2022/9/17中央競馬回顧

中山11R 初風S(3歳以上3勝クラス)(ダ1200m) 勝ち馬アティード牡4(父サウスヴィグラス)

スタートで後手を踏み、道中は後方からレースを運んだアティード。しかし、直線外に持ちだされると一頭違う脚で追い込んできて2着メズメライザーに3馬身差を付けて完勝。地方と合わせて通算成績を16戦5勝とした。

本馬は20年の10月に大井でデビュー。11戦を大井で走り3勝後、今年に中央に転入し4月の2勝クラスにて中央初出走。7月の2勝クラスで中央初勝利を上げると、前走3勝クラスが3着とし、ここが3勝クラス2戦目となった。

前走までは前に行って押切る形のレースをしていた同馬だが、ここは出遅れて後方から。しかし目の覚めるような末脚で見事勝利をつかんだ。

父はこの4歳世代が最終世代となるサウスヴィグラス、母父が日本で1年のみ繋養されていたロックオブジブラルタルという血統。

 

新馬評価 1~6段階で表示

中山1R2歳未勝利(牝)(ダ1200m)トモジャミ(父ヘニーヒューズ)3

中山2R2歳未勝利(ダ1800m)モンドプリューム(父サトノダイヤモンド)3

中山3R2歳未勝利(芝1200m)シルバーレイズ(父シルバーテースト)2

中山4R2歳新馬(ダ1800m)イルディヴィーノ(父キンシャサノキセキ)3

中山5R(2歳新馬)(芝1800m)ティファニードンナ(父ドゥラメンテ)5

中京1R2歳未勝利(ダ1400m)ドライグ(父ダノンレジェンド)3

中京2R2歳未勝利(ダ1800m)ゴライコウ(父ホッコータルマエ)3

中京3R2歳未勝利(芝1600m)ショナンアレクサ(父キズナ)3

中京5R2歳新馬(芝1200m)トレンディスター(父ファインニードル)3

中京9RききょうS(2歳OP)(芝1400m)アロマデローサ(父キンシャサノキセキ)4

 

中山5Rのメイクデビューは人気を分けた2頭のたたき合いとなったが、外のティファニードンナが内のスノードームをわずかに差し切って勝利、着差はなかったがノーステッキであった点、3着以降は大きく離している点を踏まえ、上位2頭が強いレースだったと感じた。

勝ったティファニードンナの母オピュレンスは父がジャイアンツコーズウェイ、母がラグズトゥリッチズという超良血。