2021/4/10 米競馬 3歳路線

4/10アーカンソーダービー(G1) ダ1800m オークローンパーク 6頭立て 

レベルS https://youtu.be/HXS-8ANGTuE

アーカンソーダービー https://youtu.be/5G2Z4zOXsL0

1着 スーパーストック(父ダイアルドイン) 牡3 13.2 4人気 1番

2着 ̚カドーリバー(父ハードスパン) 牡3 4.4 2人気 2番

3着コンサートツアー(父ストリートセンス)牡3 1.3 1人気 5番

 

レースは6頭立てという少頭数かつ、前走レベルS組が5頭というほぼレベルSの再戦となった同レース。

人気は今年の1月にデビューし、2月のサンヴィンセントS(ダ1400m)、前走のレベルS(G2 ダ1700m)を連勝し、無敗でコマを進めたコンサートツアーが1.3倍の断然人気。

二番人気が前走レベルSで人気を裏切って5着だったカドーリバー。

三番人気が前走同じくレベルSで2着に入ったホージア。

4番人気が同レース勝ち馬で前走レベルSで4着だったスーパーストック。

 

レースは内枠から飛び出した2番のカドーリバーが先手を主張し、外から並んできた5番のコンサートツアーが2番手。前二頭が後ろを2.3馬身話して逃げていき、少し離れた三番手インにスーパーストックが追走。その外にホージアが四番手。

そのまま淡々とレースは進んでいき、カドーリバー、コンサートツアーが並ぶような形で最後の直線へ。カドーリバーに比べ少し楽な手ごたえでコンサートツアーが先頭に立ったかに見えたが、一度差されたカドーリバーも抵抗。二頭が叩き合ってるところを外から一気にとらえたスーパーストックがまとめて差し切ると2馬身近くの差をつけて快勝。初のGI勝利となった。2着は差し返したカドーリバーが上がりコンサートツアーは何とか3着を死守。しかし、断然人気を裏切る形となった。

 

勝ったスーパーストックはこれが重賞初勝利でかつGIタイトルの獲得となった。

前走はコンサートツアーから大きく離れた4着に終わったが今回は一変。鮮やかな差し切りとなった。本馬は昨年のデビュー後重賞では最高3着で前走のレベルSが今年初戦となった。叩き二戦目となり大幅に前進した形となった。

晴れてGIウィナーとして本番にコマを進めることになったので本番でも期待の持てる一頭だろう。

 

2着カドーリバーは今年初戦のスマーティージョーンズS(L)を楽勝し、前走レベルSが5着。ここが今シーズン3戦目となった。前走は逃げれなかったが今回は逃げの手に出て、なおかつ差し返す勝負根性も見せた。本番有力というわけではないが、もし馬券発売があるなら紐候補としては一考したい一頭だろう。

 

3着コンサートツアーはまさかの敗戦。前走レベルSでは5馬身近くちぎって楽勝した相手にまさかの敗戦。

前走とは違い今回は逃げの手に出ることができなかったが、それにしてもここまで完敗してしまうのかという感じ。距離も前走から500m伸びただけでなんとも腑に落ちない敗戦。ここはたたき台で本番に向けて仕上げが甘かった可能性はあるかもしれないだけにまだ見限れない一頭ではある。

 

1着馬の父ダイアルドインは2011年フロリダダービー(G1)の勝ち馬。アニマルキングダムとかムーチョマッチョマンとかの世代。

2着馬の父ハードスパンは2007年キングスビショップSの勝ち馬

3着馬の父ストリートセンスは2006年BCジュベナイル(GI)、2007年ケンタッキーダービー(GI)の勝ち馬