2022/4/3中央競馬回顧+今週の出来事

阪神4R 3歳未勝利(芝2400m)勝ち馬スワヤンブナートセ3 (父ジャスタウェイ)

逃げたスワヤンブナートがマイペースに持ち込むと最後まで止まることなく押し切って快勝。4戦目で初勝利を挙げた。デビュー戦から騙馬で出走しており1600mの新馬でデビューしてから一気に2戦目以降距離を伸ばし結果が出ている。

ドスローの逃げ切りではありますが、地味に上がり最速だったので、長距離戦線で期待できそうな一頭だと感じました。

 

中山5R 3歳未勝利(芝2200m)勝ち馬キントリヒ牡3 (父ゴールドシップ)

ここまで3戦連続2着のキントリヒが道中徐々にポジションを上げていき2番手で直線迎えると楽々抜け出して3馬身差を付ける快勝9戦目で初勝利を挙げた。

昨夏からコツコツ走ってきて早9戦目の同馬。ここ3戦は2着続きだったが、惜敗に終止符。強い内容だった。負けたレースも差した相手に差し返されたり、差し届かなかったりと非常に強い競馬はしており、2200mに関しては連対を外していないので今からセントライト記念有力と期待しておきます。姉にエリザベス女王杯3度2着のあるクロコスミアがいる血統。

 

中山9R 山吹賞(3歳以上1勝クラス)(芝2200m)勝ち馬トーセンリョウ牡3 (父ディープインパクト)

阪神大賞典2着馬トーセンカンビーナの全弟にあたるトーセンリョウが好位追走で直線を迎えると、残り200付近で粘る人気のブラックボイスを捉え、最後は2 1/2馬身差を付ける快勝。デビュー戦からの連勝となった。

デビュー戦でも非常にいい勝ちっぷりをしてしたのを覚えており、2戦目を楽しみにしていた一頭。(新馬は見返したら4点評価だった()

ちょっとこのメンバーでは一枚上だったなという感じでかなり強烈なレースに映りました。ペースは遅かったとはいえ最後は加速ラップを踏んでのゴール。重賞でも十分やれると思います。

 

今週の出来事

Oマーフィー騎手は23年2月に復帰する予定とのこと

昨年無敗でQE2世Sを制したバーイード(Baaeed)(牡4)はロッキンジSで復帰予定

22年ビホルダーマイルを制したアズタイムゴーズバイ(As Time Goes By)(牝5)が引退

18年川崎記念JBCクラシック勝ち馬ケイティブレイブ(牡9)が引退→種牡馬入り

96年ケンタッキーダービー勝ち馬グラインドストーン(Grindstone)(牡29)が亡くなる

21年函館2歳S勝ち馬ナムラリコリス(牝3)が引退→繁殖入り

大阪杯はポタジェ(牡5)が勝利

 

 

 

タンクレッドS(G1)豪3歳以上芝2400m    
勝ち馬デュアイス(Duais)(牝4)    
映像https://youtu.be/MVGsG0HVd4g
タンクレッドSと次に紹介するヴァイナリースタッドは大雨の影響で26日の施行から28日に延期された。
人気の中心は12番のデュアイス。前走オーストラリアンCを快勝しての参戦。

これに前走、同じくオーストラリアンCで2着だったシンクイットオーバー(Think it Over)、3着だったスパニッシュミッション(Spanish Mission)。などが続いた。
レースは道中、最後方に位置していたデュアイスが、最後方で直線を迎えたにも関わらず直線半ばで先頭に立ち、2着に3 1/2馬身差を付ける完勝。G1連勝となった。
2着には人気薄のストックマン(Stockman)、3着にザチョーズンワン(The Chosen One)が入り、シンクイットオーバーは4着、スパニッシュミッションは最下位に沈んだ。

 

                                                            
ヴァイナリースタッドS(G1)豪3歳以上牝馬芝1850m    
勝ち馬ファンガール(Fungirl)(牝3)    
映像https://youtu.be/RbIp6TRrDgQ
人気を分けたのは3頭で4番のファンガール、2番のヒンジド(Hinged)、6番のジプシーゴッデス(Gypsy Goddess)の3頭が分け合う形。
レースも直線でその3頭が抜け出す形になったが、ジプシーゴッデスは脱落。ファンガール、ヒンジド2頭のたたき合いとなったが、最後は外ファンガールに軍配。初のG1制覇となった。
同馬はこれまで1200-1400辺りを中心に使ってきているが、前々走の1400m,前走1500mからさらに距離延長し結果が出た形となった。

 


サイヤーズプロデュースS(G1)豪2歳以上芝1400m    
勝ち馬ファイアバーン(Fireburn)(牝2)    
映像https://youtu.be/KZ9WfFPI_YQ
前走ゴールデンスリッパーを制し、ここも人気の中心だったファイアバーン。
道中は中団内で脚を溜め、4角では馬場の悪い内を通って上がっていくと、あっという間に順位をあげていき前にいたシーズエクストリーム(She's Extreme)を捉えて快勝。これでG1は連勝となった。
正直父に関してはあまり詳しくないのですがレベルデイン(Rebel Dane)から2歳G1勝ち馬が出るのかよ!と言われてるくらいなので今後の成長力がかなり期待されてるみたいです。

 

オーストラリアンダービー(G1)豪3歳以上芝2400m
勝ち馬ヒトツ(hitotsu)(牡3)    
映像https://youtu.be/BdXZFLkfYIM
人気の中心はモーリス産駒のヒトツ
前々走ヴィクトリアダービー、前走オーストラリアンギニーとG1連勝しており、ここも最有力。
対抗格としては前走G2を2着して参戦してきたニュージーランドのリーガルライオン(Regal Lion)。
また同じくモーリス産駒のモーリスズミダッド(Maurice's Medad) クライド(Clyde) そしてディープインパクト産駒のエルザミー(Elezamee)が出走した。

レースは大外から上がってきたベノー(Benaud)とヒトツが並びながら追い込んできて
内からはアレグロン(Alegron)も迫り3頭の猛烈なたたき合い。一度はベノーに前に出られたヒトツだが、ここから勝負根性を見せ、ベノーを差し返すと最後はクビ差前に出てのゴール。G1を3連勝した。

モーリスズミダッドは7着、リーガルライオンは10着、クライドは11着、エルザミーは16着だった。

勝ったヒトツは素晴らしい勝負根性を見せたレースだった。まだ一線級の中距離馬とはあたっていないもののここまでの走りとモーリス産駒の成長力を考えると非常に楽しみが広がる。
ジャパンカップ遠征案も0ではないそうなのでぜひとも秋シーズンも結果を出してきてほしいもの。


