2022/7/23中央競馬回顧

小倉9R 大牟田特別(3歳1勝クラス)(芝1200m) 勝ち馬マッドクール牡3(父ダークエンジェル(Dark Angel)

前走未勝利を快勝したマッドクール。ここが初の1200mとなった同馬だが、2番手追走から直線楽に前を交わすと後続を完封。前走からの連勝で1勝クラス突破となった。

前走はマイペースで逃げて押し切っていたので逃げなかった場合の不安があったが全く問題にしなかった。時計も同日の3勝クラスより早く、前走同様先々まで期待ができる結果となった。

 

札幌3R 3歳未勝利(芝1500m) 勝ち馬ルージュエクレール牝3(父エピファネイア)

ここまで4戦してすべて2着と中々勝ちきれなかったルージュエクレールだが、これまでの惜敗は何だったのかというインパクトの強いレースとなった。

本馬はデビュー戦の強烈な差し脚が印象に残っており、未勝利はあっさりだろうとおもっていたが、まさかの足踏み。5戦は要したが、洋芝は合うのか直線ではあっという間に後続をちぎった。母は白毛馬のマーブルケーキで近親にソダシがいることを考えると血統的に洋芝はドンピシャなのかもしれない。

 

 

新馬評価 1~6段階で表示

福島1Rブーケファロス(父ビッグアーサー)3

福島2Rゴールデンハインド(父ゴールドシップ)2

福島5Rレストア(父エスケンデレヤ)4

福島6Rデイドリームビーチ(父ビーチパトロール)2

小倉2Rアイスグリーン(父モーリス)3

小倉5Rヤクシマ(父ハヴァナグレイ(Havana Grey))4

札幌1Rアンテロース(父モーリス)4

札幌5Rミラーオブマインド(父マインドユアビスケッツ)5

 

福島5Rのレストアはスタート後は4.5番手追走から道中まくって先頭に立つと、そのまま押し切って快勝。父はエスケンデレヤで母父がダイワメジャー。この血統で2000mの新馬を勝つというのが非常に興味深い。

 

小倉5Rはハヴァナグレイ産駒のヤクシマが中団追走から直線外に持ち出されると鮮やかに差し切って快勝。父のハヴァナグレイ産駒は本馬は日本でデビューした初出走馬だったが、見事勝利を収めた。

父のハヴァナグレイは欧州調教馬として1000mG1のフライングファイブSを勝利。スタートは遅いのが少し気になるが、二の脚は速かったのでこの辺りがもう少し改善されれば重賞でもやれそう。

 

 

札幌1Rはデビュー戦を高評価したカルロヴェローチェ組のアンテロースが快勝。デビュー戦組ではゴッドファーザーが強いレースを見せたが、本馬のノーステッキで鞍上も早々手綱を緩める楽勝劇。ここは相手が弱すぎたので楽勝だったが、デビュー戦では切れ負けしたように本来はペースが流れた方がよさそうな印象。この後はコスモス賞から札幌2歳Sとのことで再戦に期待したい。

 

札幌5Rは2頭のたたき合いとなたが、ミラーオブマインドが粘るエコロドゥネスを抑えて勝利。後続は10馬身離しており上位2頭はかなり強い可能性もある。この2頭は今後も注目したい。