チェルトナムフェスティバルDay3
1R Turners Novices' Chase(G1 障3975m)
勝ち馬ボブオリンジャー(Bob Olinger)(セ7)
出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/371552-cheltenham/17-Mar-2022/1330
映像https://youtu.be/Dd6oGE0JZ9I
ウィナーズエンクロージャー
https://twitter.com/theracingman4/status/1504454153141116934?s=21
同レースは4頭立てながら、オッズは完全に2強対決の様相で、1番のボブオリンジャーと3番のガラパンデショウ(Galopin Des Champs)の2頭が人気を集めていた。
レースも早々に2頭で後続を離し、かなり早い段階で2頭の争いに。前にいたガラパンデショウが手ごたえ良く進み、ボブオリンジャーは鞍上の手が激しく動いており、残り2障害を飛越したときには5馬身以上差が広がり勝負ありかと思われた。
しかし最終障害で先頭のガラパンデショウが着地時に脚を取られまさかの落馬。
バテバテの2番手にいたボブオリンジャーがガラパンデショウを避け、そのまま勝利というまさかの結末。勝ったボブオリンジャーはこれでG1 3勝を含む6連勝となった。
3R Ryanair Chase(G1 障4139m)
勝ち馬アラホー(Allaho)(セ8)
出馬表https://www.racingtv.com/results/uk/371683-cheltenham/17-Mar-2022/1450
映像https://youtu.be/IhllRvQC5t8
ウィナーズエンクロージャー
https://twitter.com/raceday_rtv/status/1504509955851919362?s=21
同レース、圧倒的人気に支持されたのは1番のアラホー。昨年同レースhttps://youtu.be/WKLl5y8i5IU
勝ち馬で、ここまでG1を2勝。2連勝で同レースの参戦となった。
これに続いたのが2番のコンフレイテッド(Conflated)前走Paddy Power Irish Gold Cup Chase(G1障4884m)https://youtu.be/aR_hRn7BGDo
でかなりのメンバーを破っての初G1制覇で勢い十分の1頭。
3番人気に支持されたのは6番のシャンブルー(Shan Blue)。こちらは近走勝ちはないもののG1での好走もあり、そこそこ人気していた。
レースはスタート後からアラホーがレースを作りかなり速いペースで運んでいく。
3番手内辺りにシャンブルー、その後ろにコンフレイテッドが追走。
2週目に入ってもペースを緩めることなく引っ張っていき、一頭楽な手応えで4角を回って直線へ。直線向いて残り2障害の所で3頭横並びの外コンフレイテッドは落馬。その間にさらに差を広げたアラホー。
鞍上は1Rでガラパンデショウに騎乗し、最終障害で
落馬してしまったPタウネンド騎手だったが、今度は見事に障害を飛越しきり、2着ジャニディル(Janidil)に14馬身差を付ける快勝で同レース連覇を達成。
3着にエルドラドアレン(Eldorado Allen)が入り、シャンブルーは6着だった。
4R Paddy Power Stayers' Hurdle(G1 障4821m)
勝ち馬フローリングポーター(Flooring Poter)(セ7)
映像
ウィナーズエンクロージャーhttps://twitter.com/hriracing/status/1504456736551354373?s=21
10頭立てながら6頭が10倍を切る大混戦となった同レース。
1番人気は4番のクラシカルドリーム(Klassical Dream)。
前走のG2は4着と敗れたが、2走前、3走前とG1で連勝中。19年にもチェルトナムフェスティバル開催のG1を勝利https://youtu.be/BDc6VL5LMaI
しており、実績では上位の一頭だった。
2番人気は2番のフローリングポーター(Flooring Porter)。昨年の同レース勝ち馬。
前走は1番人気であるクラシカルドリームが制したDornan Engineering Christmas Hurdle(G1 障4823m)https://youtu.be/PyoRnY90hDs
で2着からの参戦。昨年は伏兵として中穴をあけた感じだったが、今年はさらに結果を出し上位人気での参戦となった。
3番人気以降では1番のチャンプ(Champ)。こちらは20年チェルトナムフェスティバルのRas Insurance Novices' Chase(G1 障4901m)
で非常に印象的な勝ち方をした一頭。このレースで破ったミネラインドー(Minella Indo)、アラホー(Allaho)は翌年のチェルトナムフェスティバルにてG1を制している。(ミネラインドーは4日目に登場)近年は10歳ということもあり、全盛期ほどの破壊力ではないが、昨年12月にもHowden Long Walk Huedle(G1 障4912m)https://youtu.be/pMKrTHEwXyk
でこの後紹介するタイムヒル(Thyme Hill)、ペイズリーパーク(Paisley Park)を破って勝利しており、依然としてこの路線の上位にいる一頭。
上で名前を挙げたタイムヒル、ペイズリーパークも人気の一角。タイムヒルはG1を2勝しており、この路線の安定勢力。ペイズリーパークは切れないバテないの代表作みたいな馬で一時期は7連勝していたが、20.21年と同レースに出走し,7、3着といまいちこの開催では結果を残せていない一頭。
レースは勢いよくフローリングポーターがとびだしリードを作っていく。チャンプ、タイムヒルは5.6番手を追走し、その後ろにクラシカルドリーム、最内の最後方からペイズリーパークが追走していた。
2週目に入ってもリズムよくフローリングポーターがレースを引っ張り2番手集団3頭の人気薄が横並びになり後続の人気勢は動ききれぬままリードを作られ、押し上げてきたタイミングで逆にフローリングポーターは息を入れるように後ろを引き付けて最後の直線へ。
直線向いての終始手ごたえのいいフローリングポーターが横並びの2番手集団を引っ張りながら最終障害を飛越。満を持して追い出したフローリングポーターが最後のもう一脚を使って2 3/4馬身差を付けての勝利。鞍上Dマリンズ騎手の完璧なアシストに応えたフローリングポーターが同レース連覇を達成した。
2着はタイムヒルがはいり、3着には一時おかれながらも最後の最後でしれっと3着まで伸びてきたペイズリーパークが3着。4着にチャンプが入り、クラシカルドリームは5着だった。