TJスミスS(G1)豪2歳以上芝1200m    
勝ち馬ネイチャーストリップ(Nature Strip)(セ7)    
映像 https://youtu.be/yBGu-CPu4lU
お馴染みのメンバーが集まった同レース。
中心はスプリントチャンピオンのネイチャーストリップ。ここ1年近く馬券圏内を外していないが、前々走、前走は2.3着と敗れており、ちょっと年齢による衰えがあるのかという所。
対抗はその前走でネイチャーストリップを下したエデュアルド(Eduardo)、同じく同レースでエデュアルドの2着となり、その後5連闘の末G1タイトルをつかんだシェルビーシックスティシックス(Shellby Sixtysix)、ライトニングSを制したロクンホース(Roch'n Horse)
などが出走した。またリアルインパクト産駒のカウントデルピー(Count De Rupee)が出走。
レースは抜群のスタートから先手を取り切って、内から少し離れた所をネイチャーストリップが進み、内には並ぶようにエデュアルドが進む。
直線に向くと楽な手ごたえでネイチャーストリップが後続を引き離していき、差を広げていくと、最後までその差は広がっていき2着エデュアルドに3 1/4馬身差を付ける圧勝。ここ2戦のうっぷんを晴らすような圧勝劇でこの路線のトップであることを改めて証明して見せた。
2着には一杯一杯でエデュアルドが残し、3着にパウレレ(Paulele)、シェルビーシックスティシックスは7着、カウントデルピーは11着だった。


ドンカスターマイル(G1)豪3歳以上    芝1600m    
勝ち馬ミスターブライトサイド(Mr Brightside)(セ4)    
映像https://youtu.be/_uAqs2X9cwc
人気は前々走カンタベリーS、前走ジョージライダーSとG1連勝でここに臨んできたフォビドゥンラブ(Forbidden Love)。
これに続いたのが、この路線で上位争いを何度も演じており前走時オールスターマイルでザーキの2着だったアイムサンダーズトラック(I'm Thunderstruck)。前々走ローズヒルギニーでアナモーを撃破したコンヴァージ(Converge)
前走クールモアクラシックを制したライトハウス(Lighthouse)などが続いた。
またリアルインパクト産駒のスカイラブ(Sky Lab)が出走。

レースは2番手追走のフォビドゥンラブが抜群の手応えで先頭に変わるが、これにめがけてミスターブライトサイド、アイムサンダーズトラック、アイスバス(Icebath)の3頭が強襲。3頭がフォビドゥンラブを捉えて叩き合いとなるが、真ん中からぬけた伏兵ミスターブライトサイドがアイムサンダーズトラックを抑えて勝利。

2着にアイムサンダーズトラックが入り、3着にアイスバス、4着にフォビドゥンラブ
ライトハウスは8着、スカイラブは17着、コンヴァージは18着だった。

勝ったミスターブライトサイドは前走ジオールスターマイルでは4着だった馬。ここではアイムサンダーズトラックを下した。重賞も初勝利。
                    
                                                
フロリダダービー(G1)米3歳ダ1800m    
勝ち馬ホワイトアバリオ(White Abarrio)(牡3)    
映像https://youtu.be/m-S8Th6UFx4
人気は4頭が横並びで条件戦を連勝してきたチャージイット(Charge It)、前走G2ファウンテンオブユースhttps://youtu.be/nMf3cKlYjms

を勝利しここに臨んできたシンプリフィケーション(Simplification)、そして前走そのシンプリフィケーションをG3ホーリーブルShttps://youtu.be/2605_CHc5Nk

で下したホワイトアバリオ、
G3サムエフデイビスS、G2タンパベイダービーと連勝で挑んだクラシックコーズウェイ(Classic Causeway)が人気を集めた。

レースはクラシックコーズウェイが先手を取り、外にぴったりとつけたシンプリフィケーションが2番手を追走。
チャージイットはその後ろピンク服が4番手。その外にホワイトアバリオがつける。
クラシックコーズウェイは4角を前に下がっていき、シンプリフィケーションとパパキャップ(Pappacap)が並ぶように先頭に立ち、
外から仕掛けていったホワイトアバリオが3番手外、その後ろにチャージイットが続き直線へ。

直線向くと内粘るシンプリフィケーションをホワイトアバリオがとらえて先頭に立つと、迫るチャージイットも退けて押切。G1初勝利となった。通算成績は5戦4勝。
2着には追い込んだチャージイットが入り、3着にシンプリフィケーション、クラシックコーズウェイは最下位11着に沈んだ。


アーカンソーダービー(G1)米3歳ダ1800m    
勝ち馬サイバーナイフ(Cyberknife)(牡3)    
映像https://youtu.be/yiGkGHo86ck
1番人気は牝馬のシークレットオース(Secret Oath)。前走牝馬限定のG3ハニービーSを楽勝しての参戦で牡馬相手にぶつけてきた。
続いたのがウィーザピープル(We The People)、こちらは条件戦を連勝しての参戦。さらにはサイバーナイフが続いた。
サイバーナイフは前々走G3のルコントS6着の後、条件戦を勝利し、再度の重賞挑戦。

道中はサイバーナイフは4番手、その後ろにウィーザピープル、スタート後に挟まれたシークレットオースは最後方からの追走。

4角手前のペースアップでサイバーナイフが内からスルスルとポジションを上げていき、後方からはまくるようにシークレットオースがポジションを上げていき直線へ。
抜群の手応えで直線を向いたサイバーナイフが寄れながらも最後までリードを保ち2 3/4馬身差を付けて押切り、G1初勝利。

2着に追い込んできたバーバーロード(Baeber Road)が入り、シークレットオースは最後止まり3着。ウィーザピープルは精彩を欠き7着だった。
勝ったサイバーナイフは前走勝利を弾みに一気にダービー戦線に浮上してきた。3着のシークレットオースは牝馬ながら
健闘の3着。スタート後の不利さえなければわからなかったのでぜひ牡馬相手の挑んできてほしい所。牡馬路線はかなり混戦模様といったところです。

 

 

 

 

 

 

2022/3/26中央競馬回顧

中山6R 3歳1勝クラス(芝1800m)勝ち馬ショウナンマグマ牡3 (父ザファクター)

逃げたショウナンマグマがマイペースで逃げ、直線を迎えるとそのままぶっちぎっていき8馬身差を圧勝。通算成績を6戦2勝とした。

これまではきさらぎ賞11着を含め1勝クラスでは善戦続きだったが、逃げて一変強い勝ち方だった。馬場も味方した感はあるが、内容がよかったので逃げれば上でもやれよう。

 

 

 中山10R 伏竜S(ダ1800m)勝ち馬デリカダ牝3 (父パイロ)

断然の支持を集めたのはホウオウルーレットだったが、早々捕まり失速。

3頭横並びの真ん中にいたデリカダが一度ノットゥルノに前に出られたものの、そこから差し返してクビ先着。これで無傷の3連勝となった。なお同レースの牝馬による勝利は史上初の快挙。2着にノットゥルノが入り、ホウオウルーレットは5着に敗れた。

勝ったデリカダはこれで3連勝。ノットゥルノ、ホウオウルーレット相手に勝利し、この路線ではかなりの力があることを示したといえる。

牝馬によるダート活躍馬というのも最近は目立ち始めているので牡馬相手の重賞でどこまでやれるかという所。時計的には非常に早く同日の2勝クラスは1000mの通過はほぼ同じだが、勝ち時計は1.3秒早かった。

