2022/2/6中央競馬回顧+今週の出来事

中京5R3歳未勝利(芝2200m)勝ち馬ダノンジャッカル(牡3 父ディープインパクト)

初戦がラリュエル、ストロングウィルの3着だったダノンジャッカルが2戦目の未勝利で勝ち上がり。好位イン追走から直線外に持ち出される完璧な乗り方で楽勝だった。全兄にダノンプレミアムがいる血統。
相手は弱かったが新馬の内容から大分よくなっていたので中距離路線においては注目の存在になってほしい所。


中京11Rきさらぎ賞(芝2000m)勝ち馬マテンロウレオ(牡3 父ハーツクライ)
久々の重賞PU。大外からメイショウゲキリンが先手を取り切り、1コーナーへ。

人気のストロングウィルはややかかりながら3番手。ダンテスヴュー、マテンロウレオは後方からの追走。1000m通過1.00.6と平均ペースで前が引っ張り直線へ。

直線に入ってもメイショウゲキリンがしぶとく粘り、セルケト、ストロングウィルを競り落として先頭をキープ。しかし残り200m辺りから一気にマテンロウレオとダンテスヴューが並ぶように追い込んでくると最後までびっしり叩き合って並んだところがゴール。結果ハナ差マテンロウレオが差し切って先頭でゴール。ダンテスヴューが2着。メイショウゲキリンが粘って3着となった。

勝ったマテンロウレオはホープフルS6着からの参戦での勝利。京成杯のオニャンコポン同様ホープフルで敗れた馬が重賞を制するという結果になった。

結果的に考えればホープフルSはレースレベルはかなり高かった可能性がある。

4着ではあったが、アスクワイルドモアもホープフルS10着から結果を上げており、今後もホープフルS組はトライアルのおいては重きを置いて考えていくべきかもしれない。
2着ダンテスヴューは東スポ杯4着からの参戦。前走は案外だったが、未勝利勝ちの中京でしっかり賞金加算に成功した。兄ヨーホーレイク同様中京は相性がよく、また兄弟のストーンリッジやヨーホーレイクもきさらぎ賞での好走歴もあり、レース相性というものもあったかもしれない。

3着メイショウゲキリンは前走4頭立てで話題になった梅花賞3着からの参戦。
前走はドスローで逃げて完全に切れ負けしたが、今回は一転平均ペースで逃げるとしぶとくねばって3着を確保した。

人気薄ではあったが、ペースが流れた割にはかなりしぶとかったので今後の成長次第では、面白い存在になりそう。


東京1R3歳未勝利(ダ1400m)勝ち馬メテオフリューゲル(牡3 父エスポワールシチー)
前走は詰まるはずぶいわで新馬らしいレースだったが、最後の脚はかなり見どころのある脚だった。2戦目となる今回は外枠からスムーズに運ぶと直線鮮やかに突き抜け2着に4馬身差を付ける完勝。時計はまずまずだが、内容が非常によく昇級戦も楽しみ。


東京6R3歳新馬(芝1600m)勝ち馬ロールアップ(牝3 父ディープインパクト)
スタート一息で後方からの追走となったロールアップは直線内をつくと、スルスルと伸びてきて前を捉えきり快勝。最終週の新馬戦を見事勝利で飾った。

終始内からのレースで厳しいレース展開ではあったが、見事の差し脚だった。
まだ動ききれていない中でもいい内容で価値ある勝利だった。個人的には重賞級。

 

 

東京9Rゆりかもめ賞(芝2400m)勝ち馬レヴァンジル(牡3 父ドゥラメンテ)
4番手から道中レースを運んだレヴァンジルが一完歩ずつ差を詰めていき、ゴール寸前で逃げたポットボレットを差し切っての勝利。前走取り上げたアスクビクターモアの勝った1勝クラスで2着となってからのレースとなったが、きっちり勝利し1勝クラス2戦目で突破となった。

2着が前走京都2歳S4着の ポットボレット。3着がアイビーS2着のグランシエロと非常にレベルの高い1戦だった印象で2.3着も含めて今後も注目していきたい。

 

今週の出来事

昨年JC参戦で引退→現役復帰したグランドグローリー(牝6)はサウジ遠征せず

02年NHKマイル勝ち馬テレグノシス(牡23)亡くなる

エフフォーリア(牡4)は予定通り大阪杯から始動し、結果と状態次第で宝塚記念

レイパパレ(牝5)は金鯱賞から始動

アカイトリノムスメ(牝4)は阪神牝馬ステークスから始動

レシステンシア(牝5)は高松宮記念

キラーアビリティ(牡3)は皐月賞へ直行

タイトルホルダー(牡4)は日経賞で復帰

ソダシ(牝4)がフェブラリーSに登録

20年新潟JS勝ち馬フォイヤーヴェルク(セ9)が引退→乗馬入り

ライフイズグッド(牡4)はサウジカップには出走せず

95年フェアリーS勝ち馬マックスロゼ(牝29)亡くなる

21年ゴールドC勝ち馬サブジェクティヴィスト(牡5)は年内の復帰を断念して来年の復帰に備える

川崎記念はチュウワウィザード(牡7)が勝利

19年CBC賞、20年北九州記念勝ち馬レッドアンシェル(牡8)が引退

19年香港二冠馬フローレ(セ7)が引退