2021/10/10中央競馬回顧+今週の出来事

東京11R  芝1800m 13頭

勝ち馬シュネルマイスター  牡3(父キングマン)

1人気シュネルマイスター 2.6 1枠1番   Cルメール

2人気ダノンキングリー  2.7 5枠7番 川田将雅

3人気ヴァンドギャルド 7.8 8枠12番  福永祐一

4人気ポタジェ  8.7 4枠5番 吉田隼人

 

1着シュネルマイスター

2着ダノンキングリー アタマ

3着ポタジェ  1 1/2

 

8着ヴァンドギャルド

 

道中は後方から追走していたシュネルマイスターが先に抜け出したダノンキングリーをゴール寸前で差し切って重賞2勝目。通算4勝目。これで毎日王冠は3年連続で3歳馬による勝利。

勝ったシュネルマイスターは前走の安田記念3着以来のレース。斤量も古馬牡馬と同じ56kgだったが、圧巻のレースだった。

1000m通過58秒台のハイペースを同じく後方からの競馬となったダノンキングリーは先にまくってポジションを上げていったが、シュネルマイスターは慌てず騒がずの後方待機。直線は最大限まで溜め切った爆発的な末脚で豪快に差し切って見せた。

58kg背負ってこのパフォーマンスをしたダノンキングリーも素晴らしいレースだったが、それ以上にシュネルマイスターが強いレースだった。次走はマイルCSが有力とのことだが、このレースができるならぜひ天皇賞に行ってほしいもの。

勝ち馬シュネルマイスターは血統的には父がキングマンで母父がソルジャーホロウと血統的には重そうな血統ではあるが、どういうわけか上がり33.0で上がってこれるキレキレの馬を生み出してしまった。ノーザンファームの育成は本当にすごいなと改めて感じさせられます。

 

阪神11R

勝ち馬マカヒキ  牡8(父ディープインパクト)

1人気アリストテレス 3.6 6枠9番  Mデムーロ

2人気ヒートオンビート  4.0 8枠14番 戸崎圭太

3人気アイアンバローズ 7.1 1枠1番 岩田望来

4人気キセキ  7.4 7枠11番 和田竜二

 

9人気マカヒキ  32.1 5枠8番 藤岡康太

 

1着マカヒキ

2着アリストテレス ハナ

3着キセキ  1/2

 

8着ヒートオンビート

 

12着アイアンバローズ     

 

5年前のダービー馬マカヒキが、ゴール寸前でアリストテレスをドンピシャのタイミングで差し切って見せてニエル賞以来5年ぶりの勝利。非常に感動的なレースとなった。

16年の黄金世代の1角として3歳春は世代の頂点となった本馬だが、フランス遠征を機に別馬になってしまい、かつての切れは失われてしまった。成績だけみると安定はしているが、掲示板確保の着狙いがやっとという厳しいレースが続き、引退させるべきとさんざん言われ続けていたが、陣営のたゆまぬ努力が実を結んだ。

また、今年は阪神の代替開催だったということが、上がりがかかるレースにつながったことも大きな勝因といえそう。京都開催だったら上がりは35.9もかからないと思われるので切れないマカヒキにとっては最高の条件だった。そして阪神2400mが改めて素晴らしいコースだと再認識できたのも大きな収穫。次走はJCを予定。

 

新馬評価 1~6段階で表示

東京1Rレッツリブオン3

東京2Rアニージョ2

東京3Rレッドランメルト4

東京4Rラスール5

東京5Rテラフォーミング3

阪神1Rヒデノレインボー2

阪神2Rセキフウ2

阪神3Rヴァンルーラー3

阪神4Rピンハイ2

阪神5Rタガノエスコート3

新潟1Rショウナンワオン2

新潟2Rオカンモシャチョウ2

新潟3Rサーティファイド2

新潟5Rグランデレジーナ4

 

東京4Rはキタサンブラック産駒でシャケトラ半妹のラスールが完勝。ルメール騎手が新しいグランアレグリアと絶賛した逸材。大物感漂うデビュー戦だった。

 

今週の出来事

日本軽種牡馬協会がミスチヴィアスアレックス(Mischvious Alex)を導入

主な勝ち鞍カーターH(GI ダ1400m)など重賞4勝。

ちなみに凄くどうでもいいですが母馬の馬名はWhite Pants Night

レース映像カーターH https://youtu.be/-SS80kMYITg

フリゼットS(米2歳牝馬限定)ダ1600mはエコーズルー(Echo Zulu)が勝利

映像 https://youtu.be/8WWy2VFtt5Y

フィリーズマイル(英2歳牝馬限定)芝1600mはインスパイラル(Inspiral)が勝利

映像 https://youtu.be/5C0s9dIl8ek

アルシバイアディーズS(米2歳牝馬限定)ダ1700mはジュジュズマップ(Juju's Map)が勝利

映像 https://youtu.be/sWaZh04LU6g

コーフィールドギニー(豪3歳)芝1600mはアナモー(Anamoe)が勝利

映像 https://youtu.be/gkEsQrH4SsE

デューハーストS(英2歳牡馬.牝馬限定)芝1400mはネイティブトレイル(Native Trail)が勝利

映像 https://youtu.be/_rAkN3i4pTU

コーフィールドS(豪3歳以上)芝2000mはプロバビール(Probabeel)が勝利

映像 https://youtu.be/kD3bRhdUxG4

トゥーラックハンデ(豪2歳以上)芝1600mはアイムサンダーズトラック(I'm Thunderstruck)が勝利

映像 https://youtu.be/YcfrT52jvuo

スプリングチャンピオンS(豪3歳)芝2000mはプロフォンド(Profondo)が勝利

映像 https://youtu.be/gurt4ElTeQc

ジョーハーシュターフクラシックS(米3歳以上)芝2400mはロックエンペラー(Rock Emperor)が勝利

映像 https://youtu.be/3e7UzeAcsU4

ファーストレディS(米3歳以上牝馬限定)芝1600mはブロウアウト(Blowout)が勝利

映像 https://youtu.be/oa5oplIE-RY

リーダーズフューチュリティ(米2歳)ダ1700mはラトルンロール(Rattle N Roll)が勝利

映像 https://youtu.be/r76WWSVRDF0

キーンランドターフマイルS(米3歳以上)芝1600mはインラヴ(In Love)が勝利

映像 https://youtu.be/db72btj9Xbs

ヴェルカパルドゥビツカ(L)チェコ 障6900mはタレント(Talant)が勝利

映像 https://youtu.be/u9G_7dFmDAg

 

ヴェルカパルドゥビツカはチョコ競馬における最大の障害競走です。1番人気が12歳馬だったり、勝ち馬が10歳馬だったりと日本以上に障害馬もかなり息の長い活躍をしており、非常に飛越技術が高いです。

障害も多種多様な障害がありますが、特に第4障害のタクシス障害は壁のような高さを誇っており、障害別落馬率でも非常に高い率で世界の障害競馬の中でもトップクラスの飛越難易度です。