さすがに翌日のマーチSはこれより断然早かったが、3歳のこの時期としては十分すぎる時計。3着のペイシャエス相手にこれだけの差しか付けられなかったのは気になるが、

時計面では文句なし。

2着ノットゥルノは未勝利、1勝クラスと取り上げ高い評価をしていた。

3角から早めに動いていきホウオウルーレットを潰すような動きをして、直線も一度先頭にたったが、そこから差し返されて2着だった。どうも落鉄をしていたようで、どれくらいの影響があるかは不明だが、着差的には逆転できたかもしれない。

同馬はスタートがどうしても遅いため追い込み一辺倒の競馬になってしまっているのでもう少しスタートを決めて自在性が増えればもっと良くなるはず。

 

ホウオウルーレットは5着。正直ペースは滅茶苦茶早いというわけではなかったと思うが、あっさり止まってしまった。

びったり3着のペイシャエスに付かれてプレッシャーをかけ続けられていたので逃げ馬としてのもろさが出たのかなという印象。番手で砂をかぶっても問題なく競馬ができるようなら巻き返しも十分。

2022/3/27中央競馬回顧+今週の出来事

中山10R 春興S(芝1600m) 勝ち馬ソウルラッシュ牡4(父ルーラーシップ)

1人気    ソウルラッシュ        2.2    4枠8番浜中俊
2人気    ウインシャーロット    4.0    2枠3番石川裕紀人
3人気    ハーモニーマゼラン    6.6    3枠6番戸崎圭太


12人気    ブレイブメジャー    57.3    5枠9番津村明秀
                            
1着    ソウルラッシュ                            
2着    ウインシャーロット        2                    
3着    ブレイブメジャー        2 1/2                    


                            
16着    ハーモニーマゼラン

 

好位インを追走していたソウルラッシュが直線2番手で迎えると、逃げ粘るウインシャーロットをあっさり捉えると、最後は突き放して2馬身差を付ける快勝。これで1勝クラスから3連勝。通算成績を9戦4勝とした。

 

実は1勝クラス勝利時に取り上げようと思ったが、取り上げ忘れてた一頭。あっという間にOPクラスまで上がってきた。

20年の2歳新馬でデビューし勝利した同馬だが、3歳シーズンは10月まで連敗が続いた。

しかしこれまでの2000m中心のレース選択から一気の距離短縮となった昨年12月の1勝クラスを強い勝ち方で勝利。前走2勝クラスも快勝し、ここも連勝となった。

非常に立ち回りがうまくレースセンスのある一頭。あと1ヶ月早く3勝クラスを突破していればダービー卿CTを勝っていたかもしれない。

1600mでは負けなしで底を見せていないので今後が楽しみ。ちなみに弟には未勝利で取り上げスプリングSでも5着に入ったディオ(牡3)がいる血統。

 

 

中京1R 3歳未勝利(牝)(ダ1800m)勝ち馬ドライゼ牝3 (父ガンランナー(Gun Runner)

この日がデビュー戦だったドライゼが後方待機から直線一気で前を捉え切り快勝。

人気はなかったが、非常に強い勝ちっぷりだった。父は現3歳世代で本馬を含め3頭しか日本ではデビューしていないガンランナー産駒。本馬を含めて3頭中2頭勝ち上がりという日本でも結果を出している。

ペースは向いたが1頭抜けて強かったので昇級しても楽しみ。

 

中京9R 大寒桜賞(3歳1勝クラス)(芝2200m)勝ち馬ブラックブロッサム牡3 (父キタサンブラック)

重馬場にも限らず2頭がぶっ飛ばしていき、かなり早い流れとなった中、3番手追走のブラックブロッサムが早々先頭に立つと、差を広げていく一方で8馬身差の圧勝。

新馬戦に続く連勝で、通算成績を2戦2勝とした。

タフな流れと馬場適性がはっきりと出た為、着差は鵜呑みにはできないがインパクトのあるレースぶりだった。キタサンブラック産駒らしい馬格のある馬で見事な重馬場適性を見せてくれた。

まだ成長途上という感じなのでゆくゆくは重賞も狙えそう。

 

 

今週の出来事

英国で活躍しているTマーカンド騎手とHドイル騎手が婚約を発表

ゴールドアリュールの母であるニキーヤ(牝29)が亡くなる

18年AJCC、19年京都記念勝ち馬ダンビュライト(セ8)が引退→乗馬入り

福島競馬開催が地震の影響で4/9~4/24→4/16~5/1までの開催に変更

高松宮記念はナランフレグ(牡6)が勝利

ゴドルフィンマイル(G2)は日本のバスラットレオン(牡4)が勝利

ソリストサンダー(牡7)が4着、フルフラット(牡5)が14着

ドバイゴールドカップ(G2)は日本のステイフーリッシュ(牡7)が勝利

ヴェローチェオロ(牡4)が7着。

UAEダービー(G2)は日本のクラウンプライド(牡3)が勝利

レイワホマレ(牡3)は6着、セキフウ(牡3)は8着、コンバスチョン(牡3)は11着

 

 

 

ウィリアムレイドS(G1)豪3歳以上    芝1200m    
勝ち馬セプテンバーラン(September Run)(牝4)    
映像
                            
人気は前走2/28で取り上げたオークレイプレートで取り上げた7戦無敗のマラビ(Marabi)
ここでも圧倒的人気に支持されていた。
道中3番手外を追走していたマラビは直線で満を持して先頭に立ち、決まったかに思えたが、
さらに外からセプテンバーランが勢いよく前に迫っていくと、並ぶ間もなく交わし去り最後は2着ハルヴォルセン(Halvorsen)
の猛追を凌ぎ勝利。3着にも人気臼のジェネラルビュー(General Beau)が突っ込み、人気のマラビは5着に敗れた。
勝ったセプテンバーランはこれでG1は2勝目。20年10月のクールモアクラシック(豪G1 芝1200m)以来久々のG1勝利となった。
近走はあまり結果が出ていなかったものの、久々に爆発力のある末脚を披露して見せた。

 

アルクオズスプリント(G1)UAE3歳以上芝1200m    
勝ち馬アケースオブユー(A Case of You)(牡4)    
映像 https://youtu.be/3pQzuxXxp-4

日本からはラウダシオン(牡5)とエントシャイデン(牡7)の2頭が参戦した同レース。
人気は前哨戦を楽勝した10番のマンオブプロミス(MAn Of Promise)。これに21年英チャンピオンスプリントを制した
クリエイティブフォースが続いた。レースは各馬徐々に外によっていく日本の新潟1000m戦のようなレースだったが、一番外からスタートし、そのまま外ラチを取り続けたアケースオブユーがマンオブプロミスを競り落とすと、内から上がってきたハッピーロマンス(Happy Romance)を1 1/4馬身差抑えて勝利。前走のナドアルシバターフスプリント(G3 芝1200m)ではマンオブプロミスから4 3/4馬身離された2着に終わったが、本番では見事逆転して見せた。3着にはマンオブプロミスが入り、人気のクリエイティブフォースは14着だった。

