2022/10/2中央競馬回顧+今週の出来事

新馬評価 1~6段階で表示

中山1R2歳未勝利(ダ1200m)ダンスインザリング(父キンシャサノキセキ)3

中山2R2歳未勝利(芝1600m)オールパルフェ(父リアルスティール)5

中山3R2歳新馬(芝1200m)ミネヒメ(父ヴィクトワールピサ)4

中山5R2歳新馬(芝1800m)セブンマジシャン(父ジャスタウェイ)3

中山9Rサフラン賞(2歳1勝クラス)(牝)サンティーテソーロ(芝1600m)(父エピファネイア)4

中京1R2歳未勝利(ダ1800m)デルマソトガケ(父マインドユアビスケッツ)4

中京2R2歳未勝利(ダ1200m)ナムラジョシュア(父シニスターミニスター)2

中京3R2歳未勝利(芝1600m)メランポジューム(父ハービンジャー)3

中京4R2歳新馬(ダ1400m)タガノエヴリン(父マインドユアビスケッツ)3

中京5R2歳新馬(芝2000m)ダノンペドロ(父サトノダイヤモンド)3

 

中山2Rは前走の新馬戦同様逃げの手に出たオールパルフェがマイペース逃げに持ち込み後続を完封。2馬身差を付ける快勝で初勝利となった。

前走の新馬では評判馬ノッキングポイントの2着。休みを挟んだ今回は馬体も増やしてきて成長を感じられた。派手さはないが立ち回りの上手さを武器にクラシック戦線に乗ってきそう


今週の出来事

交流重賞4勝を挙げたエーシンモアオバー(牡16)が亡くなる

96.97年ダイヤモンドSを連覇したユウセンショウ(牡30)が亡くなる

BCマイル遠征を予定していたソングライン(牝4)が喉の腫れにより遠征取りやめ

スプリンターズSはジャンダルム(牡7)が勝利

凱旋門賞に騎乗した横山和生騎手がレース前の義務を怠ったとして10/16~10/20まで騎乗停止

 

G1 7勝の18.19.20年欧州最優秀長距離馬ストラディバリウス(Stradivarius)(牡8)が引退→英ナショナルスタッドで種牡馬入り

Cスミヨン騎手がレース中の落馬において加害対象となり10/14~12/12まで騎乗停止

22年キングジョージ勝ち馬パイルドライバー(Pyledriver)(牡5)はBCターフを回避してJCか香港を目標

22年愛チャンピオンS勝ち馬で凱旋門賞7着のルクセンブルク(Luxembourg)(牡3)はレース中に筋肉を傷め年内休養

 

 

ウッドワードS(G1)米3歳以上ダ1800m
勝ち馬ライフイズグッド(Life Is Good)(牡4)    
映像https://www.youtube.com/watch?v=uWpln7zrtbY

同レース圧倒的支持を集めたのは1番のライフイズグッド。今期は1月ペガサスワールドカップChttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438058675609を制した後のドバイワールドカップは4着と敗れたが、復帰戦のG2を快勝すると前走8月のホイットニーShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889906033169を制し3度目のG1制覇。打倒フライトラインに向けて最終ステップとして臨んだ一戦。

最内枠からポーンと好スタートを切ってハナを取ったライフイズグッド。かなり雨が降った後で水が浮くレベルの馬場の中、半マイル通過はは48.6秒とこの馬にしてはゆったりとしたペースで入っていく。

3.4角ではロープロフェッサー(Law Professor)が迫ってきて2頭並んで直線。

一度は並ばれたが、ステッキが入ると再度加速したライフイズグッドがロープロフェッサーを再度突き放して1 1/4馬身抑えての勝利。G1連勝を含む3連勝。これまでG2勝ちが一つある程度のロープロフェッサーに迫られたのは不満ではあるが、本番は次走と考えて次走のBCクラシックを楽しみにしたい。

 

シャンペンS(G1)米2歳ダ1600m    

勝ち馬ブレイジングセブンス(Blazing Sevens)(牡2)    
映像https://youtu.be/FPFDWU3NSTE

レースは道中最後方から少しづつポジションを上げていき4角では馬群を突っ込んで上がってきたブレイジングセンス、泥んこ馬場をものともせず一番外から豪快に差し切り勝利。同レースが3戦目だった同馬がデビュー戦勝利後の前走ホープフルSが3着、ここが3戦目でG1初制覇となった。

