2021/5/9中央競馬回顧+今週の出来事

東京5R 3歳以上1勝クラス ダ1600m 16頭

勝ち馬クリーンスレイト牡3(父ディスクリートキャット)

1人気アナンシエーション 2.0 1枠1番 Cルメール

2人気メディーヴァル 5.3 7枠13番 幸英明

3人気サンキューレター 8.3 3枠5番 川田将雅

6人気ノーブルシルエット 14.3 1枠2番 武藤雅

11人気クリーンスレイト  58.7 7枠14番 横山武史 

 

1 着クリーンスレイト

2 着アナンシエーション  1 1/2

3着ノーブルシルエット   2 1/2

 

7着メディーヴァル             

13着サンキューレター

 

レースは好位追走から抜け出したノーブルシルエットめがけて内から馬郡をさばいてきたアナンシエーションが先頭に立ちかけるが、大外から勢いよく追い込んできたクリーンスレイトがまとめて差し切って快勝。

アナンシエーションは2着に敗れた。

 

2着アナンシエーションをピックアップ。

アナンシエーションはシルクレーシングの追加募集馬で父は2012年のベルモントS勝ち馬であるユニオンラグズ。

父は目立った産駒は米、日本でもおらず。日本でも一番稼いでいるのがこのアナンシエーションというなかなか残念な成績。

(一応ケンタッキーダービーには産駒のダイナミックワンが出走していた)

アナンシエーションは能力では間違いなく3歳OPでも通用するレベルにある馬だが、いかんせんスタートが悪く、前走も内枠から全く同じようなレースで負けている。次走は外枠を引いてくれることを祈りましょう。

 

 

東京8R 4歳以上2勝クラス 芝2000m 8頭

勝ち馬サトノジェネシス牡5(父ディープインパクト)

1人気キタノインパクト 2.1 4枠4番 Cルメール

2人気サトノジェネシス 2.8 1枠1番 福永祐一

3人気ガロシェ 6.1 3枠3番 Mデムーロ

 

1 着キタノインパク

2 着サトノジェネシス  2

3着ガロシェ   5

 

レースは3番手インを追走していたサトノジェネシスが先に抜け出したキタノインパクトをあっさりとらえると最後は2馬身突き放して完勝。

未勝利からの3連勝で3勝目を挙げた。

勝ったサトノジェネシスは2年3か月ぶりのレースとは思えない衝撃のパフォーマンス。前走からのレース間隔2年3か月での勝利はJRA史上最長のレース間隔による勝利。

デビュー戦は3着と敗れたが、未勝利戦を快勝し、続くゆきやなぎ賞でも完勝で、ダービー有力候補の一頭であったが屈腱炎により離脱。一時は引退も囁かれていたがカムバックしてくれた。

レース内容はさながらシルバーステートが長期休養明けからの復帰戦を楽勝した時とイメージがダブる。

幻のダービー馬ともいわれた大器が衝撃のパフォーマンスで帰ってきた。能力は間違いなくG1級。あとは怪我しないことを祈りたい。

 

 

中京3R 3歳未勝利 ダ1800m 13頭

勝ち馬メイショウキリモン牡3(父マジェスティックウォリアー)

1人気メイショウキリモン1.8 7枠11番 団野大成

2人気ハデスキーパー 2.9 2枠2番 岡田祥嗣

3人気アコンカグア 7.9 4枠4番 柴山雄一

 

6人気ニホンピロハーバー 32.1 5枠7番 田中健

9人気シーフードパイセン 94.2 7枠10番 川又賢治

 

 

1 着メイショウキリモン

2 着ニホンピロハーバー 1

3着シーフードパイセン   1 3/4

4着アコンカグア 1 1/2

 

7着ハデスキーパー

 

みんな大好きメイショウキリモンが連続2着記録を伸ばせるかがかかった注目の一戦。

後方からレースを進めたメイショウキリモンは3コーナー辺りからポジションを押し上げていき2番手で直線を向くとあっさり先頭に変わったが、先頭に立ってからしぶとく2着に粘られるも最後は1馬身の差をつけ待望の初勝利。連続2着記録は残念ながら8でストップした。

記録こそは途絶えたものの相手なりに確実に結果を出せる馬なのんで昇級してもいい結果は残せそうな印象。

 

新潟6R 4歳以上1勝クラス  ダ1800m 15頭

勝ち馬レッドレビン牡4(父キズナ)

1人気レッドレビン1.8 7枠11番 横山典弘

2人気クリアショット 2.9 2枠2番 吉田隼人

3人気デルマラピスラズリ 7.9 4枠4番 菊沢一樹

 

8人気タイムモーメント 32.1 5枠7番 秋山稔樹

 

1 着レッドレビン

2 着クリアショット 1 1/4

3着タイムモーメント   6

 

5着デルマラピスラズリ 

 

 

今週もメイショウキリモンと仲良く同じ週に出走したレッドレビンは1勝クラス11戦目にして待望の2勝目。メイショウキリモンと仲良く勝利を飾った。

後方からレースとなったレッドレビンだったが3コーナー辺りからスパートし直線二番手で迎えると粘るクリアショットを最後は競り落として勝利とメイショウキリモンと同じようなレースをして勝利するという一体感ぶり。残念なことに2頭ともクラスを上がってしまったため交わることはないがいつか同じレースに出ることを楽しみに待ちたい。

 

 

新潟10R 幕進特別(4歳以上2勝クラス)  芝直1000m 15頭

勝ち馬オルダージュ牡5(父タイキシャトル)

1人気タピオカ2.2 7枠13番 中井裕二

2人気オルダージュ 3,7 7枠12番 菅原明良

3人気オパールシャルム 7.4 4枠7番 秋山稔樹

 

8人気ワンモアバイト 43.9 5枠8番 黛弘人

 

1 着オルダージュ

2 着タピオカ  クビ

3着ワンモアバイト  クビ

 

7着オパールシャルム

 

先週ライオンボスのライバル候補!とかどや顔で抜かしてたタピオカが連闘で同条件に出走。スピードに違いでハナに立ち、そのまま押し切るかに見えたがゴール寸前でオルダージュに捉えられ2着に終わった。

 

言い訳すると連闘だったことと最後息切れしてたので少しペースが速かったことも敗因としては挙げられる。ただいまの新潟の馬場とはいえ少しタイムが物足りなかったのが正直な所()

 

今週の主な出来事

ケンタッキーダービー勝ち馬メディナスピリット(Medina Spirit)から薬物検査で陽性反応あり

NHKマイルカップはシュネルマイスターが勝利

 

今週のトピック

ケンタッキーダービー勝ち馬のメディナスピリットから薬物検査で陽性反応が示されたとの報が入ってきた。情報によると禁止薬物ではないものの、レースの14日前からの使用は不可になっており、レース当日に反応が示されると陽性反応として示されるらしい。

ボブバファート厩舎では近年だと3冠馬ジャスティファイや、昨年のアーカンソーダービー勝利後に薬物反応が検出され失格→結局失格は取り消し、になったシャーラタン、

昨年のケンタッキーオークス3着後失格となったガミーンなどかなりの例があり、同一の薬物使用でも問題はガミーンが今回検出された薬物と同様の件で失格になっており、今回のメディナスピリットに関しても失格となる可能性が出てきた。

しかし、ボブバファート師はこの薬物をそもそも使用していないとの回答で第三者による薬物投与の可能性も線としてあげられる。

また今回の件により、プリークネスSは枠順抽選が延期となった。