2022/9/19中央競馬回顧+今週の出来事

中山10R Mシンボリクリスエス(3歳以上2勝クラス)(芝2000m) 勝ち馬バトルボーン牡3(父シルバーステート)

道中2番手からレースを運んだバトルボーン。直線向いて先頭に立つと、迫るサンストックトンとの一騎打ち。最後の最後までサンストックトンも迫ったが、抜かれる感じはなく1/2馬身抑えきっての勝利。これで未勝利から1勝クラス、2勝クラスと3連勝。通算成績を4戦3勝とした。

前走1勝クラス勝利時https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438101945671に取り上げており、評価していた一頭だったが秋になりさらに良くなって帰ってきた。今後はまだ未定だが、菊花賞も選択肢にありそう。

 

 

新馬評価 1~6段階で表示

中山2R2歳未勝利(牝)(芝1600m)アンタノバラード(父ダノンバラード)3

中山3R2歳未勝利(ダ1200m)エリカキルシュ(父マインドユアビスケッツ)2

中山4R2歳未勝利(芝1800m)スーパーマン(父シルバーステート)4

中山5R2歳新馬(芝1600m)ヒップホップソウル(父キタサンブラック)5

中山6R2歳新馬)(芝2000m)ネビュルーズ(父ジャスタウェイ)5

中京1R2歳未勝利(牝)(ダ1200m)マルカラピッド(父マインドユアビスケッツ)2

中京2R2歳未勝利(ダ1400m)エクロジャイト(父ヘニーヒューズ)4

中京3R2歳未勝利(芝2000m)ラスハンメル(父シルバーステート)5

中京4R2歳新馬(ダ1800m)テレパシー(父ドレフォン)3

中京5R2歳新馬(芝1600m)オーシャントライブ(父ルーラーシップ)3

 

中山5Rはスタート一息で後方からレースとなるも道中押し上げ直線では3番手。楽な手ごたえのまま前を交わし去ると最後は2着に4馬身差を付けて完勝。機動力の高さを感じるレースだった。父はキタサンブラックで、祖母は桜花賞ダンスインザムード、母はフェアリーS勝ちがあるダンスファンタジア。なかなかセンスがあって今後が楽しみ。

 

中山6Rは好位追走のネビュルーズが直線で前を捉えると後続を完封。見事デビュー戦を勝利した。ペースはかなり遅く展開面も向いたとは言え最後は切れ味くらべで3馬身差を付けた。次走は葉牡丹賞とのことでここもクリアすればホープフルS有力となってきそう。

 

中京3Rは2番手追走のラスハンメルが最後まで楽な手ごたえのまま押切り。2戦目で初勝利となった。

前走はダノントルネードが勝利し、2着にシャザーン、5着のウインオーディンがその後、新潟2歳S2着と非常にレベルの高い新馬で3着だった同馬。さすがにここでは相手が違うというレースだった。

 


今週の出来事

9月のエニフS(L)を制したチェーンオブラブ(牝5)がBCフィリー&メアスプリントの出走を視野

21年阪神JF勝ち馬で紫苑Sで4着になったサークルオブライフ(牝3)が右前浅屈腱炎で全治9カ月以上

昨年の年度代表馬エフフォーリア(牡4)は有馬記念で復帰を視野

 

パシフィッククラシックをぶっちぎったフライトライン(Flightline)(牡4)は来年も現役続行予定で引退後はレーンズエンドFで繋養予定

21年ケンタッキーダービー勝ち馬マンダルーン(Mansaloun)(牡4)が引退→ジャドモントFで種牡馬入り

22年ベルモントS勝ち馬モードニゴール(Mo Donegal)(牡3)がベルモントS勝利を最後に引退→スペンスドフトFで種牡馬入り

動向が注目されていた無敗のバーイード(Baaeed)(牡4)は凱旋門賞には出走せず英チャンピオン目標を発表

仏のFヘッド調教師(75)が今年で引退を発表、騎手時代にはリヴァーマン、リファール、ミエスク、ヘクタープロテクターアナバーなどに騎乗。調教師としてはゴルディコヴァムーンライトクラウドなどを管理

 

 

サールパートクラークS(G1)豪3歳以上芝1400m    
勝ち馬コールサインマヴ(Callsign Mav)(セ6)    
映像https://youtu.be/GIE5f4uyXPM

道中は好位外を追走していたコールサインマヴが直線外目から伸びてきて前を捉え切り勝利。近走はさえない成績であったが、ここは見事な勝利であった。

これが通算4度目の重賞制覇だが、4勝すべてがG1という見事な成績。

 

ジョージメインS(G1)豪3歳以上1600m    
勝ち馬アナモー(Anamoe)(牡4)
映像https://youtu.be/dil4gWCXCM4

好位追走でレースを運んだ断然人気のアナモーが直線抜け出すと後続を抑え快勝。前走ウィンクスSに続くG1連勝でG1は5勝目。4歳シーズン連勝での好発進となった。

 

 

注目のレース

9/13 川崎3歳8 ダ1400m

勝ち馬プリーミー(牡3)

映像http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20220913&race=1&track=kawasaki

珍しく地方を取り上げ。スタート後の出足はなかったものの、2の脚がついて2番手外から3.4角近くでは先頭。直線向いてからは馬なりで差を広げていき2着に大差をつけての勝利。デビュー戦を勝利で飾った。

勝ったプリーミーは19年12月27日生まれのドゥラメンテ産駒。馬名の意味は早生まれ。現3歳の扱いですがほぼ20年生まれで20年生まれは現2歳世代なので同馬も実質2歳馬のようなもの。

19年に生まれてしまったことで実質2歳ながら3歳相手にデビューという厳しい状況ながらもぶっちぎって勝利を収めた。

血統的には母がアルゼンチンでG1を制したアトミカオロでセリに出ていれば億近い値がついてもおかしくないレベルの血統。

まだ下級戦を勝っただけに過ぎないが今後も応援していきたい。