勝ったブレイジングセンスの父は新種牡馬グッドマジック(Good Magic)、父は現役時代17年BCジュベナイル、18年のハスケル招待Sを制しているがシャンペンSでは2着と敗れており父のリベンジを果たすレースとなった。

 

オーサムアゲインS(G1)米3歳以上ダ1800m    
勝ち馬ディファンデッド(Defunded)(セ4)    
映像https://youtu.be/a6Jvj0Edys8

前走フライトライン相手に20馬身近くちぎられたカントリーグラマー(Country Grammer)、ロイヤルシップ(Royal Ship)、エクスプレストレイン(Express Train)が中心となっていた同レース。

しかしレースではその人気3頭をしりめに逃げてレースを作った4番人気のディファンデッドが最後まで後続を抑え切り勝利、同じBバファート厩舎で1番人気であったカントリーグラマーが2着に入り、エクスプレストレインは4着、ロイヤルシップは6着となった。

勝ったディファンデッドはこれが重賞初制覇、今年G1では5月のハリウッドGCで2着はあるなど重賞では2着が3度あったが逃げの手に出て見事勝利をつかんだ。

 

フリゼットS(G1)米2歳牝ダ1600m    
勝ち馬チョコレートジェラート(Chocolate Galato)(牝2)    
映像https://youtu.be/cWUKbZvffyY

道中は6頭立て5番手につけたチョコレートジェラート、3.4角からポジションを上げていき楽な手ごたえで前に取り付いていくとそのまま先頭で直線へ。内で食い下がるユーアーマイガール(You're My Girl)もしぶとく脚を伸ばしたが、それを退けてチョコレートジェラートが押切り、デビュー戦は敗れたものの、前走2戦目で初勝利、これが3戦目で重賞初挑戦がG1制覇となった。

 

サンチャリオットS(G1)英3歳以上牝芝1600m    
勝ち馬フォンテーン(Fonteyn)(牝3)    
映像https://youtu.be/aaY09K6hKM4

人気はメイトロンS組が集めメイトロンSで2着となったサフロンビーチ(Saffron Beach)、4着となったホームレスソングス(Homeless Songs)が集め、これに7月のファルマスShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889895765891を制したプロスパラスヴォヤージ(Prosperous Voyage)が続いた。

しかし、レースでは逃げていたプロスパラスヴォヤージのインにいたフォンテーンが力強く伸びてきてプロスパラスヴォヤージを捉えると馬群を縫って上がってきたローレル(Laurel)とのたたき合いに。最後は内のフォンテーンが外のローレルを3/4抑え先頭でゴール。2着にローレル、3着にも中穴のグランダム(Grande Dame)が入り、人気のプロスパラスヴォヤージは4着、ホームレスソングスは7着、サフロンビーチは8着と敗れた。

勝ったフォンテーンは今年7月のナッソーSで4着などの成績はあるが、重賞は未勝利で強敵相手に土を付けてのG1制覇となった。

鞍上Nカラン騎手は13年ミドルパークS以来の英G1制覇。昨年までは香港で騎乗していたが長期騎乗停止処分により英にカムバックしており久々のG1Vとなった。

 

オペラ賞(G1)仏3歳以上牝馬芝2000m    
勝ち馬プレイスドゥカルーゼル    (Place Du Carrousel)(牝3)    
映像https://youtu.be/WsqsZP6SoVQ

人気ではここまで6月の仏オークスhttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438102267116、7月のナッソーShttps://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=4207112889902629951と連勝中のナシュワ(Nashwa)、5月のサンタラリ賞https://blog.hatena.ne.jp/riria29/riria29.hatenablog.com/edit?entry=13574176438097084634を制したアバヴザカーブ(Above The Curve)、仏オークス2着、ヴェルメイユ賞3着のラパリジェンヌ(La Parisienne)辺りが続いた。

