2022/2/19中央競馬回顧

東京2R 3歳1勝クラス(ダ1400m)勝ち馬ウラヤ牡3 (父New Approach)

道中後方からの追走となったウラヤが直線馬群をさばいて前へ迫っていくと、粘るタイセイジャスパーをきっちり捉え切り未勝利からの連勝。これでダートは2戦2勝。通算成績を4戦2勝とした。

スタートは一息で道中も砂を嫌ってか頭を挙げるそぶりを見せるなどスムーズさを欠いたが、直線は馬群をさばいて鮮やかに抜け出して見せた。

思い通りの競馬ではなかったにも関わらず強い内容で完勝だったのでこの路線ではOPクラスでも通用するだろう。

 

阪神6R3歳未勝利(芝2400m)勝ち馬アップデート(牡3 父エピファネイア)

中団追走から直線内をついて伸びてきたアップデートが一気に突き抜けると、迫るスワヤンブナートを1馬身振り切っての勝利。単勝万馬券ながら強いレース内容だった。

前走は2000mの新馬戦で12着と大敗して以来3カ月ぶりの実戦ではあったが、距離延長で一変。上がり3Fは2400m戦ながらメンバー最速の33.7でまとめて見せた。直線内をついて伸びてきた時の一瞬の脚は光るものがあり魅力を感じる馬。今後も注目したい。

 

阪神9Rつばき賞(芝1800m)勝ち馬テンダンス(牡3 父ジャスタウェイ)

7頭だてながらかなりの好メンバーが揃った一戦。レースは3頭で人気を分けており、1番人気タイが東スポ杯、京成杯で3着だったテンダンス、同じく1番人気に朝日杯4着のアルナシーム、3番人気にエリカ賞で3着だったダノンブリザードが支持された。

 

レースは逃げたテンダンスが1000m通過1.04.4秒のドスローに落とすと上がり3F32.9で押し切って2着アルナシームに1 1/4馬身差を付ける快勝。

通算成績を5戦2勝とした。

正直レースは勝ったテンダンス以外は展開に泣いたレースだった。2着アルナシームも折り合い難がありながら、なんとかこらえてのレースで32.9の脚を使い猛追するの2着確保が精一杯だった。

ダノンブリザードは2番手追走からのレースではあったがこちらの切れ負けした印象。過去2戦が上がり3F 35.2までしか使えておらずさすがに厳しいレースとなった。

ただ、上位2頭はすぐに1勝クラスは突破できるレベルでOPでもいいレースができる馬だと思っているので3頭には引き続き注目していきたい。