2022/4/16中央競馬回顧

中山9R 山藤賞(3歳1勝クラス)(芝2000m) 勝ち馬ローシャムパーク牡3(父ハービンジャー)

未勝利https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438063219000でも高評価をしていた一頭。

道中は6番手追走から4角待たずして一気に先頭に立つとそのまま差を広げ直線へ。

直線でも全く差は詰まることなく、むしろ広がっていき最終的には2着に7馬身をつける大楽勝。これで未勝利から連勝とし、通算成績を4戦2勝とした。

ハービンジャーの当たり年といわれる今年だが、また一頭新生が現れた。

ダービーは目指さないと早々明言しているが、秋以降が非常に楽しみな一頭。

 

中山10R 下総S(ダ1800m) 勝ち馬テリオスベル牝5(父キズナ)

逃げた5歳牝馬テリオスベルがスローペースで逃げていき、最後まで差を詰めさせず人気各馬を完封。3 1/2馬身差を付ける快勝でOP入りを果たした。

出が速くない割には逃げないともろいという中々癖のある馬だが、逃げた時は早い流れでも好走する一頭。中山ダ1800m以外ではさっぱりだがこの条件でリズムよく運べれば

OPクラスでも通用する一頭となるだろう。

 

中山11R 中山GJ(障4250m)勝ち馬オジュウチョウサン牡11(父ステイゴールド)

この路線の絶対王者オジュウチョウサンが現役最強を証明。好位追走から大きなミスなく運び最後は粘るブラゾンダムールを差し切っての勝利。

これで中山GJは6勝目。JG1は通算9勝目となった。

10歳でさすがに衰えは見せるが、それでもまだまだ力は衰えていない。ここまで来たらどこまでやれるのかというのは期待せざるを得ない。暮れも期待したい。

2着ブラゾンダムールは昨年の中山大障害に続き、ここも2着。

鞍上はベストの騎乗だったといっているが、個人的にはオジュウチョウサンを3角で閉じ込めるまではよかったがギリギリまで蓋をせずに脚を使い切り最後はブラゾンダムールが抜けていったところからオジュウチョウサンが抜けていて差し切られるというもったい騎乗。ぎりぎりまで蓋をし続ければ個人的には勝てていたと思う。

3着は10歳馬マイネルレオーネが入った。こちらもステイゴールド産駒。

G1は初挑戦ながら中団辺りからレースを運び見事なレースだった。こちらも年齢を感じさせない走りで、この距離でも結果が出たことは大きな強みになるだろう。

 

福島10R 奥の細道特別(芝2600m)勝ち馬ボーンジーニアス牡4(父ナカヤマフェスタ)

昨年9月最終週の未勝利を勝ち上がったボーンジーニアス。

未勝利勝ち上がり後安定した成績で結果を残し続けついに2勝クラスも突破。

タフな馬場に強いのはこの血統らしい所。ナカヤマフェスタは一度種牡馬引退からガンコ、バビットの活躍を受けて種牡馬復帰した馬ではありますが、そういういきさつもあり3歳馬は現在おらず4歳も同馬の1頭のみが中央では現役として走っている。

今後のことも考えるとボーンジーニアスにはさらなる結果を出してナカヤマフェスタ種牡馬としての可能性を広げてほしい所。