同馬は昨年のアベイユドロンシャン賞以来のG1制覇でG1 2勝目。日本から参戦したラウダシオンは9着。エントシャイデンは12着だった。


ドバイGS(G1)UAE3歳以上ダ1200m    
勝ち馬スイッツァランド(Switzerland)(セ8)    
映像 https://youtu.be/Nk_8AlbnBCc

日本からはレッドルゼル、チェーンオブラブが参戦。
海外のオッズでは6.7番手ぐらいの評価(日本ではほぼ最低人気)のスイッツァランドが直線内から抜け出した人気の一角13番のワンダーホウェアクレイグイズ(Wonderwhercraiigis)を一気に捉えると、最後後方から追い込んできたレッドルゼル、チェーンオブラブ等を完封し快勝。同レースは4度目の挑戦で初勝利。

前走リヤドダートスプリント(G3 ダ1200m)では6着と敗れたが一変し、悲願のG1初制覇となった。人気の2番ドクターシヴィル(Dr.Schivel)は3着、3番のドレインザクロック7着。日本から参戦したレッドルゼルは2着、チェーンオブラブは4着だった。


ドバイターフ(G1)UAE北半球4歳以上、南半球3歳以上    芝1800m    
勝ち馬パンサラッサ(牡5)、ロードノース(Lord North)(騙6)    
映像 https://youtu.be/K9ACz6o9FJM

日本からはシュネルマイスター(牡4)、パンサラッサ(牡5)、ヴァンドギャルド(牡6)の3頭が参戦し全レースの中でも一番勝つ確率が高いのでは?と期待されていた同レース。
ハイペースでパンサラッサがいつものようにひっぱり、ロードノースは先団外、シュネルマイスターは中団、その後ろからヴァンドギャルドが追走していた。
直線に入るとパンサラッサが差を広げ押切りにかかる。外からは抜群の手応えでロードノースが接近。
ゴールに近づくにつれてパンサラッサに一完歩ずつロードノースが迫っていき、その外からは馬群をさばいてきたヴァンドギャルドも猛追。ゴールは3頭全く並んでのゴール。
長い写真判定の末、1着はパンサラッサとロードノースが同着。ハナ差の3着にヴァンドギャルド。人気のシュネルマイスターはまさかの8着に敗れた。


ドバイSC(G1)UAE北半球4歳以上、南半球3歳以上芝2410m    
勝ち馬シャフリヤール(牡4)    
映像https://youtu.be/J35S2xFpKCU

日本からはシャフリヤール、オーソリティ、ユーバーレーベン、グローリーヴェイズ、ステラヴェローチェが参戦。
先手はオーソリティが取り切り、3番手内にシャフリヤール、グローリーヴェイズは中団イン、その後ろにステラヴェローチェ、中団外からユーバーレーベンが追走し
人気の21年BCターフ勝ち馬ユビアー(Yibir)は後方からの追走。
直線向いてオーソリティが先頭、いい感じで粘っていたが残り200m辺りでオーソリティを捉えたシャフリヤールが後方から猛然と追い込んできたユビアーを振り切っての勝利。ダービー以来久々の勝利は、ダービー馬初の海外G1制覇という記録に残る勝利となった。ドバイSCは14年ジェンティルドンナ以来久々の勝利。
2着は追い込んだユビアーが入り、3着にオーソリティ、5着にユーバーレーベン、8着にグローリーヴェイズ、9着にステラヴェローチェが入った。


ドバイWC(G1)UAE北半球4歳以上、南半球3歳以上ダ2000m    
勝ち馬カントリーグラマー(Country Grammer)(牡5)
映像https://youtu.be/rYZ1oyFwMLk


日本からはチュウワウィザードが参戦。
人気には怪物ライフイズグッド(Life is Good)が支持を集め、21年ケンタッキーダービープリークネスSで3.2着の実績があるホットロッドチャーリー(Hot Lot Charlie)、前走サウジカップ2着からの参戦となったカントリーグラマー(Country Grammer)などが続いた。
好スタートから戦前の予想通りライフイズグッドが飛び出していき、2番手にミッドナイトバーボン(Midnight Bourbon)
その後にホットロッドチャーリー、カントリーグラマーが続き、チュウワウィザードは最後方からレースを進めた。

直線向いて、後ろを離し勝負を決めに行ったライフイズグッドだが、残り300m辺りから徐々に苦しくなり200mで完全に失速。
変わって外から上がってきたカントリーグラマーは先頭に立ち、そのまま勝利。内から上がってきたホットロッドチャーリーが2着。
3着に追い込んだチュウワウィザードが入り、ライフイズグッドは4着に敗れた。
勝ったカントリーグラマーはこれでG1は2勝目。前走は6月のハリウッドGC(G1 ダ2000m)以来のレースだったが、強力なメンバー相手に2着に入りここでも力を示した。ライフイズグッドはともかくホットロッドチャーリー辺りを抑えたのは素晴らしかった。
この路線では今後も引っ張っていく一頭となりそう。
人気のライフイズグッドは4着。前走勝利時に懸念していた通りの結果となった。
広いコースも合わず、距離も長かったので地元に戻って1800m以下に絞っていけば間違いなく結果はついてくるはず。今後は巻き返しに期待。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/3/21中央競馬回顧+今週の出来事

中山11R フラワーC(芝1800m)勝ち馬スタニングローズ牝3 (父キングカメハメハ)

前走1勝クラスを勝利したスタニングローズが連勝で初重賞制覇。2歳時には、新潟2歳Sで5着。サウジアラビアRCが3着と重賞でも好成績を残しており、牝馬同士ならという印象ではあった。ただ正直レースレベルとしては疑問点が残るところ。

 

 

     

今週の出来事

20年フェアリーSターコイズS勝ち馬スマイルカナ(牝5)が引退

18.19年グランドナショナル勝ち馬タイガーロール(セ12)が引退

19年スプリングS勝ち馬エメラルファイト(牡6)が中央登録抹消→船橋競馬に移籍予定

21年中山牝馬ステークス勝ち馬ランブリングアレー(牝6)が引退

18年JBCクラシック勝ち馬ケイティブレイブ(セ9)が屈腱炎を発症

地震の影響で4/9.10の福島競馬が中止に

コパノキッキング(セ7)が骨折、ドバイGSを回避

 

 

ゴールデンスリッパー(G1)豪2歳芝1200m    
勝ち馬ファイアバーン(Fireburn)(牝2)    
映像https://youtu.be/ui6WqKw-C3g
2歳戦においては世界最高賞金を誇るレースでおなじみのレース。
道中は後方インを追走していたファイアバーンが直線内に進路を求めると、スルスルと馬群をさばいて抜け出し、2着ベストオブボルドーに2 1/2馬身を付ける快勝。思い切って内をついた鞍上の好判断が結果に実を結んだ。
勝ったファイアバーンはこれで4連勝。通算成績を5戦4勝とした。


ザギャラクシー(G1)豪3歳以上芝1100m    
勝ち馬シェルビーシックスティシックス(Shelby Sixtysix)(セ5)    
映像https://youtu.be/igsLWsdDXOs