レースは直線逃げていたナシュワが一旦後続に詰められるも再度引き離し押し切り態勢に入り。これに先団から追走したアバヴザカーブがじわじわと差を詰めてくるが、さらに外からものすごい勢いで追い込んできたプレイスドゥカルーゼルが一気の脚で前の人気2頭を差し切って勝利。2着に粘ったナシュワが入り、3着にアバヴザカーブ、人気を落としていた英オークス馬のチューズデー(Tuesday)は6着、ラパリジェンヌは見せ場なく14着に敗れた。また、Cルメール騎手騎乗のジュピラ(Jupyra)は9着。

勝ったプレイスドゥカルーゼルは10番人気ながら大穴を開けての勝利。2走前にはサンタラリ賞でアバヴザカーブの2着があるが、前走仏オークスは10着と大敗。ここはそれ以来、約3ヵ月半ぶりのレースとなったが、見事な逆転劇となった。

 

アベイユドロンシャン賞(G1)仏2歳以上芝1000m    
勝ち馬ザプラチナムクイーン(The Platinum Queen)(牝2)
映像https://youtu.be/xhRQg3RUTFE

支持を集めたのは何度か紹介しているザプラチナムクイーン。スタート直後から先頭集団に取り付くと最後まで古馬勢に負けずしぶとさを見せて押切勝ち。52.5kgの軽ハンデを生かしての勝利。2着には人気薄のホワイトラベンダー(White Lavender)、3着には人気のクールドピエール(Coeur De Pierre)が入った。

勝ったプラチナムクイーンは意外にもこれが重賞初制覇。2歳馬による同レース勝利は1978年シギー以来44年ぶりの快挙。6月のG2こそは大敗したがそれ以外は連対を外していない安定感で今後どういうレース選択をしていくか非常に楽しみな一頭。

 

フォレ賞(G1)仏3歳以上芝1400m    
勝ち馬キンロス(Kinross)(セ5)    
映像https://youtu.be/FWAUaHUgKsU

日本から昨年の3着馬であるエントシャイデンが出走した同レース。

レースではエントシャイデンが逃げてレースを引っ張りそのまま直線へ。

直線後続に並ばれるもしぶとく踏ん張っていたエントシャイデンであったが、中団外から一気に前を飲み込んだキンロスが突き付けて快勝。2着に中穴のマラバス(Malavath)が入りエントシャイデンは3着、人気のテネブリズム(Tenebrism)は5着に敗れた。また、Cルメール騎手騎乗のゴルディスタイル(Goldistyle)は4着だった。

勝ったキンロスは昨年の4着馬、今年は8月、9月とG2を連勝し3連勝でG1初制覇となった。

 

ロワイヤリュー賞(G1)仏3歳以上牝芝2800m    
勝ち馬シーラローサ(Sea La Rosa)(牝4)    
映像https://youtu.be/q7I0WTuyQ2I

スローペースの中レースは進み、前残りの決着となったが、好位につけていた人気のシーラローサが押し切っての勝利。これで重賞3連勝となり、G1は初制覇となった。武豊騎手騎乗のペロタン(Perotan)は6着、人気のヴェリーエレガント(Verry Ellegant)はスローペースに泣き7着に敗れた。

 

カドラン賞(G1)仏4歳以上芝4000m    
勝ち馬キプリオス(Kyprios)(牡4)    
映像https://youtu.be/1jnNPD73NLA

オッズ的にはここまで5連勝。G1は3連勝中のチャンピオンステイヤーであるキプリオスが圧倒的な支持を集め、10倍以下では8月のG2ロンズデールCを14馬身差で圧勝したクイックソーン(Quickthorn)が続いた。

レースではタフな馬場の中2頭が中止するサバイバルレースとなったが、好位から楽に追走していたキプリオスが直線向く前にすでに後続を離して先頭に立つと、そこからは独走。直線では外ラチまで飛んでいくほど大きく斜行をしたもののそんなものはお構いなしという異次元のレースぶりで20馬身差の大楽勝。今シーズン最終戦と目されていた同馬だが最後にとんでもないレースを見せつけた。これでG1は4連勝。人気を分けたクイックソーンは6着に終わった。

 

ジャンリュックラガルデール賞(G1)仏2歳牡馬、牝馬芝1400m    
勝ち馬ベルベク(Belbek)(牡2)    
映像https://youtu.be/M0ccoCJqwnw

