小倉8R 3歳以上1勝クラス ダ1700m 16頭
勝ち馬サワヤカコーズサン牡3(父スズカコーズウェイ)
1人気サワヤカコーズサン 2.8 7枠13番 松山弘平
2人気プロミストウォリア 3.0 4枠8番 西村淳也
3人気マルモルーラー 8.8 1枠1番 幸英明
9人気レイクリエアイター 32.0 1枠2番 藤井勘一郎
1 着サワヤカコーズサン
2着マルモルーラー 1/2
3着レイクリエアイター 2 1/2
4着プロミストウォリア 1 1/2
道中は2番手からの追走だったサワヤカコーズサンが直線で逃げていたプロミストウォリアを捉えると、追い込んできたマルモルーラーを1/2馬身差振り切って2勝目を挙げた。
本馬は血統構成が非常に魅力的で、父がスズカコーズウェイ、母が阪神牝馬ステークスで4着などの実績があるサワヤカラスカル、サワヤカラスカルの父はラスカルスズカ、サワヤカラスカルの母母まで同じオーナーの所有馬で牝系をたどっていくと、オグリキャップの父ダンシングキャップやミスターシービーなどが名を連ねる素晴らしい血統。特に母父ラスカルスズカというのは非常にロマンを感じる。
こういう馬が種牡馬になってくれたりしないかなという夢は広がるがとにかく無事に息の長い活躍してほしい。
札幌12R 札幌道新スポーツ賞(3歳以上2勝クラス) 芝1500m 14頭
勝ち馬ヴァトレ二 セ3(父グラスワンダー)
1人気ヴァトレニ 2.8 3枠4番 横山和生
2人気ジュリオ 4.0 8枠13番 Cルメール
8人気アナザーラブソング 23.6 3枠3番 横山典弘
1 着ヴァトレニ
2着ジャカランダレーン 2 1/2
3着アナザーラブソング 1 1/4
4着ジュリオ 1 3/4
道中は2.3番手からじっくりと進めていたヴァトレニが直線一気に突き抜けて2 1/2馬身差の快勝。これで未勝利、1勝クラス、2勝クラスと3連勝となった。
本馬は上記にもあるようにグラスワンダー産駒。
グラスワンダー産駒は現一歳世代がラストクロップとなるが1頭しかいないので現2歳世代が実質的なラストクロップとなる。
ヴァトレニは今年3月デビューながらコンスタントに使われ6月の札幌1500mで初勝利を挙げると、前走、そして6走目となる今回も同条件でのレースで強い内容であった。
ヴァトレニはデビュー戦の時点でセン馬になっており、よっぽど気性が悪かったのだろうとは思うが、貴重なグラスワンダー産駒で、母は06年キーンランドC勝ち馬のチアフルスマイルと血統的には非常にいいものがあるだけにもどかしい感じではあるが、セン馬になったこその今があるとポジティブに捉え、秋に向けてさらなる飛躍を期待したい。
新馬評価 1~6段階で表示
新潟1Rベストリーガード3
新潟2Rラーグルフ2
新潟5Rミント4
新潟6Rガトーフレーズ4
小倉2Rミミグット1
小倉5Rサンディブリッジ2
札幌1Rレッドラディエンス3
札幌5Rモンゴリアンキング3
札幌10Rコスモス賞 トーセンヴァンノ3
新潟1Rのベストリーガードはレコードまでコンマ5秒という強い内容だった。ただ、馬場状態と逃げ一辺倒な可能性もあり。
新潟5Rのミントは一頭だけレベルの違いを見せつける完勝劇。
相手が弱すぎる可能性もあるが、このレースを見る限りでは上のクラスでもやれそう。
新潟6Rのガトーフレーズはかなり不器用な競馬で直線もふらっふらしながら走っていたがそれでも最後の脚には光るものがあった。2着馬も同じような内容だったので2頭は引き続き注目したい。
小倉9RはOP競走だったが、中央での勝ちがある馬が2頭しかおらず、勝ち馬も未勝利馬というレベルの低さだったので参考外。
札幌10Rのコスモス賞はこちらも未勝利馬のトーセンヴァンノが勝利。この勝利でヴァンキッシュラン産駒が初勝利をOPで挙げるという快挙を成し遂げる。こちらも未勝利馬であるが、そこそこ活躍しそう。