1番人気ですら6.5倍という大混戦だった同レース。
2番人気に支持されたいたシェルビーシックスティシックスは先団後ろ辺りを追走し、直線を迎えると
先に抜け出したビッグパレード(Big Parede)めがけて前に迫っていき、アタマ差差し切ったところがゴール。G1初制覇となった。
何気なく成績を見たわけですが、なんと同馬はこれが今年の9戦目。9戦目です。
昨年までは条件戦でうろうろしていた同馬。今年の1/22の条件戦を皮切りに(11着)
1/30(2着),2/5(5着).2/19(2着),2/26(1着),3/5(G2 2着),3/12(G3 1着),3/19(同レース1着)
わずか2カ月で9戦。そして同レースは5連闘目でのG1制覇というとんでもない成績。
レースを使って強くするという言葉を見事に体現して見せた馬です()


ジョージライダーS(G1)豪3歳以上芝1500m    
勝ち馬フォビドゥンラブ(Forbidden Love)(牝4)    
映像https://youtu.be/STxHKutztmU

前走3/5のカンタベリーSで名前を出したフォビドゥンラブ。
前走は逃げてそのまま押し切ったが、今回は先団4番手辺りを追走。直線抜群の手ごたえで、追い出されると一気に先頭に立ち、内から伸びてきたコレット(Colette)を抑えG1連勝。逃げなくても強いという点は非常に収穫で、何よりペースアップを楽な手ごたえで上がっていけるのが非常に強みと感じる一頭。まだまだ強くなりそう。


ローズヒルギニー(G1)豪3歳芝2000m    
勝ち馬アナモー(Anamoe)(牡3)    
映像https://youtu.be/V6yjpLFVAd4

ディープインパクト産駒のプロフォンドが前走のオーストラリアンギニーからの巻き返しを図った一戦。

好スタートから先手はコンヴァージ(Converge)がとったが、Hボウマン騎手をもってしても制御しきれなかったプロフォンドが捲っていき先頭へ。

4角では引き付けてひと踏ん張りしたが、さすがに最後はガス欠して4着。変わって先頭に立ったアナモーが抜群の手応えで先頭に立つとグングン差を広げて
いき、最終的には6 1/2馬身差の大楽勝。これでG1は3勝目となった。

何度も名前は出ているアナモー。2歳時は1200m戦のゴールデンスリッパーで2着。3歳の昨年はコックスプレート2着など幅広い路線で活躍している一頭。タイプは違いますが個人的にはグランアレグリアみたいなイメージ。
デビュー以降12戦している内、馬券外を外したのは新馬戦のみという抜群の安定感。
元々は追い込み脚質ということもあり差し届かないレースが続いたが、同レースは好位から圧巻のレースだった。
個人的にゴールデンスリッパーhttps://youtu.be/XKoOqU7hge4

がこのレースまでのベストパフォーマンスだと思っており、ローズヒルガーデン競馬場も非常に相性のいい印象。

応援している一頭でもあるので、タイトルをもう一つ取ってシーズンを終えてほしい所。

プロフォンドは前走マイルを使い、折り合いも欠き大敗したが、それを完全に引きずってしまった。
秋シーズンはもう使わないようなのでこれでリフレッシュして再度立て直してほしい。

 

ランヴェットS(G1)豪3歳以上芝2000m    
勝ち馬モンテフィリア(Montefilia)(牝4)    
映像https://youtu.be/u6vgiL7xeCQ

人気は1倍台前半で昨年メルボルンカップ勝ち馬でG1を11勝している名牝ヴェリーエレガント(Verry Elleegant)が断然の支持を集めた。
レースはヴェリーエレガントは後方待機から脚を溜め直線満を持して追い出され前に迫っていくが、なかなか差が詰まらないどころか差を詰めることもできず2番人気のモンテフィリアが押し切って勝利。ヴェリーエレガントはスローペースと前残り馬場もあり届かず2着に敗れた。勝ったモンテフィリアはこれでG1 4勝目。

 


ジ オールスターマイル    豪2歳以上芝1600m    
勝ち馬ザーキ(Zaaki)(セ7)    
映像https://youtu.be/knDWTwV-C8M
G1ではないですがG1みたいなものなので...
2番手追走のザーキが直線あっさり抜け出し、迫る後続を全く寄せ付けず1 1/2馬身差の快勝。
元は欧州で走っており、G2.G3で勝ったり負けたりという馬だったが豪に来てからは連戦連勝。
G1も3つ取っておりマイル-2000m路線では毎回上位に出てくるような馬。7歳だが衰えを感じさせぬ走りで今後も注目。

 

チェルトナムフェスティバルDay4

1R JCB Triumph Hurdle(G1 障3382m)

勝ち馬ヴァウバン(Vauban)(セ4)

出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/371553-cheltenham/18-Mar-2022/1330

映像https://youtu.be/eXJTRJu7A8g

ウィナーズエンクロージャ

https://twitter.com/harascolleville/status/1504824419969122318?s=21

4歳馬限定のハードル競走。人気は12番のヴァウバン(Vauban)が中心。

前走まで未勝利だった同馬だが、前走のPer Month This Weekend Only' Juvenile Hurdle(G1 障3219m)でhttps://youtu.be/PCWlUtjobdA

同レース人気のフィルドール(Fil Dor)を抑えG1初制覇。勢いに乗りG1連勝を狙っての参戦。

 

2番人気が9番のパイドパイパー(Pied Piper)こちらはもともとJゴスデン厩舎管理馬として走っていた元エリザベス女王所有馬。現在は別の馬主に変更されており、3歳冬に障害転向。平地の条件戦でも普通に勝っていたレベルの馬だが、障害転向後は前走のG2も含め2戦2勝。まだ障害デビューから3カ月足らずながらこの舞台まで上ってきた。

 

3番人気が上記で名前が出ているフィルドール。こちらは障害転向後は前走のヴァウバン以外には負けておらず、逆転候補有力の一頭であった。

 

レースは2頭並走でフィルドールが引っ張っていき、後ろからヴァウバン、パイドパイパーがぴったり追走。直線では3頭が外に持ち出され、一気に3頭が抜けていき3頭が最終障害を飛越。一番外のヴァウバンが並ばれかけた所からもうひと伸びして2着フィルドールに2 1/2馬身差を付けて快勝。2着にフィルドール、3着にパイドパイパーが入った。

 

 

3R Albert Bartlett Novices' Hurdle(G1 障4821m)

勝ち馬ザナイスガイ(The Nice Guy)(セ7)

出馬表、映像https://www.racingtv.com/results/uk/372046-cheltenham/18-Mar-2022/1450

ウィナーズエンクロージャ

https://twitter.com/racingtv/status/1504836010437492743?s=21

 

同レース人気は3頭が10倍を切るオッズで7番のジント(Ginto)10番のヒルクレスト(HIllcrest)、13番のミネラククナー(Minella Cocooner)が人気を集めていた。

 

しかしレースでは、人気のヒルクレストは早々にリタイア、ジントは直線で故障のような形で止まり、直線はミネラククナーが先頭で迎えていた。ミネラククナーが抜け出しを図る前に内からスルスルと上がってきたザナイスガイ(The Nice Guy)が直線一気の加速で5馬身差の快勝。2着にはミネラククナーが入った。