レースでは3番手イン追走から直線も内を選択したベルベクが人気薄ながら好位追走から押し切っての勝利。重賞は通算2勝目でG1は初制覇となった。

 

マルセルブーサック賞(G1)仏2歳牝芝1600m    
勝ち馬ブルーローズセン(Blue Rose Cen)(牝2)    
映像https://youtu.be/xiTRgMifsbM

レースは3番手のインにつけていたブルーローズセンが直線も内ラチまで運び抜け出すと後続各馬を後目に突き放していき5馬身差を付ける完勝。G1初制覇となった。2着にはサクソンウォリアー産駒のガンテオライン(Gan Teorainn)が最低人気ながら3着と健闘し3着にはタヒーラが制したモイグレアスタッドSで4着だったネバーエンディングストーリー(Never Ending Story)が入った。

勝ったブルーローズセンはこれで6戦4勝。前走の重賞初制覇に続き重賞連勝でのG1制覇。

 

凱旋門賞(G1)仏3歳以上牡馬、牝馬芝2400m    
勝ち馬アルピニスタ(Alpinista)(牝5)    
映像https://youtu.be/knvRUaxODxg

メンバー紹介はもはやお馴染みのため割愛。日本からは悲願の制覇目指してステイフーリッシュ、タイトルホルダー、ディープボンド、ドウデュースの4頭が参戦した。

レースはタイトルホルダーが宣言通り先手を取り、外からブルーム(Broome)が並びかけ先頭争いを形成、後ろにディープボンドがつけ、そのすぐ後ろ5番手からアルピニスタは追走、そこから少し離れた集団の外7.8番手辺りからステイフーリッシュ、そのインにヴァデニ(Vadeni)、そこから5.6頭後ろにトルカータタッソ(Torquator Tasso)、最後方集団からドウデュースが運んだ。

レースはタイトルホルダー先頭のまま直線に向くと、外からブルーム、アルハキーム(Al Hakeem)、その内からアルピニスタが接近。

前3頭を後目にアルピニスタが馬なりで3頭に並びかける感動的な手ごたえで先頭に立つと、外から迫ってきたヴァデニ、アルハキーム、大外から追い込んできたトルカータタッソを完封。怒涛の8連勝、G1は6連勝でてっぺん取りとなった。5歳牝馬としては85年ぶりとなる凱旋門賞制覇。2着にはヴァデニが入り、3着にトルカータタッソ、4着アルハキーム、5着グランドグローリーとなり、

日本から参戦したタイトルホルダーは11着、ステイフーリッシュは14着、ディープボンドは18着、ドウデュースは19着に終わった。

勝ったアルピニスタは今後BCかJCをプランとして挙げており、年内引退の予定とのこと。馬主サイドはJCに対してあまり前向きではないが、調教師はかなり意気込みが強く押し切れば日本に来る可能性も十分ありそう。

なお引退後はスタディオブマンがいる英ランウェイズスタッドで繋養予定。

2着ヴァデニは来年も現役続行、3着トルカータタッソは年内引退予定でこれがラストラン濃厚、5着のグランドグローリーはJC行きを表明とのこと。

 

ザメトロポリタン(G1)豪3歳以上芝2400m    
勝ち馬ノーコンプロマイズ(No Compromise)(セ6)    
映像https://youtu.be/Ytwl0QCC-z0

レースは道中先団にいたルドンデヴィ(Le Don De Vie)が直線先頭に並んだところから交わし切って先頭に立ったあたりで内から後方にいたノーコンプロマイズ、外から中団にいたレルムオブフラワーズ(Realm Of Flowers)が強襲、最後は三頭並んでの大接戦ゴール。結果、一番内のノーコンプロマイズが勝利し、先に抜け出し粘っていた中のルドンデヴィが2着、外から追い込んだレルムオブフラワーズは3着となった。

勝ったノーコンプロマイズは昨年同レース6着馬。これまでは重賞でも目立った活躍はなかったものの見事な差し切り勝ちでG1初制覇となった。

 

