ギベオンはどちらかというと前に行って切れ味勝負に持ち込ませないタイプの馬だが、本馬は牝馬ということもあり、
切れ味比べに特化したような馬。ここまでまだ4戦と大事に使われてきているが、才能は確かなだけに
来年の飛躍を期待したい。
新馬評価 1~6段階で表示
中山1Rプリーチトヤーン3
中山2Rミエノナイスガイ2
中山3Rペイシャカレン2
中山5Rパンテレリア3
中山6Rロジハービン4
中山7Rウェルカムニュース4
阪神1Rラブリュス3
阪神2Rスズカワールド2
阪神3Rディライトバローズ3
阪神4Rアンノウンウォリア2
中京1Rグレナデンシロップ3
中京2Rアルムマッツ3
中京4Rテーオーソラネル2
中京10Rコムストックロード3
G1ということでこれまでの答え合わせ
勝ったサークルオブライフは初戦がイクノイックスの3着から
アルテミスが5点評価でした。本馬はアルテミスS時に高評価しており、まあ許されるレベルかと思います。
2着ラブリイユアアイズは新馬→クローバー賞と連勝し、前走の京王杯2歳Sが3着からの参戦。新馬評価は1、クローバー賞が2点...見なかったことにしましょうw
これは反省です。というかこんな強い馬だとは思ってなかったです。
結果的には新馬で下したトーセンヴァンノが札幌2歳Sで3着にきており、クローバー賞でも京王杯2歳Sを制したキングエルメスを抑えているので振り返ると牡馬相手にも好走しているのを見るにこのレベルでも通用するのだろうなと感じました。まだまだ競馬を知らなければいけないと感じます。
3着ウォーターナビレラは新馬→1勝クラス→ファンタジーSと3連勝での参戦。
こちらは3.4.4点と評価してきており、可もなく不可もなくな評価を付けています。
本馬は振り返ると1500m札幌、1600m中山、1400m阪神と求められる適性が全く違うレースですべて強い勝ち方をしているという点が強調材料と思いました。
結果的に先行して残ったのはこの馬だけなのでかなり強いレースをしていました。
地味な感じの馬ではありますが、初戦、2戦目は上がり最速で制しており、もう少しレースを振り返ってみるべきだなと感じます。
ちなみに同レースで6点評価をしたステルナティーアは7着でしたが、不利もあったのでまだまだ見限れないと思います。
今週の出来事
ソダシはフェブラリーSを目標に
カナダを拠点に乗っている木村和士騎手がデビュー4年目でリーディングジョッキー
21年KYダービー勝ち馬メディナスピリット亡くなる
豪の名スプリンター、ショワジール(Choisir)(牡22)が亡くなる
20年JBCスプリント勝ち馬サブノジュニアが引退→イーストスタッドで種牡馬入り
21年英チャンピオン勝ち馬シリウェイ(牡3)を管理するセドリックロッシ調教師、
ロッシ調教師の兄弟2人、20年マルセルブサック賞をタイガータナカで制したJマルチアリス騎手が逮捕→シリウェイはFグラファール厩舎へ転厩
中央、地方、海外でG1 6勝を挙げたアグネスデジタル(牡24)が亡くなる
代表産駒:カゼノコ(14.JDDなど)
19年フィリーズレビュー勝ち馬ノーワンが引退→繁殖入り
タスマニア調教馬として初めてG1を制したミスティックジャーニー(Mystic Journey)(牝6)が引退
主な勝ち鞍:19オーストラリアンギニー、19オールスターマイル
米を拠点に騎乗していたロビーアルバラード騎手が引退、主な騎乗馬はマインシャフト、カーリン、キャプテンスティーヴ、スイススカイダイバー、タピッツフライなど
21年メルボルンカップ勝ち馬ヴェリーエレガントが来秋は凱旋門賞を目標にしてうるプランを発表、また同厩舎のネイチャーストリップはロイヤルアスコット参戦を目標
17年根岸S勝ち馬カフジテイク(牡9)が引退
ラヴズオンリーユー引退
インディチャンプ引退
ダノンスマッシュ引退
阪神JFはサークルオブライフが勝利
スターレットS(G1)米2歳牝ダ1700m
勝ち馬イーダ(Eda)(牝2)
映像 https://youtu.be/PKQpUaPabfE
直線粘るトニトズを捉えたイーダが迫るカイロメモリーズの追撃を抑え3連勝でG1初制覇。
シガーマイルH(G1)米3歳以上ダ1600m
勝ち馬アメリカンレヴォリューション(Americanrevolution)(牡3)
映像https://youtu.be/iCBP4LDz_6M
前走BCスプリント3着からの参戦となったフォローイングシーがジノビリの一緒に逃げる形で道中は進み、
直線へ。直線でフォローイングシーがしぶとく粘りジノビリを競り落とすが、変わるようにして迫ってきた
アメリカンレヴォリューションが鮮やかに差し切って連勝でG1初制覇。
粘ったフォローイングシーが2着に入り、人気のコードオブオナーは5着、インディペンデンスホールは7着に敗れた。
香港ヴァーズ(G1)香港3歳以上芝2400m
勝ち馬グローリーヴェイズ(牡6)
映像 https://youtu.be/Pn8AXTMws10
19年の同レース勝ち馬グローリーヴェイズがスローペースの後方待機から直線は外に持ち出されると、
粘るパイルドライバーを差し切って完勝。同レースは2勝目となり、G1も2勝目となった。
2着にパイルドライバーが入り、3着にエベイラが入った。日本から参戦したステイフーリッシュは5着だった。
香港スプリント(G1)香港3歳以上 芝1200m
勝ち馬スカイフィールド(Sky Field)(セ5)
映像https://youtu.be/DycKBqNOcqQ
中団からレースを進めたスカイフィールドが粘るクーリエワンダーを捉えると、最後猛追してきたレシステンシアを振り切っての勝利。
これがG1初制覇となった。なお、4角でアメージングスターが転倒し落馬すると、あおりを受けたナブーアタック、ラッキーパッチ、ピクシーナイトが競走中止
ダノンスマッシュも被害を受けて大きく離された8着入線、アメージングスター、ナブーアタックは安楽死、ピクシーナイトは骨折
香港マイル(G1)香港3歳以上芝1600m
勝ち馬ゴールデンシックスティ(Golden Sixty)(セ6)
映像 https://youtu.be/QipMsO2_SWE
怪物ゴールデンシックスティが馬群の間を縫うように抜けてくるとただ一頭突き抜けて後続を完封。これで連勝記録は16に伸びた。
2着に人気薄のモアザンティスが入り、日本のサリオスは3着、インディチャンプは5着、ヴァンドギャルドは6着、ダノンキングリーは8着だった。
香港カップ(G1)香港3歳以上芝2000m
勝ち馬ラヴズオンリーユー(牝5)
映像https://youtu.be/OcdUdDZaNaY
今年海外G1を2勝し、同レースに臨んだラヴズオンリーユーがいったん狭くなり、どうかと思われたが、粘るロシアンエンペラーと外から一気に伸びてきたヒシイグアスをアタマ捉え切りラストランを見事
勝利で飾った。これでG1は4勝目。1年で海外G1を3勝は初の快挙。素晴らしいレースだった。
2着にも日本から遠征したヒシイグアスが入った。レイパパレは6着。