 

 

4R Boodles Cheltenham Gold Cup Chase

(G1 障5294m)勝ち馬アプルタード(A Plus Tard)(セ8)

出馬表

https://www.racingtv.com/results/uk/372047-cheltenham/18-Mar-2022/1530

映像

https://youtu.be/oROZPoFITNU

ウィナーズエンクロージャ

https://twitter.com/racingtv/status/1504847339927781379?s=21

 

同開催のメインカード。チェルトナムゴールドカップ

人気は非常に拮抗していたが、メンバーとしては昨年の1.2着馬や、同レース3勝目を狙う馬など多彩なメンバーが集まっていた。

その中でも11頭の中で10倍を切っていたのは5頭で、人気の中心は昨年の2着馬アプルタード。昨年2着の後、前々走のBetfair Chase(G1 障5144m)https://youtu.be/BK3ue7s9Wp8

を勝利し、前走Savills Chase(G1 障4823m)https://youtu.be/13CX9NuB3mI

で同レースでも人気を集めているガルヴィン(Galvin)の2着からの同レース。人気はガルヴィンとほぼ差のない4.0倍のオッズだった。

 

2番人気は上記でも名前が挙がっているガルヴィン。こちらはチェイス転向後から安定した成績で前走Batfair Chaseで初のG1制覇。勢いに乗って連勝を狙う。

 

3番人気は19.20年勝ち馬で昨年3着馬のアルブームフォト(Al Boum Photo)。

こちらは昨年の同レース3着以来となった前走のG3を制しての参戦。

 

4番人気が昨年の勝ち馬ミネラインドー(Minella Indo)。こちらは昨年同レース以降G1を3戦使い、3、競走中止、2着と勝ちきれないレースが続いていた。ただ近3走は3M(4828m)を使っており、相性のいいチェルトナムコースなら逆転も十分と思われた。

 

そして5番人気がトルネードフライヤー(Tornado Flyer)。こちらはG1を使いつづけていたものの中々勝てない善戦マンという感じの馬だったが、前走Ladbrokes King George Vi Chase(4828m)でhttps://youtu.be/bAX9mFuH22w

人気薄ながら9馬身差を付ける快勝でG1初制覇。フロック視されている所もあり、5番人気だった。

 

レースは芦毛の黒帽子アステリオンフォーロンジが先手を取り、人気のアルブームフォト、ミネラインドーは並ぶように4.5番手を追走し、その後ろにアプルタード、その内にガルヴィンが運び、トルネードフライヤーは最後方からの追走で2週目へ。

 

2週目3.4角でペースアップしていく所で一気に後続が差を詰めて、アステリオンフォーロンジを内にミネラインドー、アルブームフォト、プロテクタラト(Protektorat)などが横並びで前に迫っていく。残り3障害辺りでトルネードフライヤーは離されていきリタイア。

直線向いた所では昨年の勝ち馬ミネラインドーが一頭抜けて残り2障害。この障害を越えた辺りで一気に差を詰めてきたのが勝ち馬アプルタードで2頭並んで最終障害を飛越。

超えたところで一気に抜け出したアプルタードがそのままリードを広げ2着ミネラインドーに15馬身差を付ける圧勝。鞍上は女性騎手Rブラックモア騎手で女性騎手としてチェルトナムゴールドCを制するのは史上初の快挙

2着にはミネラインドーが残し、3着にプロテクタラト。4着が追い込んできたガルヴィン、アルブームフォトは6着だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェルトナムフェスティバルDay3

1R Turners Novices' Chase(G1 障3975m)

勝ち馬ボブオリンジャー(Bob Olinger)(セ7)

出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/371552-cheltenham/17-Mar-2022/1330

映像https://youtu.be/Dd6oGE0JZ9I

ウィナーズエンクロージャ

https://twitter.com/theracingman4/status/1504454153141116934?s=21

 

同レースは4頭立てながら、オッズは完全に2強対決の様相で、1番のボブオリンジャーと3番のガラパンデショウ(Galopin Des Champs)の2頭が人気を集めていた。

 

レースも早々に2頭で後続を離し、かなり早い段階で2頭の争いに。前にいたガラパンデショウが手ごたえ良く進み、ボブオリンジャーは鞍上の手が激しく動いており、残り2障害を飛越したときには5馬身以上差が広がり勝負ありかと思われた。

しかし最終障害で先頭のガラパンデショウが着地時に脚を取られまさかの落馬。

バテバテの2番手にいたボブオリンジャーがガラパンデショウを避け、そのまま勝利というまさかの結末。勝ったボブオリンジャーはこれでG1 3勝を含む6連勝となった。

 

 

3R Ryanair Chase(G1 障4139m)

勝ち馬アラホー(Allaho)(セ8)

出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/371683-cheltenham/17-Mar-2022/1450

映像https://youtu.be/IhllRvQC5t8

ウィナーズエンクロージャ

https://twitter.com/raceday_rtv/status/1504509955851919362?s=21

同レース、圧倒的人気に支持されたのは1番のアラホー。昨年同レースhttps://youtu.be/WKLl5y8i5IU

勝ち馬で、ここまでG1を2勝。2連勝で同レースの参戦となった。

 

これに続いたのが2番のコンフレイテッド(Conflated)前走Paddy Power Irish Gold Cup Chase(G1障4884m)https://youtu.be/aR_hRn7BGDo

でかなりのメンバーを破っての初G1制覇で勢い十分の1頭。

 

3番人気に支持されたのは6番のシャンブルー(Shan Blue)。こちらは近走勝ちはないもののG1での好走もあり、そこそこ人気していた。

 

レースはスタート後からアラホーがレースを作りかなり速いペースで運んでいく。

3番手内辺りにシャンブルー、その後ろにコンフレイテッドが追走。

2週目に入ってもペースを緩めることなく引っ張っていき、一頭楽な手応えで4角を回って直線へ。直線向いて残り2障害の所で3頭横並びの外コンフレイテッドは落馬。その間にさらに差を広げたアラホー。

鞍上は1Rでガラパンデショウに騎乗し、最終障害で

落馬してしまったPタウネンド騎手だったが、今度は見事に障害を飛越しきり、2着ジャニディル(Janidil)に14馬身差を付ける快勝で同レース連覇を達成。

3着にエルドラドアレン(Eldorado Allen)が入り、シャンブルーは6着だった。

 

4R Paddy Power Stayers' Hurdle(G1 障4821m)

勝ち馬フローリングポーター(Flooring Poter)(セ7)

出馬表https://www.racingtv.com/racecards/cheltenham/372045-paddy-power-stayers-hurdle-grade-1-1?sort=price&non-runner_display=false

映像

https://youtu.be/pLeDL8Q7crk

ウィナーズエンクロージャhttps://twitter.com/hriracing/status/1504456736551354373?s=21

 

 

10頭立てながら6頭が10倍を切る大混戦となった同レース。

1番人気は4番のクラシカルドリーム(Klassical Dream)。

前走のG2は4着と敗れたが、2走前、3走前とG1で連勝中。19年にもチェルトナムフェスティバル開催のG1を勝利https://youtu.be/BDc6VL5LMaI

