2021/9/4中央競馬回顧
小倉6R 3歳未勝利 ダ1000m 14頭
勝ち馬ララシャンドン 牡3(父Street Sence)
1人気ララシャンドン 2.3 7枠12番 川田将雅
2人気シンゼンシャイン 4.5 4枠5番 角田大知
3人気メイショウフジタカ4.9 6枠10番 酒井学
4人気レーヴリアン 7.3 2枠2番 松山弘平
11人気ヤマニンフラクタル 48.6 4枠6番 和田翼
1着ララシャンドン
2着レーヴリアン 3/4
3着ヤマニンフラクタル 4
7着シンゼンシャイン
9着メイショウフジタカ
2番手からレースを運んだララシャンドンが逃げるレーヴリアンをきっちりと捉え2戦目、未勝利最終週で大きな初勝利を挙げた。
勝ったララシャンドンはこれが2戦目。前走のデビュー戦は今年の8/22でそのレースはデビュー戦ながら最後猛然と追い込んできて4着。中1週で挑みスタートを決めたここでは力が違った印象。なぜここまでデビューが遅れたのか、どういう経緯で取引されて日本に来たかはわからなかったのですが、この時期に2戦目であっさり未勝利を勝ててるので力は間違いない。日本でのストリートセンス産駒は目立った活躍はしていませんが、本馬には日本におけるストリートセンスの代表産駒となるような活躍を期待したい。
小倉8R 3歳以上1勝クラス 芝1800m 11頭
2人気シャイニングフジ 9.8 3枠3番 富田暁
10人気スズカキング 171.8 7枠9番 森祐太朗
1着エスコーラ
2着スズカキング 2 1/2
3着シャイニングフジ 3/4
4着アンフィニードル ハナ
ご存じエスコーラの3戦目。前走は途中からまくっていき大差をつける圧勝でしたが、今回は5番手追走から徐々にポジションを上げていき直線向くまで待ってから追い出すと、楽に抜け出して2 1/2馬身差をつける快勝で2連勝。断然人気に応えた。
前走は日本レコードをたたき出す超高速決着であったが、この日は朝から雨が降っており稍重馬場。新馬では重馬場で負けていただけに少し不安はあったが、馬場も苦にせず快勝だった。まだ2勝目なだけに重賞というと少し先に話にはなるかもしれないが無事なら大成するであろう一頭なだけにとにかく無事に進んでほしい。
札幌9R 3歳以上1勝クラス ダ1700m 14頭
勝ち馬クロパラントゥ セ3(父キズナ)
1人気モズマゾク 2.1 6枠9番 小林凌大
2人気ブリエヴェール 4.7 3枠4番 池添謙一
3人気クロパラントゥ 5.3 2枠2番 Cルメール
7人気フームスムート 22.0 7枠12番 丹内祐次
1着クロパラントゥ
2着フームスムート 3
3着モズマゾク 1/2
9着ブリエヴェール
地方で3連勝をした後、再転入で戻ってきたクロパラントゥが最後までハナを譲ることなく3馬身差をつけての逃げ切り勝ち。中央ではこれが初勝利となった。
中央では3戦走っており、芝を2戦して9.12着の後、去勢されて臨んだダート戦が10着→その後門別へ移籍して三連勝→再転入という流れ。どういうわけか転入前は鹿戸厩舎だったのが藤澤厩舎になってるのかわからないが、それはさておき今年4月に中央の未勝利を10着と負けていた馬が1勝クラスで3馬身差をつける競馬ができていることが何より驚き。この厩舎だと今年ラペルーズが同じような例で中央でも結果を出しているが、僅か4か月ほどでこれだけの成長を遂げさせられる厩舎とそれにこたえる馬には驚かされた。時計面からみても稍重だった翌日の2勝クラスよりも良馬場でコンマ6秒早い時計だったことを考えると時計面でも優秀。昇級戦も期待したい。ちなみに先ほどのララシャンドンと牝系が同じという偶然。
新馬評価 1~6段階で表示
新潟2Rエルパソ2
新潟5Rキャンデセント4
小倉1Rアールチャレンジ2
小倉2Rコンクパール5
小倉5Rダークペイジ3
札幌1Rプラゾン2
札幌2Rコスモルーテウス2
札幌5Rドーブネ4
札幌11R札幌2歳Sジオグリフ6
土曜はなんといってもジオグリフですね。札幌2歳S歴代最高のパフォーマンスといっていいでしょう。ドレフォン産駒でこれほどのレースができるとは驚きました。東京でも結果を出しているので洋芝適性うんぬんは関係ないレベルで強かったです。新馬評価を見返しましたが、いいことは書いてありますが4点評価であったので少し反省。
2400mまで持つとは思えませんが2000mまでならクラシック級といって差し支えないと思います。