フライトS(G1)豪3歳牝芝1600m    
勝ち馬ズーガッチャ(Zougotcha)(牝3)
映像https://youtu.be/DgnWV5kc_BE

人気は3頭が集め、昨年の豪2歳3冠の内の2冠を取ったファイアバーン(Fireburn)、3冠目を制し3冠を阻止したシーズエクストリーム(She's Extreme)、G2を連勝しここに臨んできたズーガッチャの3頭が集めた。

レースでは3番手インからズーガッチャが運び、その外からシーズエクストリーム、中団やや後ろからファイアバーンが追走した。直線向いて内に進路を求めたズーガッチャが先頭に立つと外から来たシーズエクストリームを抑え快勝。3連勝でG1初制覇となった。2着にはシーズエクストリームが入り、ファイアバーンは猛追届かず4着となった。

 

エプソムH(G1)豪3歳以上芝1600m    
勝ち馬トップランクド(Top Ranked)(牡6)、エルズバーグ(Ellsberg)(牡5)

映像https://youtu.be/xD1rcJIGvEo

レースは3.4.5番手辺りにいた3頭が抜け出し激しいたたき合いに。3頭抜け出したが、最後は内のトップランクドと外のエルズバーグがびっしり叩き合ったままゴール。結果的には2頭同着となり、トップランクド、エルズバーグの2頭が優勝。3着にヒンジド(Hinged)という結果になった。勝った2頭は共にG1初制覇でトップランクドは昨年ロッキンジSでパレスピアの3着などの実績がある馬だが秋から豪に移籍すると今年9月に重賞初制覇、連勝でG1初制覇となった。エルズバーグはG3の勝ちはあるもののG1では3着が最高であったが、ここでG1奪取となった。

 

ターンブルS(G1)豪4歳以上芝2000m    
勝ち馬スモーキンロマンス(Smokin' Romans)(セ6)    
映像https://youtu.be/j25EK_Xm0d0

レースはゆったりとしたながらで道中流れると直線は11秒台が続く切れ味くらべに。2番手の絶好位でレースを運んだスモーキンロマンスが逃げ馬を交わして先頭に立つと後続を抑え勝利。連勝でG1初制覇となった。

 

 

 

ピックアップレース

ルーカスクラシックS(G2)米3歳以上 ダ1800m

勝ち馬ホットロッドチャーリー(Hot Rod Charlie)(牡4)

映像https://youtu.be/UQOgkEUthF8

今年のドバイWC2着、昨年のベルモントS2着などの実績があるホットロッドチャーリー、今年のKYダービー馬リッチストライク(Rich Strike)、G1 4レースを含め5連続2着中のハッピーセイバー(Happy Saver)、昨年のウッドワードSを制したアートコレクター(Are Collector)など好メンバーのそろった一戦。

レースでは逃げたアートコレクターを2番手からホットロッドチャーリー、3番手からハッピーセイバー、4番手からリッチストライクが追う展開

4角前からホッドロッドチャーリーがアートコレクターに並びかけると先頭に立って直線へ。

直線向くとハッピーセイバーとリッチストライクが並びながら外から接近。

ハッピーセイバーの進路をふさぐようにリッチストライクがホッドロッドチャーリーに迫っていくとそこからは2頭の激しいたたき合い、一度はリッチストライクが前に出たが、並ばれてから差し返したホットロッドチャーリーがゴール前再度差し返してのゴール。これが4度目の重賞制覇となった。

2着にリッチストライクが入りハッピーセイバーは4着、アートコレクターは5着に敗れた。

 

 

トーマスオブライエンS(G2)仏2歳 芝1600m

勝ち馬コンティニュアス(Continuous)(牡2)

映像https://youtu.be/CdedOjebFpw

Cスミヨン騎手が落馬をさせるという一件があったせいでレースの印象が薄くなってしまった同レースですが、レースはRムーア騎手騎乗のハーツクライ産駒コンティニュアスがきっちりゴール前抜け出して連勝で重賞制覇。クラシックに向けては注目の存在となってきそう。

母はフラッフでフラッフの全姉にG1勝ち馬でサクソンウォリアーの母でもあるメイビーがいる血統。本馬はサクソンウォリアーのいとこにあたる。ハーツクライも結果を出したとなるとこの牝系は日本の血統と相性がいい血統なのかもしれない。