しており、実績では上位の一頭だった。

 

2番人気は2番のフローリングポーター(Flooring Porter)。昨年の同レース勝ち馬。

https://youtu.be/7GBU864ZxzM

前走は1番人気であるクラシカルドリームが制したDornan Engineering Christmas Hurdle(G1 障4823m)https://youtu.be/PyoRnY90hDs

で2着からの参戦。昨年は伏兵として中穴をあけた感じだったが、今年はさらに結果を出し上位人気での参戦となった。

 

3番人気以降では1番のチャンプ(Champ)。こちらは20年チェルトナムフェスティバルのRas Insurance Novices' Chase(G1 障4901m)

https://youtu.be/TjK3iJoP_rs

で非常に印象的な勝ち方をした一頭。このレースで破ったミネラインドー(Minella Indo)、アラホー(Allaho)は翌年のチェルトナムフェスティバルにてG1を制している。(ミネラインドーは4日目に登場)近年は10歳ということもあり、全盛期ほどの破壊力ではないが、昨年12月にもHowden Long Walk Huedle(G1 障4912m)https://youtu.be/pMKrTHEwXyk

でこの後紹介するタイムヒル(Thyme Hill)、ペイズリーパーク(Paisley Park)を破って勝利しており、依然としてこの路線の上位にいる一頭。

 

上で名前を挙げたタイムヒル、ペイズリーパークも人気の一角。タイムヒルはG1を2勝しており、この路線の安定勢力。ペイズリーパークは切れないバテないの代表作みたいな馬で一時期は7連勝していたが、20.21年と同レースに出走し,7、3着といまいちこの開催では結果を残せていない一頭。

 

 

レースは勢いよくフローリングポーターがとびだしリードを作っていく。チャンプ、タイムヒルは5.6番手を追走し、その後ろにクラシカルドリーム、最内の最後方からペイズリーパークが追走していた。

2週目に入ってもリズムよくフローリングポーターがレースを引っ張り2番手集団3頭の人気薄が横並びになり後続の人気勢は動ききれぬままリードを作られ、押し上げてきたタイミングで逆にフローリングポーターは息を入れるように後ろを引き付けて最後の直線へ。

直線向いての終始手ごたえのいいフローリングポーターが横並びの2番手集団を引っ張りながら最終障害を飛越。満を持して追い出したフローリングポーターが最後のもう一脚を使って2 3/4馬身差を付けての勝利。鞍上Dマリンズ騎手の完璧なアシストに応えたフローリングポーターが同レース連覇を達成した。

2着はタイムヒルがはいり、3着には一時おかれながらも最後の最後でしれっと3着まで伸びてきたペイズリーパークが3着。4着にチャンプが入り、クラシカルドリームは5着だった。

 

チェルトナムフェスティバルDay2

1R Ballymore Novices' Hurdle(G1 障4224m)

勝ち馬サージハード(Sir Gerhard)(セ7)

出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/371551-cheltenham/16-Mar-2022/1330

映像https://youtu.be/G6ntIgJwStU

ウィナーズエンクロージャ

https://twitter.com/hriracing/status/1504092612441034760?s=21

 

雨が降りしきる中行われた2日目のチェルトナム開催。

開幕カードは4歳以上のノーヴィスハードル戦。

断然人気に支持されたのは6番のサージハード。ここまでデビュー6戦し、5勝3着1回という抜群の成績。ここまでG1は2勝しており、前走Tattersalls Ireland Novice Hurdle(G1 障害3219m)https://youtu.be/EPUZjT1OMkwで同レースにも出走しているスリーストライプライフ(Three Stripe Life)に6馬身差を付ける快勝。ここも断然の支持を集めていた。

 

これに続く2番人気はここまで条件戦を3戦無敗でここに臨んできたジャーニーウィズミー(journey With Me)3番人気には直近で3連勝中、前走Mansionbet Challow Novices' Hurdle(G1障4131m)https://youtu.be/R6U4y0n6-Toを制しここに臨んできたステージスター(Stage Ster)。

 

レースは一団で進んでいき、スタート直後は、中団外に4番のジャーニーウィズミー、その外にステージスター、2頭の後ろにサージハードがつける位置取り。

 

途中から4番のジャーニーウィズミーが先手を取り、後ろまでサージハードが上がっていく。

レース終盤4角前の残り2障害を越えた辺りで7番のステージスターは息切れでレース途中でストップ。直線向いたところで勝ち争いは3頭に絞られ、サージハードが先頭で最終障害を飛越。ここで並んでいたジャーニーウィズミーは苦しくなったか着地ができず落馬。抜け出したサージハードに追い込んできたスリーストライプライフが迫るが、その差は詰まらず、3 1/2馬身差を付けてサージハードが勝利。これで3連勝。G1は3勝目となった。

 

2R Brown Advisory Novices' Chase(G1 障4901m)

勝ち馬ロームプレース(L'homme Presse)(セ7)

出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/372039-cheltenham/16-Mar-2022/1410

映像https://youtu.be/Rdya0RYjF28

ウィナーズエンクロージャ

https://twitter.com/racingtv/status/1504101757722501129?s=21

 

同レースは雨の影響もあって人気のブレイブマンズゲーム(Bravemansgame)とフュリーロード(Fury Road)が回避し、9頭立てとなった。

 

人気は9番のロームプレース。G1勝利を含む4連勝でここに臨んできた。

前走のVirgin Bet Scilly Isles Novices' Chase(G1 障4032m)https://youtu.be/SALb4VQx_eEでも強い勝ち方をしており、ここまでチェイス競走は4戦負けなし。注目の一頭だった。

 

2番人気で続いたのが1番のアホイセニョール(Ahoy Senor)

こちらはここまでチェイス競走で4戦し、G2を2勝。G1でも2着があり安定した成績。

前走はG2を快勝してここに臨んできた。

 

3番人気は6番のファロウクダレン(Farouk D'alene)。こちらもチェイス転向から4戦し、2勝2着2回という成績。前走はG2を勝利しここに臨んできた。

 

人気は非常に拮抗しており、2番のベーコンエッグ(Beacon Eage)、4番のカポダーノ(Capodanno)までの5頭が10倍を切るオッズとなっていた。

 

スタートしてまず出ていったのがアホイセニョール、2番手にロームプレースがつけ、4番手以降の集団にファロウクダレン、ベーコンエッグ、カポダーノがつける。

1週目のスタンドを通過するときには、ロームプレースが先手をとり馬群も一気に詰まってきた。変わらず2番手内にアホイセニョール。

4番手外にファロウクダレン。その後ろにベーコンエッグ、後方2頭目をカポダーノが追走。

4角回って直線を向いたところでは先頭にロームプレースが非常にいい手ごたえで直線へ。残り2障害を越えたところで2番手外にいたファロウクダレンが落馬。変わって2番手にはアホイセニョールが上がってきて最終障害を飛越。一瞬はアホイセニョールが交わすかという勢いだったものの、最後にもうひと伸びしたロームプレースが2着アホイセニョールに3 1/2馬身差を付けて勝利。2着にアホイセニョール、3着にはガイラードドゥメニル(Gaillard Du Mesnil)が入り、カポダーノが4着。ベーコンエッグは7着だった。

