2021/4/17豪競馬 古馬中距離路線

4/17 クイーンエリザベスS(G1) 2000m

https://youtu.be/nsd9U4GX6ZU

1着 アデイブ(父ピヴォタル) セ7 3.2 2人気

2着 ベリーエレガント(父ゼド) 牝5 2.3 1人気

3着ダラサン(父ダラカニ)牡4 41.0 7人気

 

以前紹介したランヴェットSワンツーの再戦。これが4度目の対決となった。

昨年はダノンプレミアムが出走し注目を集めた同レース。

今回も人気は完全に二強オッズで昨年の勝ち馬アデイブと昨年の2着馬のベリーエレガントが人気からも一騎打ちの様相。3番人気には昨年のコックスプレート勝ち馬サードラゴネットが続いた。

 

レースは好スタートからハナを叩いたダラサンが先頭。三番手の中にいる赤い勝負服の馬がヴェリーエレガント。その少し後ろ5番手外にいる黄色い帽子がアデイブ。1000mあたりでアデイブがスーッと押し上げていったのに対してヴェリーエレガントが折り合いを欠いて5番手に後退。道中終始折り合いを欠きばがらも3角あたりでスーッと前へと取りついて4番手外で直線へ。アデイブは4角で逃げ馬の外を追走している黄色い勝負服の馬。

直線は出走馬7頭が横に広がって一段で直線に向く。内から三頭目からアデイブが抜け出して先頭に立ち、内で粘るダラサン、外から追い詰めるヴェリーエレガント。

しかし、最後まで差を詰めさせなかったアデイブが先頭でゴールし、前走のリベンジに成功。昨年からの連覇となった。ヴェリーエレガントは昨年に続きまたしても2着。

 

勝ったアデイブは昨年に続き連覇。ヴェリーエレガントとの対戦成績を3勝1敗とした。

アデイブは昨年秋に英チャンピオンで今年に入って重賞連勝のスカレティ、名牝マジカルを撃破し、昨年はG1を3勝しここが年明け2戦目。今期G1初勝利。

 

2着馬ベリーエレガントは昨年に続き2着。ただレースは終始折り合いを欠いており前走のようなスムーズな競馬ではなかった。ただ、それでも1/2差の2着まで来ており、力が上位であることは間違いない。昨年はこのレースが今期最終戦だったのでおそらく今年もこのレースを最後の夏まで休養と思われる。
以前にも説明したが、これまでのG1勝利は1400m,1600m,2000m,2400mと4つの異なるカテゴリーでG1を制しており、今シーズンは1400m~3200mまで幅広い距離に出走した。個人的にメルボルンCは昨年7着と敗れたものの差のない競馬ではあったのでぜひともリベンジしてほしい。