 

勝ったロームプレースはこれでチェイス5戦負けなし。同レースも途中からレースを引っ張り強い競馬だった。2着のアホイセニョールは2番手追走から飛越ミスもあり4番手まで後退したが、最後は盛り返して2着確保。もう少し飛越がうまくなればG1も取れそう。

 

4R Betway Quen Mother Champion Chase(G1 障3199m)

勝ち馬エナーギュメイン(Energumene)(セ8)

出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/372041-cheltenham/16-Mar-2022/1530

映像https://youtu.be/hSPzqvEVYgI

ウィナーズエンクロージャ

https://twitter.com/hriracing/status/1504123556967419907?s=21

 

前走あまりにも好レースすぎて取り上げたSbk Clarence House Chase(G1 障3371m)https://youtu.be/v6088w8Sqnwで勝利したシシュキン(Shishkin)とエナーギュメインの再戦で注目が集まった一戦。

直前でヌーベネグラ(Nube Negra)が回避し7頭立てとなったが、今開催屈指の好メンバーによる一戦となった。

1番人気はここまで12戦11勝。チェイス競走は7戦無敗で前走エナーギュメインを破ってここに臨んできたシシュキン。唯一の敗戦も落馬によるもので実質無敗の怪物。ここでも大本命だった。

 

2番人気は上記でも紹介しているエナーギュメイン。通算成績9戦7勝でチェイスではシシュキン以外には負けておらず、ここでも逆転候補最有力とされていた。

 

3番人気はシャカンプールソワ(Chavun Pour Soi)。昨年の同レース3着馬で、この路線におけるトップクラスの実績を誇る一頭。これまでG1は6勝しており、前走はLadbrokes Dublin Chase(G1 障3459m)https://youtu.be/cDeeWydhY0wで6度目のG1制覇。現在10歳ながら衰えを感じさせない一頭。

 

4番人気以降では以前取り上げたJohn Durkan Memorial Punchestown Chase(G1 障4114m)https://youtu.be/syKZrz9DGXcにも出走していたエンヴォイアレン(Envoi Allen)昨年のチェルトナムフェスティバルのMarsh Novices' Chase(G1 障3975m)https://youtu.be/MKf9w7mea5gまで11戦無敗だった同馬。このレースで落馬、競走中止となり、続くDooley Insurance Group Champion Novise Chase(G1 障4938m)でhttps://youtu.be/vQY5BNQmEqEはレース中にリタイア。立て直してG2を勝利し、上記のJhon Durkan Memorial Punchestown Chaseが6着。そして前走久々Paddy's Rewards Club Chase(G1 障3420m)https://youtu.be/Y3ga2hp8qkEで久々のG1制覇。復権目指しての1戦だった。このほかにも昨年の同レース勝ち馬プットザケトルオン(Put The Ketlle on)、前走初の重賞制覇で勢いの乗るフナンブレシヴォラ(Funambule Sivola)、これまでG1を4勝してきており、これが引退レースとなる11歳の古豪ポリトローグ(Politologue)が出走。

 

スタート直後はエンヴォイアレンとシャカンプールソワが並ぶように進んでいったが、途中からシャカンプールソワは先手を取り2番手にプットザケトルオン、人気のシシュキンとエナーギュメインが後方からレースを進めた。レース中盤の向こう正面辺りでシシュキンは手ごたえ怪しく、前に離されていき、まさかの早々にリタイア。

 

レース中盤は6頭横並びの状態だったが、残り5障害でシャカンプールソワが落馬。5頭の争いとなり、外から楽な手ごたえでエナーギュメインが上がっていく。4角向く所でエンヴォイアレンとエナーギュメインが並ぶように飛越。ここでエナーギュメインがリードを広げ最終障害を飛越。ここから一気に引き離していき8 1/2馬身差を付け圧勝。2着にフナンブレシヴォラが入り、3着にエンヴォイアレン、4着がポリトローグ、5着がプットザケトルオンだった。

 

 

5R Glenfaeclas Chase(Cross Country)(Class2)(障6068m)

勝ち馬デルタワーク(Delta Work)(セ9)

出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/372042-cheltenham/16-Mar-2022/1610

映像https://youtu.be/brMJ4EiPNxc

ウィナーズエンクロージャー1 https://twitter.com/racingtv/status/1504132674318909446?s=21

 

ウィナーズエンクロージャー2

https://twitter.com/hriracing/status/1504135783967514631?s=21

 

G1ではないですが、大事なレースだったので紹介。

同レースはチェルトナムフェスティバル名物クロスカントリー競走であり、今年は18.19年の英グランドナショナル(G3 障6907m)を連覇したタイガーロールの引退レースでもあった。

人気的にはG1 5勝を挙げているデルタワークとタイガーロールが人気を分けていた。

 

レース途中まで落馬が一頭もいないという馬場を考えれば素晴らしいレースが続いていたが、後半になるにつれリタイアが続出し、16頭いた内、結局完走したのは8頭。レース後半から主導権を取りに行ったタイガーロールが抜群の手ごたえで最後の直線へ。迫るのは同勝負服で同厩舎のデルタワーク。後続は離れ2頭の一騎打ちで最終障害を飛越。

 

飛越後、タイガーロールが出て決まったかに思われたが、合わせに行ったデルタワークが一気に差し切って勝利。2着にタイガーロール。21馬身後方の3着にプランオブアッタク(Plan of Attack)が入った。

同馬主、同厩舎の馬がラストランの勝利を阻止するのは複雑な気分かもしれないが、勝った馬をたたえるべきと感じた。

勝ったデルタワークはグランドナショナルにも登録しており、同じ馬主、厩舎の後継として結果を残してほしいもの。

本来は勝ち馬1頭が帰ってこれるウィナーズエンクロージャーは粋な計らいでデルタワークとタイガーロールの2頭並んで戻ってきた。同馬主、同厩舎だからこそできるこの光景には非常に感動した。タイガーロールは残念ながら敗れてしまいましたが、素晴らしいものが見れたので大満足です。

 

7R Weatherbys Champion Bumper(G1 障3298m)

勝ち馬ファサールベガ(Facile Vega)(セ5)

出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/372044-cheltenham/16-Mar-2022/1730

映像https://youtu.be/zbkqLR6Z2dI

ウィナーズエンクロージャ

https://twitter.com/josh_myers_07/status/1505229477017702413?s=21

 

同開催唯一のナショナルハントフラットによるG1競走。

ここまで2戦2勝で前走G2を制しここに臨んできたファサールベガが1番人気。母もハードル競走のG1勝ち馬。

2番人気にはこちらも2戦無敗でここに臨んできたアメリカンマイク(Amerivcan Mike)

 

レースは直線で内から上がってきたファサールベガ、前にいたアメリカンマイクの2頭が抜け出したが、最後一気にファサールベガが突き放し3 3/4馬身差を付ける快勝でG1初制覇。2着にアメリカンマイク、3着にはジェームズゲート(James's Gate)が入った。